私は本や人のブログに感化されやすい。すぐに冷めるのだが「そうか、知らなかった!」と感動してすっかり洗脳されてしまう。有名なブログChikirinの日記の作者が書いたこの本もそうだ。やや長いが、冒頭「目標は低く持ちましょう!」からの引用。
日本の将来に悲観的な人の多くはそもそも期待値が大きすぎるのです。たとえばそういう人は「世界第2位の経済大国である日本」を維持したいと考えてたり、「国際社会でリーダーシップを発揮し、諸外国から尊敬される日本」を夢想しているようです。 たしかにこんな体たらくの国でそんな高い目標を掲げたら悲観的にもなるでしょう。でも、そんた高みを目指す必要ないのです。 世界には200もの国があります。そのなかで世界2位とは、トップ1%です。あなたは今まで自分の人生において、トップ1%を目指したことがありますか?
これを読んで「そうだ!そんなに頑張らなくていいんだ。今日は月曜で出勤中だけど、休みにして帰ろうか?」と真剣に考えてしまった。そのようなことをTwitterでつぶやいてたら、日中会社であった人に「あんなことつぶやいていたけど、あんたこれ以上ゆるくしてどうすんの?」と言われてしまった。
まあ、冷静に考えたらそうか。 まあ、頑張らなくていいというアドバイスは私には不要でしょうが、「10年以上のローンはダメです」とか「日本は素晴らしい国」とか「日本はアジアのイタリアに」とか「所有という時代遅れ」とか普通だったら「なぜ〇〇は××なのか?」などのキャッチーなタイトルをつけて1冊の新書に出来そうな内容がてんこ盛りなのでおすすめです、ハイ。