以前、このブログに書いたように7月の始めにiPhone 3GSを購入。かれこれ20日ぐらい使っている。うわさ通り、何をやってもさくさくと動き、電車の中や、スーパーのレジの待ち時間などちょっとでも隙間が出来たら前にも増してRSSを消費したり(=Webサイト閲覧)、Twitterでつぶやいたりしている。で、非常にやばいデータを見つけてしまった。
まあ、やばいデータと言っても単なる私のパケット使用量だ。Softbankのサイトで見れる請求書の内訳を見るとiPhone 3Gでアクセスした6月のパケット代が約5万円ちょっとだったのが、7月は今日の段階で約40万円以上になっている。とはいえ、いくら使ってもパケット代は定額の4,200円なのでむしろお得なのだが、3GSを使ったのが1ヶ月弱ということを考えると通信料が10倍近くになっており、いくらなんでもこれは異常だ。使っている時間も以前のせいぜい2倍ぐらいの感覚だったのに。結局、感覚的には2倍ぐらいしかなっていないが、定量的に見るとiPhone 3Gに比べてiPhone 3GSにすることにより、私に入ってくる情報量は10倍近くになったわけで、正直買って良かったと思っている。古い機種もオークションで3万ちょっとで売れたし。
それにしても、みんなこんなに定額でバンバン通信してソフトバンクのインフラは大丈夫なのだろう?とちょっと心配になってくる今日この頃です。
以下、大好きなまんがの「サルでも描けるまんが教室」略して「サルまん」の原作者の竹熊健太郎氏がヱヴァンゲリオン新劇場版 破を見た直後に講師をしている美大の教え子に感想を求められて言った内容。
「旧作とは全然違う。確かに大筋は一緒だし『エヴァ』には違いないが、もう別作品と言っていい。前回の『序』であえてテレビ版の序盤そのままをなぞって見せたのは、これをやるための前振りだということがよくわかった。確かにこういう“リメイク”は見たことがない。テレビ版や旧劇場版も傑作だったけれども、今度の『ヱヴァ』がもしこのテンションのまま完結するようなら、おそらく50年後も語り継がれるような大傑作になると思う」
「ヱヴァ」は品川駅を出発しました(ネタバレなし): たけくまメモより
最大級の賛辞!いやねここまで尊敬している人がベタボメしてたら誰でも行きますよ、ええ。
で、映画の感想だが、すごかったー。戦闘シーンはCGを使っているのか、テレビ版とは次元の違う迫力でハリウッド大作よりも全然胸がスカッとする迫力と爽快感だし、日常生活の異常なまでに細かい描写と妙にリアリティのある生活感に引き込まれてしまうし、登場人物がみんな個性的魅力的にまとまっているわで、なんか見終わって2,3日は頭の中をぐるぐると廻っているぐらいインパクトのある内容でした。ちなみに週末に港北ニュータウンの109で見たが、小さい劇場とはいえ完売。おそらく1席も空いてなかった。
映像美&音響は映画館で見る価値アリです。見に行ってない人は是非!
