このブログをホスティングしているのはCeleronMの普通の自作PCなのだが、ハードディスクを4つ入れているのでケースが共振して10秒ぐらいの周期のブォーンといううなり音になやまされていた。
ちょっと調べてみるとよさそうなのがAntecというメーカーのSoloで、こいつはハードディスクがうならないようにゴムで釣るサスペンションマウントという機能がある。先週近所のPC屋で12,000円ぐらいで売っていたのを確認したので早速ゲット。ただサスペンションマウントだとハードディスクは3つしか入らないので、普通にHDDトレイを使っていれた。HDDトレイでもシリコンのインシュレーターの上にマウントするので防振が期待できる。それにHDDトライならHDDが4つ入るのでぴったりである。
まだ組みあがったばかりだが、PCケースも着々と進歩していることを実感。かなり組みやすい上、随所で上質な作りになっているのを感じる。そして美しい。気になる騒音も今のところ満足。おすすめの一品です。
この週末の土曜日に私の好きな作家の桐野夏生が書いた、これまた私の好きな女優の常盤貴子が主演している玉瀾というドラマを予約録画していたのだが、気付くと愛用の日立のハードディスクレコーダーDV-DH500Wから明らかにハードディスクの異音がしている。リセットすると案の上、「HDDが読めません」みたいなエラー。そういえばかなり温度高かったよなーと思いつつ買った日を調べてみたら購入後1年と3ヶ月経過しており保証期間が過ぎていた。日立タイマー?
いずれにせよ500Gのハードディスク 交換となるとそれなりに修理代がかかりそうだ。もしかしてと思いグーグルで検索してみるとやはり換装出来るようだ。HITACHI製 DV-DH250WのHDD置換実験を見ていけると踏み、さっそく近所のPC屋でセール品のWestern Digitalの500GBをゲット。後で気づいたのだが、この値段今週のAKIBA PC Hotlineの最安値とぴったり同じだった。
さっそく帰って換装してみたところ、何事もなかったかのように正常に録画できる。油断してうっかりもともとの壊れた純正ハードディスクにマジックで「HDDレコーダー、故障」などと書いちゃいましたよ。もう修理に出せません。とほほ。
ひょんなことからDD-WRTなる無料の無線LAN基地局のファームウェアDD-WRTなるものを見つけた。詳しくは無線LANアクセスポイントの機能を強化するファームウェア「DD-WRT」にあるが、これ以上ないという拡張ぶりである。
既存の無線LANアクセスポイントや無線LANブロードバンドルータの代替ファームウェアとして機能し、VPN機能やQoS機能、SSH、Syslog、 Samba、SNMPによる管理、Telnet、UPnP、VLAN、Wake On Lanなどの機能も利用可能になり、暗号化もWPA/TKIP、AES、WPA2、RADIUS認証などが可能になるというとんでもないものです。
なにげに対応ハードウェアを見てみると家で使っているBuffaloの無線ルーターのWHR-G54Sも含まれていた。とというわけで早速このファームウェアを入れてみた。一応は動くのだがWEBのアクセスでかなりひっかかる。とくにasahi.comやmicorosoft.comなどがちゃんと表示されない。2chの該当スレにも同様の報告があったのでまあそんなもんなんだろう。
このファームウェアはlinuxなのでtcpdumpあたりを入れてさらに追求という手もあったが、ルーターの設定をあれこれ変えるというのはインターネット接続が切れたりするのであまりじっくりと出来ないのであきらめた。無駄な知識としては無線ルーターってだいたいWAN1ポート、LAN4ポートとかついてるがハードウェア的には全部同じスイッチにぶらさがっていてソフトウェアでVLANにしていたということなどを発見。
結局苦労してもとの純正ファームにもどしたが、下手をすると無線ルーターをおしゃかにするリスクはかなり高いので試されかたはリスクを覚悟した上で。ちなみにこのファーム、FONのルーターLa Foneraにも入りますが大人な人はそんなことはやめましょう。
さて、先日FONを設置したのだが電波はどの変まで届いているのか調べてみた。電波強度をリアルタイムで確認する必要があるのだが、ノートパソコンを持ってうろうろしていると怪しいのでPSPを利用。ネットワーク設定のテスト接続の結果画面は意外にもリアルタイムに電波強度を表示する。
まずはマンションの前の道で計測。部屋は3階なのだが窓際においているせいか90%をマーク。その後、20mくらいはなれた近所のコンビニまでいくとぎりぎりの10%ぐらいだった。一方、FONを設置している窓とは逆向きの道だとマンションの真下でも10%しかない。
結局圏内にはネットを使いそうなコーヒーショップなどもないのであまり使われないのかもしれないが、それでも一定の範囲では使えることを確認しました。
ちょっと前に話題になったPaul Graham(「ハッカーと画家」の著者)による「マイクロソフトは死んだ」という文書があるがその中で以下のようにある。
驚くべき事実は、卓越したハッカー――危険なほど卓越したハッカー――は、マイクロソフトぐらいリッチな企業の基準にあてはめると非常にお安く雇えること。つまり、もう一度競争者になりたければ、マイクロソフトがそれを可能にする方法は以下の通り。
- 優れた「Web 2.0」スタートアップをすべて買収する。実質上彼らが Facebook に支払わなくてはならない額よりも安価で全部を買えるだろう。
- 彼ら全員をレドモンドからのどんな接触からも保護する遮蔽材に囲まれたシリコンバレーのビルに置く。
マイクロソフトは決して実行しないだろうから、私はこれを安心して提案できる。
今日、「Microsoft、シリコンバレーのチームがステルスモードで次世代検索エンジン開発へ」という記事を読んでもしかしたらこれはPaul Grahamへの答えなのでは?と思ってしまった。考えすぎだろうか?
