大学院時代の知り合いにもう何年も会っていないので(とはいえブログは毎日チェックしてたりするわけですが)、久しぶりに飲みましょうと声をかけて久しぶりに呑むことに。場所は角川さんおすすめの「魚ひろ」。くわしくは、一緒に飲んださいとさんのブログにありますが、かなりおいしい魚を食べ、かなりおいしい日本酒を飲むことが出来ました。角川さんはかなり常連のようで、お酒がきれたら店員を呼んで、「すいません、お酒ください」と言うと毎回おすすめのお酒を持ってきてくれて、どれもおいしかったです。こんなに日本酒をたくさん飲んだのは4,5年ぶりでしょうか。
飲み会も研究室のメンバーの消息について話したり、学生時代と同じように理屈っぽいディスカッションをしたりで楽しいひとときでした。このお店、ちと遠いですがまた行ってみたいと思います。
みんなやってるのかも知れないけど、「最近話題の仮想ソフトのXenの資料を見てきたらよく出てくるHVMって何の略?」とおもったら、「”HVM stands for” Xen」でぐぐるといいです。ちなみに”stands for”は〜の略であるという意味なんで略語を調べるのに便利です。
ここで関連のXenというキーワードも入れるのがミソで、これがないとHVM=High Velocity Missileなどという間違った知識(正解はHardware Virtual Machine)をつけてしまうので気をつけましょう。世の中は広くてだいたいどの略語も別の略語があったりするもんです。
この本は本屋で見つけ中身を見ずにそのままレジに。なぜかというと作者が川俣 晶さんだからだ。昔なにげなく読んだコラム「20年前の言葉」がかなり心に響いて今でもときどき思い出すぐらいインパクトがあったからだ。川俣さんは「短いプログラムは無条件で正しい。なぜなら、短いプログラムは短いというだけで実行速度も速く、理解も容易であるからだ」というトンデモ説を若い頃に見つけて、それから20年プログラマーとして働いてやはりこの説は正しいのではないかと書いている。私もこのコラムを読んで直感的に賛同した。ただ川俣さんがこのコラムで次のようにに書いているように証明出来ていないし実践することは出来ない。
短いプログラムは正しいという原則は、筆者が正しいように思えると感じているだけで証明されたわけでもないし、正しいということを保証できないことは、明確にしておく。
最後に1つだけ注意を述べよう。短いプログラムは正しいという原則は、ほとんどの職場では実践できない。なぜなら、プログラムの値段はステップ数や人月を基準に計算されることが多く、できるだけ大きなプログラムを作った方が売り上げがあがるからだ。それは、筆者が開発の現場から身を引いた理由の1つでもある。思いどおりにプログラムを書こうと思ったら、趣味でプログラムを書きながら技術解説屋をやるしかない、ということである。
「川俣 晶 20年前の言葉より」
さてこの本だが、前半部分のGoogleやAmzon、はてななどの解説はそれらのサービスを使っているような人には特に目新しいところはないかもしれない。しかししかし、6章以降のWeb1.0のバブルが何故にバブルだったのか、Web2.0の会社はどのようにあるべきか、現在成功しているWeb2.0の死角など、ありそうでない分析がエンジニアの視点から淡々と解かれており非常に充実したものであった。とても読みやすくさくっと1日で読めるのでとてもおすすめです。
タイトルそのまんまですが…。なんで普段は普通に話してる間柄なのに留守電やメールだと「ですます」の丁寧語になるんでしょうか?私の仮説は、メールや留守電は第三者が見たり聞いたりする可能性があるから、それに備えて敬語という説。どうでしょ?