この本の著者の佐々木俊尚氏は、ネットのジャーナリストとしては一番好きで、著作でちょっとでも面白そうだったら基本的に全部買うことにしている。で、この「仕事をするのにオフィスはいらない」であるが、スターバックスや他人のオフィス、はたまた電車の中などどこでも仕事が出来るワークスタイルを取り扱っておりそれはそれで面白い。が、それよりも圧倒的に感動したのは、自分の愛用ツールをを紹介した第5章「クラウドを使いこなす」である。約70ページだが、有料・無料のクラウドの中のサービスを使いこなす方法満載で、この章だけでもこの760円の価値は十二分にあると言える。
私もRSSリーダーもiPhoneもDropBoxもオンラインのマインドマップも使っているが、どれもこれも佐々木氏の方が上を行っていると認めざるを得ない内容であった。手始めに佐々木氏が薦めているiPhoneのRSSリーダーのアプリ”Byline”を使うべく、Livedoor ReaderからGoogle Readerに乗り換えて、Bylineを試してみたところ、本当にステキだ。Livedoor Reader用のLDR TouchやAero Readerで不満だった点がことごとく解消している。私のiPhoneアプリの中で文句なく最高の出来だ。
どうすごいかについては、私にあったときに聞いてみて欲しい。おそらく聞きたいと思った以上に熱く語るので。
週末に旅行に行ったのだが、レンタカーの返却時間まで時間があったので行ってみた。以下、メモ。
8月いっぱい展示されているそうなので、ガンダム世代は迷わず行くべきでしょう。
3GSはスルーするつもりでスルー宣言していたが、大学院時代のTwitterの友人(複数)の「ゲットした」とか「もう戻れない」というつぶやきを見てかなり心が揺れ始める。別件で近所のヤマダに行って聞いてみると「在庫はあるが買い増し(機種変更)の人には売らない。一括で買ってもポイントつかない」とのこと。
Twitter経由で町田ヨドバシにあると聞き、そのまま町田へ。あるには、あるが、狙っていた16Gはなく32Gしかない。「まあ、3GSには動画機能もあるし、必要になるかも」と思い黒の32Gを購入。さて、気になるお値段だが、次のサイトなどを見ると、ソフトバンク発表の32Gの実質負担は30.240円と書いてある。
ソフトバンクに直接聞いてみた。iPhone 3GからiPhone 3G Sへの機種変更価格 : Gizmodo Japan(ギズモード・ジャパン), ガジェット情報満載ブログ
iPhone 3G S 32GB 機種変更価格
■ 6か月以上2年以上(すでにスーパーボーナスを組まれていると、割引額は2年以上の割引額が適用される)
支払総額 76320円
3180円(分割支払金)ー920円 1920円(月月割)=1260円/月
1260円×24か月=30240円(実質負担金)
しかし、これには罠があり、端末代を補助する月月割は同時に1つの端末分しか出ない。であるので実質負担額は、1920 x (24 – 現在の端末の利用月数)増えることになる。要は最初の端末の月月割の消失分である。ちなみに私の場合、昨年の8月に買ったので 1920 x (24 – 11) = 24,960円である。つまり実質負担金は、30,240 + 24,960 = 55,200円である。ひえー。ちなみに月月割は3ヶ月遅れで始まるが、1台目も2台目も3ヶ月遅れるのでこの計算からは相殺される。(追記)ソフトバンク、そんなに甘くありません。ここには、「なお、月月割適用期間中に契約変更/買い増し/機種変更/解約された場合、月月割の適用はこれらのお申し込みがなされた月の前月をもって終了いたしますので、ご注意ください。」とあるではないか。つまり、上記に加えて、(買い増しの)先月、今月、来月、再来月の4ヶ月は、月月割の空白期間が出来る。つまり、月月割の焼失分は1,920 x (24 – 11 + 4 ) = 32,640 なので、合計では30,240 + 32,640 = 62,880円である。いやっほー、安く見せかけてがっちり徴収することにかけては超一級に出来ています。
実質負担金を少しでも安くするには、ヨドバシなどポイントのたまる店で一括払いをすることだが、そうすると上記総支払額の76,320円を支払う訳で、「何かとんでもなく間違っていることをしているのではないか?」という気持ちに激しくおそわれる。特に申し込んでから端末を受け取るまでの間とか。
またポイントがたまっていればこの時に全部使うのがいい。以前書いたように、ポイント制の店は、ポイント還元分があるからという理由で、普通の店より高くなっている。例えば、普通の店だと8,000円で売っている商品を10,000円で売っていて20%ポイントがついて実質、8,000円というやつである。この店で使えるポイントは、この高めに設定された値段に対して有効なポイントなので実質的な価値は現金より少し低い。上の8,000円の品物を買うのに10,000円のポイントが必要である。
しかしである。iPhoneは日本中同じ値段で売っているので、ヨドバシではポイントがつくにもかかわらず、他店と同じ76,320円で売っている。というわけで、ヨドバシのポイントはためておいてiPhoneの買い換えの時に使えばいいというあまり汎用性のない話。あとヨドバシがステキな点と。
まあ、いろいろ書きましたが買わないのが、そりゃ一番節約できますよ。