ある情報源によると、Microsoftは20人以上のスーパースター・プログラマーのチームを結成、次世代検索エンジンの開発に当たらせることにしたという。このチームは最近MountainViewのMicrosoftシリコンバレー本部に集められたとされる。
もはやすっかり普及している無線LANだが、「みんなが基地局を第3者に開放したら世界中どこでも無線LANが使えるのでは?」と思ったことはないだろうか?私の好きな中嶋さんもブログの エントリー「アフィリエイト型公衆無線LANサービス、『元気玉』」にて指摘している。
私自身がもしこれから無線通信事業に乗り出すのであれば、迷うことなく、上で述べたような加入者の無線ルーターを基地局として使う、「インフラの不要なビ ジネスモデル」を採用する。とは言っても、駅でADSLを無料で配布するような資金力は無いし、いまさらそんなことをする時代でもないので、よりユーザー の力を借りた「元気玉的」なビジネスモデルがベターだ。
この中嶋さんのエントリーは2年ほど前だが、今ではなんと同様のアイデアのサービス「FON」が存在する。FONのホームページでは専用のルーター「LA FONERA」が1,980円で販売されており、このルーターを購入して自宅など有線のインターネット接続がある場所に設置すると、フォネロと呼ばれるメンバーとなり、第3者に無線LAN接続を提供する代わりに、世界中のFONのアクセスポイントが利用できるようになる。
というわけでさっそくLA FONERAを申し込んで設置してみた。 申し込んで判明したのだが実際には代引き手数料などが別途必要で合計では2,925円だった。設置はシンプルで電源と既存のネットワークに付属のケーブルで接続するだけ。設定は最初の起動時に暗号なしのアクセスポイントとして起動するので、すかさず無線で接続してFONのホームページにアクセスして自分のルーターとして登録する。なのでつなげたまま初期登録しないまま放置しておくと第3者のルーターとして登録されてしまうおそれがあるので要注意。
さて設定が完了すると 晴れてフォネロとなり世界中のアクセスポイントが利用できるようになる。人様の設置したアクセスポイントを利用するには、FON_*というアクセスポイントに暗号化なしで接続して、自動的に飛んでいくFONのホームページで認証というよく海外のホテルなどにある方式である。また自分が提供しているアクセスポイント経由で別のユーザーが自分のプライベートLANにアクセスすることは当然ながらできないようになっている。
設置してみてまず気づいたのは、このルーターは第3者にパブリックなアクセスポイントを提供すると同時に、プライベートなアクセスポイントとしても動作することだ。私の家にはもちろん既存のアクセスポイントがあるので不要だが、まだ無線LANが導入されていない人には意外におすすめである。
またイレギュラーな使用方法として、自分の家のサイトがネットワーク外部からどのように見えるかという使い方を思いつき試してみたがうまくいかない。自分のサーバー、つまりこのブログなどが見れないのだ。でもまあネットワークの仕組みを考えるとまあさもありなんという感じ。
さて、FONのホームページではGoogle Mapとマッシュアップして世界中の利用可能アクセスポイントが見れるFON MAPがある。早速確認してみたところ私のルーターもしっかり登録されており、なんだか知らないが世界に貢献した気がする。近所に寄られた方はぜひとも利用してもらいたい。またホームページでは何人使ったとかどれくらいの通信料があったか確認できるので今後が楽しみである。
今朝のテレビは「今日はかさを持っていると安心です」といっていた。しかし、昼飯時には仕事をしているのがもったいないほどのいい天気で「天気予報外したな。かさ忘れたけどちょうど良かった、ラッキー」などと思っていた。
で、午後に訪問したお客様のなにげない一言、「斉藤さんが来る日は、いつも雨ですね」により雨が降っていること、そして生まれて初めて雨男に認定されたことに気づく。おまけにミーティングを続けていると激しく雷が鳴り、瞬電(瞬間的な停電)。IT担当者であるお客様はサーバーが無事かを確かめにふっとんでいく始末。
ミーティングが終わって帰ろうとしたらいつもはすぐにつかまるタクシーがいない。さらに、周りからは「落雷で電車が止まっていて…」などと不吉なことが聞こえてくる。結局、同僚のYさんが苦労して呼んでくれたタクシーに乗り、渋滞している道で駅まで行き、ぎゅうぎゅうの臨時電車で 帰ってくる散々な一日。で、家について気づいたのは「あ、やっぱ朝見た天気予報当たっていた。ばかにしてすまんよ、気象予報士よ」ということです。