サーバーが増えてきたので、といってもほとんどXenのサーバーなのだが、そろそろサーバー監視をせねばと思い統合監視ツールのNagiosを導入したのだが、いきなり「ルートパーティションの残り少ないよ!」と言われたので増設。
もともとVMwareでインストールしたディスクイメージはファイルで、ファイル=物理ディスクでルートパーティションとSWAPパーティションの2つがある。で、このルートパーティションを増やしたのでメモ。参考にしたのは次のサイト。
検閲Tech: Dom0からDomUのイメージファイルをディスクデバイスとして扱う
まずは、DomainUを停止して古いイメージをバックアップ
# cp reborn.img reborn.img.org
次にこのイメージファイルに追加書き込みしてサイズを増やす。オリジナルのサイズは20Gバイトで、これに10Gバイト追加する。ちなみに下の例のようにddコマンドで30Gバイト-1Mバイトまでスキップして1Mバイトだけ書くと瞬時に完了する。こうするとCopy On Writeになるので実際に利用するときまでディスクへの書き込みは遅延される。ゆえに最初はディスクもほとんど消費しないので省エネなのだが、これだけのサイズを確保しているわけではないのでディスクフルになると大変なことになるので気をつけよう>私。
# ls -l
合計 20086696
-rw-r–r– 1 root root 21474836480 2008-06-26 08:00 reborn.img# dd if=/dev/zero of=reborn.img seek=30719 bs=1M count=1
1+0 records in
1+0 records out
1048576 bytes (1.0 MB) copied, 0.035053 seconds, 29.9 MB/s
次にfdiskを使っていったんパーティションを削除して(ドキドキ)、次のように変更する。守るべき点は、ファイルスステムの開始セクターは同じこと、かならずサイズは増やすことの2点である。SWAPパーティションは作り直すので開始セクターがずれてもいい。
(編集前)
Disk /dev/loop1: 32.2 GB, 32212254720 bytes
255 heads, 63 sectors/track, 3916 cylinders
Units = cylinders of 16065 * 512 = 8225280 bytesDevice Boot Start End Blocks Id System
/dev/loop1p1 * 1 2550 20482843+ 83 Linux
/dev/loop1p2 2551 2610 481950 82 Linux swap / Solaris(編集後)
Disk /dev/loop1: 32.2 GB, 32212254720 bytes
255 heads, 63 sectors/track, 3916 cylinders
Units = cylinders of 16065 * 512 = 8225280 bytesDevice Boot Start End Blocks Id System
/dev/loop1p1 1 3850 30925093+ 83 Linux
/dev/loop1p2 3851 3916 530145 82 Linux swap / Solaris
このままだと30Gバイトの器に20Gバイトのファイルシステムの状態なので直す必要がある。まずはパーティションを変更するために空いているループバックデバイスをゲット。
# losetup -f
/dev/loop1
このループバックデバイスにイメージファイルをマッピングする。
# losetup /dev/loop1 reborn.img
そんでもってこのloop1のパーティションを読み込ます。これで/dev/mapper以下にループバックデバイスのパーティションが現れる。コマンドはkpartxなのだがDebianの場合、testingでないと提供されていない(2008/06/26現在)。
# kpartx -a /dev/loop1
で、fsckでチェック。
# e2fsck -f /dev/mapper/loop1p1
e2fsck 1.40-WIP (14-Nov-2006)
Pass 1: Checking inodes, blocks, and sizes
Pass 2: Checking directory structure
Pass 3: Checking directory connectivity
Pass 4: Checking reference counts
Pass 5: Checking group summary information
/: 390908/2557216 files (0.8% non-contiguous), 4413250/5120710 blocks
いよいよファイルサイズを増やす。
# resize2fs /dev/mapper/loop1p1
resize2fs 1.40-WIP (14-Nov-2006)
Resizing the filesystem on /dev/mapper/loop1p1 to 7731273 (4k) blocks.
The filesystem on /dev/mapper/loop1p1 is now 7731273 blocks long.
