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最初は快適だったSSDが遅くなったらDefragglerでリフレッシュ出来るよ!

よくパソコン雑誌に「物理的なヘッドの移動がないSSDはランダムアクセスに強いのでファイルシステムに断片化(フラグメンテーション)が発生しても全く問題なし!」と書いてあり、私も最初はそう思っていたのだが、SSDを使っているうちに明らかに遅くなり、やがて「プチフリでハングしている時間の方が長いんじゃないか!」とう状況になってしまったので重い腰を上げてちょっと調べてみた。すると、以下のサイトによるとやはりデフラグによりランダムライトが速くなる(最初の速度に戻る)とあるではないか!

結論:SSDだからこそデフラグは要ります。でも条件付。 : パソコントラブル出張修理・サポート日記

なぜランダムアクセスに強いはずのSSDでデフラグが有効かというと、理屈は以下である。まずSSDの書き込みはブロック単位で行われる。そしてたとえブロック中の1バイトしか更新しなくてもブロック全体を別のブロックに書き出す必要がある。それ故SSDの場合小さい書き込みのコストが非常に大きくなる。もちろん、もともと小さい書き込みは仕方ないのだが、ファイルシステムが断片化してくるとたとえ大きな書き込みでも新規領域の場合、OSが断片化された空き領域を細かく再利用し始めるので小さいアクセスが頻発する。すると、SSDの実際の書き込み多くなりプチフリが頻発し始めるというわけである。

defraggler

というわけで、半信半疑で上記サイトのおすすめのDefraggleの「空きディスクのデフラグ」を試してみたところ、頻発していたプチフリがすっかり姿を消した。この対応はキャッシュ付きの高級SSDであっても、たとえキャッシングしていても小さい書き込み時の効率は落ちるはずなので有効だと思われる。月に一度くらいでこのツールでお掃除するのが苦にならなければ廉価版SSDでも十分効果的ですよ。ちょっと古いパソコンリフレッシュしたい人は是非!

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