ひょんなことからDD-WRTなる無料の無線LAN基地局のファームウェアDD-WRTなるものを見つけた。詳しくは無線LANアクセスポイントの機能を強化するファームウェア「DD-WRT」にあるが、これ以上ないという拡張ぶりである。
既存の無線LANアクセスポイントや無線LANブロードバンドルータの代替ファームウェアとして機能し、VPN機能やQoS機能、SSH、Syslog、 Samba、SNMPによる管理、Telnet、UPnP、VLAN、Wake On Lanなどの機能も利用可能になり、暗号化もWPA/TKIP、AES、WPA2、RADIUS認証などが可能になるというとんでもないものです。
なにげに対応ハードウェアを見てみると家で使っているBuffaloの無線ルーターのWHR-G54Sも含まれていた。とというわけで早速このファームウェアを入れてみた。一応は動くのだがWEBのアクセスでかなりひっかかる。とくにasahi.comやmicorosoft.comなどがちゃんと表示されない。2chの該当スレにも同様の報告があったのでまあそんなもんなんだろう。
このファームウェアはlinuxなのでtcpdumpあたりを入れてさらに追求という手もあったが、ルーターの設定をあれこれ変えるというのはインターネット接続が切れたりするのであまりじっくりと出来ないのであきらめた。無駄な知識としては無線ルーターってだいたいWAN1ポート、LAN4ポートとかついてるがハードウェア的には全部同じスイッチにぶらさがっていてソフトウェアでVLANにしていたということなどを発見。
結局苦労してもとの純正ファームにもどしたが、下手をすると無線ルーターをおしゃかにするリスクはかなり高いので試されかたはリスクを覚悟した上で。ちなみにこのファーム、FONのルーターLa Foneraにも入りますが大人な人はそんなことはやめましょう。
特定のサイトを見れないのはMTUを正しく設定していないから
日本の仕様にあわせたら無問題