最後に新しく作ったSWAPパーティションを再作成。
# mkswap /dev/mapper/loop1p2
Setting up swapspace version 1, size = 542863 kB
no label, UUID=b4e99967-5f4c-45ef-acab-25bd89ff8d5d
後始末としてループバックを解除して、VMを起動する。
# kpartx -d /dev/loop1
# losetup -d /dev/loop1
ちなみにこの方法だと、変更できるのは後ろが空いているパーティション1つだけだ。本来ならpartedでやるのだが、なぜかDebianのetchだと”File system has an incompatible feature enabled”なるエラーが出来てresize出来なかった。
二日目もほとんど最後まで出席しました。終わってから思ったのは発表者の選定がRubyの全分野を網羅するようにものすごく考えられていたこと。おかげで二日間聞いているとRuby全般についてかなり網羅できたと思う。ま、消化が大変なわけだが。
これだけのコミュニティに成長したRubyを育てた松本さんももちろんすごいのだが、これだけのコミュニティを育てたRubyコミュニティの人にも本当に頭が下がる思いです。またRubyKaigiを運営したスタッフの皆様おつかれさまでした。
RubyKaigiでの田中さんのセッションの「Matzを説得する方法」の中で出てきた言葉。可能な限りシステムで自動調整させてユーザーの負担を減らすべし!ということだろう。
また名前にはものすごいこだわりがあって、機能ははっきりしていても名前が決まらないと実装されないらしい。
週末はRubyのカンファレンスRubyKaigi2008に参加するために「つくば」まで来てる。つくばエクスプレスって早いですなー。朝は少し寝坊したものの、1日目はほぼすべてのセッションを聞いて懇親会まで参加。そして家に帰るのが面倒なのでビジネスホテルに宿泊。←今ここ
当日の詳しい様子は次をどうぞ。
RubyKaigi2008 スペシャル★レポート:RubyKaigi2008 1day Photoレポート[随時更新]|gihyo.jp … 技術評論社
松本さんの基調講演の質問タイムでささださんの「Matzにっきはどうしたのか?」の質問に会場から拍手。Rubykaigiのエントリーから再開するとかしないとか。
面白いという意味ではライトニングトークスが一番面白かったし感動したし共感した。他にはMacを使ってのデモをまじえてのプレゼンが異常にスムーズな人が何人かいてとても感動。
またメインセッションの会場で参加者(会場では無線LANが提供)によるまるでニコニコ動画のようなつっこみチャット(IRC)がメインのスクリーンの横の小さなスクリーンでリアルタイムで表示されていたのがかなり良かった。
懇親会では、いろいろな人に「仕事でRuby使ってますか?」と聞いてみたところ、「まずは社内システムから」とかやはりパフォーマンスで手こずるとかいろいろ。
というわけで今から朝ご飯食べて2日目に参加。
以前、あおるだけあおっておいて買ってなかったATOK 2008買いましたよ。もう2週間くらい使っているのだが、インストールしてシステムと相性が悪くて不整合なんてことはまったく無く安定して使えている。
で、変換効率はどうなったかというと長年の文節単位で変換する癖がまだ直っていないので何とも評価しにくい。というわけで今このブログのエントリーを文単位で変換するようにしている。文単位でもほとんど誤変換無く変換してくれるのだが、文単位だと一度書いた文をまた先頭から見直す必要があるので、どうしても混乱してしまう。
ATOK的には長い文を一気に変換した方が変換効率が上がるのだろうが、やはり貧乏くさく文節単位での変換がいいのでは?と思ってしまう。
などと思っていたら上のセンテンスはノーミスで変換してくれた。すごいです!ATOK。これなら文単位での変換でもいいかも知らないと思い始めました。
ほかにも便利な機能としては、入力中に過去の履歴から予測候補を表示してくれてタブキーを押すとそれが入力できるのは、便利。たとえば「よろしく」まで入力すると「よろしくお願いします。」と表示されるとか。
またネット上のストレージに自分の変換記録を保存できる機能もあるのだが、これはストレージサービスが必要で315円/月が必要になるのでまだ躊躇している。
