自分の名前でドメインをとって自宅のパソコンをサーバーにして運用するという酔狂なことを始めてもう6年になる。ということに気付いたのも、ドメイン業者から「登録期限日のご案内 本日が期限です!!」というメールが来たからで、あわてて支払いをしたところだ。今までは2年づつ更新してきたが、当面やめる予定もないので4年更新にしてみた。
なんで6年前に自宅サーバーを始めたかというと忘れもしないフレッツISDNが始まったからで、フレッツISDNが当時の私にとって安価に使えるようになった初めての常時接続環境だったからである。その後、2,3年で私の環境もフレッツADSL、Bフレッツと急速にブロードバンド化した。
そういえば、インターネットがブレークし始めた1995年ころは「日本はインターネット後進国で、ゴア副大統領の号令のもと光ファイバーの設置を進めているアメリカに比べると10年遅れている」などと言われていたが、今は駅前でPSPをおまけにして光ファイバーの勧誘をしている始末である。日本がブロードバンド先進国になったのが、ソフトバンクの孫正義のおかげであることに異論がある人はいないだろう。
さて次にドメイン業者から更新のメールが来るのは4年後の2010年である。いったいどうなっていることやら…。
前回のエントリーで日本ではコンテンツ市場が育っていないなどと書きましたが、私が「ガイアの夜明け」についで好きな番組がフジテレビの「ザ・ノンフィクション」である。毎週日曜日の午後2時からのドキュメンタリー番組なのだが、昼下がりのスポーツ番組や芸能人が外国に行く番組ばかりの時間帯なので、周りでも意外に見ている人は多い。ただテレビ欄には番組名の「ザ・ノンフィクション」はなく毎回の内容で載っているので、「ザ・ノンフィクション」とは知らずに見ているようだ。
今週はちと映画「UDON」のプロモーションっぽいが、讃岐うどんの老舗の店に入門して独立する若者を追ったもので面白かった。京都出身の大学生だった主人公の男の子はヒッチハイクで四国を旅行中にたまたま乗せてくれた人が「やまうちうどん」という讃岐うどんの名店に連れて行ってもらい、感動してそのまま弟子入り。師匠に「一人前になりたかったら3年はしんぼうしろ」と言われて3年間ひたすらとうどんを作り続ける。で、3年たって独立する話。この男の子がまたなんというか純朴でついつい応援してしまい引き込まれて見てしまった。
この番組最近では、消えそうになっている芸者文化をなんとか次世代に残そうとがんばっている渋谷の芸者さんや、柴又の草だんご屋で奮闘する跡取りなどゴールデンタイムの番組がとりあげないようなテーマを丁寧に追いかけて毎週見せてくれる。この番組も「ガイアの夜明け」と同様お金払う価値ありです。ハードディスクレコーダーを持っている人はだまされたと思って登録してみてください。フジテレビの日曜日の昼の2時です。
讃岐うどんについてはよく会社の先輩のヂュンコさんから聞いていたのだがこの番組を見てますます食べてみたくなった。今度実家に帰ったときに行ってみよう。そういえば長い間うどんって食べてないなー。あと映画「UDON」も見に行きたくなりました。