「コラテラル」という映画で、ジェイミーフォックス扮するタクシードライバーが「10分あったらバケーションにいつでもいける」と運転席のサンバイザーの裏に美しい南の島の写真を入れていた。疲れたときは綺麗な動画や写真を見ると少しリフレッシュします。次のYouTubeの動画は最近のお気に入りで、何度も見ています。Masatoさんのブログ「LegacyFree」で見つけました。
あと「まるでフィクションのような風景」もお勧め。次の中でも写真は一番お気に入りの写真です。このページははてなブックマークで見つけました。
また、たまには壁紙を変えてみましょう。InterfaceLIFTのページには高解像度の美しい壁紙がいろいろとあり無料でダウンロードできます。
さらにスクリーンセーバーも美しくしましょう。GooglePackに入っているGalleryPlayerを入れると自分のパソコンが美術館のようになります。無料で何枚か美しい画像が付属しており、さらに気に入った絵や写真を買うことも出来ます。ちょっとカタログを見てみましたが、お金を取るだけあってため息ものの美しさです。
ことの始まりはCeleron Mだった。このsaitoudaitoku.comをホスティングしているサーバーはいろいろあって今はPentium4 3GHzという非常に電気を消費する、どちらかというとあまり地球に優しくないCPUだ。もちろんこれは一時的なもので、ちゃんと策がある。それはPentium4のマザーなのに省エネのPentiumMを装着できる怪しい変換パーツ(通称下駄)のCT-479の投入である。これにより一気に省電力のPentium Mに移行して電気代を大幅節約という算段だ。さてこの下駄、バスクロック533MHzもOKということなので、ここはPentium Mの廉価版のCeleron Mでバスクロックが533MHzのCeleron M 410 (1.46GHz)をチョイスしてCT-479と一緒に通販で注文。が、このCeleron M商品到着後使ってみようとしても初期不良なのかちっとも動かない。さて、ここまで読んで私が犯したミスに気づいた人はかなりマニアです。
実は、Celeron Mという名前から勝手にPentium Mの廉価版だと思っていたが、なんとそれは3xxのものだけで、バスクロック533MHzの4xxシリーズはなんとCore Duoの廉価版ということが判明。普通なら泣きながら通販で代わりのCPUを発注するところだが、久しぶりに秋葉原にお出かけ。もちろん、このまま間違えを認めず一気にCore DuoマザーとDDR2メモリー購入にひた走るという案もよぎったが、大人なので我慢。ラッキーにも1.2GHzのCeleron Mを見つけてゲット。5,000円もしませんでした、使えないCore Duo Celeron Mはヤフオクで売る予定。
で、満足して秋葉原をぶらついていると前から欲しかった黒くて10キーがなくて打ち心地のいいキーボードのRealforce 91Uを発見。店頭で試し打ちをしてみてあまりの打ち心地のよさに惚れて思わず購入。また散財してしまいました。
「ダニー・ザ・ドッグ」に続いて観たのが「大停電の夜に」だ。どこかで読んだのだが、数年前のニューヨークの大停電をインスパイアされて作ったとのこと。これも良かった。が、一つだけ注意事項。これを観る場合は必ず夜、それも遅めの時間に観ることをお薦めする。
舞台はクリスマス・イブの東京。何かの原因により突然、東京が大停電になる。そのクリスマス・イブに失恋した女がホテルの店員とエレベーターで二人きりになったり、久しぶりに出所して恋人に会いにいったら彼女が再婚してて、しかもその彼女が停電で止まった地下鉄の中で子供が生まれそうになって助けたり、自殺をしようとしている女性がたまたまそれを目撃した少年とめぐりあったり、長年連れ添った夫婦の妻が秘密を打ち明けたりと、その他もろもろのストーリーが10人ぐらいの個性的なキャラにより折り重なって行く。
そのなかでもひときわ光っているのは豊川悦司で、夢に破れたジャズバーのマスターの役。停電で店が開けられないところを、ひそかに豊川悦司に興味を持っていた向かいのローソク屋の女の子、田畑智子が自作のローソクを大量に使ってジャズバーが営業出来るようにしてあげる。そして、停電で真っ暗の東京の路地裏のジャズバーがローソクの灯りにより、ため息が出るくらい美しくライトアップされる。ああ、このシーン今まで観た映画の美しいシーンのベスト10に入ります。さらにその美しい映像にたたみかけるように流れるのが、有名なアルバム「Waltz for Debby」の1曲目の「My Foolish Heart」である。このシーン、絶対にお酒が飲みたくなります。
その客のいないジャズバーで、豊川悦司が過去の苦い恋愛を会ったばかりの、聞き上手な田畑智子についつい話していきつつ、このジャズバーが舞台となりつつ物語は進行する。それにしても感心するのは、男の私からしても魅力的な豊川悦司。やっぱこの男はすごい。
あとあと秀逸なのが、予告編だ。予告編といえばレンタル、セルDVDを問わず低ビットレートで2Ch音声、16:9の映像を上下を切って4:3の比率で入れたりした悲惨なものが普通だ。が、この予告編はいい。思わず映画館で予告編を観ている気分になる。関係者の皆様、他の映画でも出来るだけ予告編もちゃんと収録してください。
ともかく、ちょっとロマンチックな気分になりたいときにおすすめの映画です。たまには邦画もいいもんですよ。