ATOK.com:どこでも同じ入力環境を実現するATOK Sync
これからは文節変換の癖をやめて文単位の変換に変えていこう!と思いました。
インストールしてみました。描画はやっと思ったが、残念なことにブラウザー間でブックマークを同期してくれる愛用アドオンのGoogle Browser Syncが対応していない。しかもサポートも年内で切れるとのこと。
Google Browser Syncは2008年で終了、後継はMozilla Weaveが有力 | エンタープライズ | マイコミジャーナル
Firefox2を別のディレクトリにインストールして使っているが、はてどうしたものやら。ちなみにFirefox3が入っているところにFirefox2を上書きインストールするとまずいらしいので、別のディレクトリに入れるといいとのこと。
1周目完了。難易度はNAKED NORMALでプレイ時間は28:46:10。ちなみにNAKED NORMALは欧米版のEASYらしい。今までのシリーズをやった人は一つ上のSOLID NORMALぐらいがちょうどいいのでは?というのをネットで見かけた。
感想としてはやっぱりメタルギアソリッドはすばらしいの一言に尽きる。シナリオ、システム、キャラの動き、音楽、ゲームバランスのどれをとっても情熱と手間暇かけて作ったということがビシバシと伝わってくる。
例によってムービーが長いが高解像度で見ても十分耐える高品質さで人間の動きもかなりリアル。ストーリー重視の人はかなり楽しめるかと。ただ、前作のメタルギアソリッド1~3の謎をすべて解明!ということで、「ほう!」と思う反面、ちょっと説明が長すぎる気がした。
私は今までシリーズの2,3はやったのだがPS1のシリーズ1はやっていない。が、それでもシリーズの2,3で出てきたキャラが次々と出てくるのはとても嬉しかった。もちろん今回の4からという人にもちゃんと楽しめるようになっている。また今回のMGS4をきっかけにもう一度2,3をリプレイしてみたくなった。
メタルギアソリッド3のときにも書いたが、メタルギアソリッド4も日本が世界に堂々と誇れるエンターテイメント・コンテンツだと思う。PS3を持っている人はおすすめの一品ですよ。
前に書いたようにXbox360版のMGS4が出るという噂を根気よく待っていたのだが、6/12(木)の発売日になってみてもいっこうにそんな噂は流れてこない。
それでも、なんとか我慢していたのだがTwitterでのさいとさんの「MGS4が発送された」というつぶやきを見て、とうとう我慢できなくなりAmazonでプチッとクリックしてしまった。本当はクリアーブラックが欲しかったのだが無くなっていたのでサテンシルバー。
ワクワクしながら開始する。まだ少ししか進んでいないが画像もリアルでとても出来だ。ただMGS3と比べて圧倒的にいいかと言われると20%とか30%増しぐらいなのでは?という感じ。私の好みが画質よりもゲームとしてのクオリティ、特にストーリー性重視というのもあるのかも知れない。PS2のACE COMBAT 5が、数段画質が向上したXbox360のACE COMBAT 6より面白かったのが思い出される。
それにしてもACE COMBAT 6がXbox360限定供給だからとXbox360を買い、MGS4がPS3限定供給だからとPS3を買っている私は完全にメーカーの策略通りだ。
さて、Xbox360とPS3はほぼ同じタイトルが出る(特に私が好きなFPSの類は)のでどちらかで十分な気がする。というわけでXbox360はヤフオクで売ろうと計画中な今日この頃である。
前のホームベーカリーの日記へのコメントで「餃子の皮は作れるのか?」と聞かれたのでやってみました。参考にしたのは次のサイト。
手作り餃子★ホームベーカリーで皮作り~★ – きままなレシピ日記~趣味のお料理研究所~ – 楽天ブログ(Blog)
これによると皮の材料は40個分で、
強力粉 200g
薄力粉 100g
塩 小さじ1/2
熱湯 180cc
なのでそれぞれ半分で作成(20個分)。材料をホームベーカリーに入れてパン生地のコースを選んで開始し、最初の「ねり」が終わったところで停止するとそれらしきものが出来た。
で、次のレシピを参考にして具を作り皮に包んで焼くと
なんだか餃子らしきものが完成。写真の盛りつけはやる気0ですが…。今回の一番の失敗は皮だけどんどん作って皿に積んだこと。あとで具を包もうとしたらがっちりくっついていて結局またくっつけて皮を伸ばす羽目になった。市販の皮を使って餃子を作ったこともない割にはそれなりにちゃんと出来たのには感動。銀河高原ビールと一緒においしくいただきました。
皮の包み方は、次を参考にしたがちょっと難しい。今度は市販の皮でやってみようかね。
インプレスの渋いニュースサイト「家電Watch」で次の記事を見つけて欲しくなったのがナショナルのホームベーカリーSD-BH101だ。
コラム: 【新生活特集】結婚しても使える“最高ランク”の調理器具3点セット
この記事には次のようにある。ここまで書かれるといつか欲しくなるというものである。
1つ目の製品の「ランク」の話に関連するが、2つ目の理由は、ホームベーカリーは1万円代で民生用のパン焼き機としてトップクラスの製品が購入できるということだ。これは食べられずにはいられない。
あくまでも私の実感に基づく表現だが、ホームベーカリーで作った、正真正銘、今まさに焼き上がった、というパンの味は、「焼きたてです」の札がついた、パン屋のパンを遥かに超える。私など、この味にひとしきり慣れるまでは、バターもジャムも付けずにひたすらむさぼり食っていたくらい、「今まさに焼き上がった」パンの味は、買ってきたそれとは違う。
早速、通販でポチッとこのホームベーカリーを買って作ってみた。焼きたてだとたしかにバターなどをつけなくてもおいしい。あまりにおいしいので朝から切って食べてを繰り返しているとすぐに半分ぐらい無くなってしまう。もちろんトーストにしてもおいしい。
作り方も簡単で小麦粉(強力粉)、砂糖、塩、バター、牛乳を計って入れてセットすると勝手に作ってくれる。イースト菌は乾燥した粉のドライイーストだがこれも専用のポケットに入れておくと勝手に投入してくれる。また計るのも面倒という人には必要な材料が全部あらかじめパッキングしてあるパンミックスなるものもある。
またドライイーストではなく、天然酵母からパンを作ることも出来る。欠点としては1週間しかもたないパン種を作るのに24時間かかるわけだがこれも放っておくと出来るのでたいした手間ではない。天然酵母パンは、ドライイーストと違ってバターと牛乳が不要になるのでカロリーも少ないはずだ。それに天然酵母パンの方がもっちりとしておいしい。
さらにステキなのはパン生地やピザ生地を作れることだ。さっそく薄焼きピザを作ってみたがかなりおいしく出来た。具材を自分で選べるのもいい。前に一緒に仕事をした人が「ピザほど家で作るとレストランに比べて安くできるものはない!」と言っていたが確かにその通りだと思う。
さてこのホームベーカリーの注意点としては、始めるときはかならずかき混ぜる「パン羽根」を装着することだ。これを忘れるとおいしい焼きたてのパンの代わりに奇妙な物体とご対面する羽目になる。
これだけ楽しめて2万円しないというのはかなりお得なアイテムだと思う。でもまあこれだけ書いといてアレだがやっぱり朝はご飯と味噌汁と納豆が一番というのは変わらないです、はい。
前のエントリーで間違ってイメージを消してしまった私のXenのサーバーイメージだが、なんとまだ動いている。腑に落ちないのでちょっと調べてみたところUNIXでは誰かがオープンしているファイルを削除した場合、削除のシステムコールは成功するものの実際にファイルシステム上で削除されるのはオープンしているすべてのファイルがクローズしたときとのこと。これに対してWindowsではオープンしたプロセスがロックをとるので、オープン中のファイルを削除しようとすると「削除できません」というメッセージが表示される。
で、下のリンクのようにクローズする前ならサルベージする方法もあるのだが、loopbackデバイスのためかオープンしているプロセスを見つけることができない。
Open Tech Press | 削除したファイルをlsofで復元する
losetupコマンドでループバックデバイスにひも付いているイメージファイルのi-node番号も分かっているんだけど、復活させる方法はありそうでなかなかありそうでない。i-node番号をもとにハードリンクを作るとうまくいきそうなのだがlinkシステムコールの引数はファイルのパスのみだし…。
すでにバックアップからのイメージで動いているのでサルベージする必要もないわけだが、なんか気になる今日この頃です。