そもそももう半年ぐらい前の話。6年くらい乗ったSRV250の自賠責保険が切れるタイミングでバイク屋に次のバイクを探しに行ったら400ccも750ccのバイクもあまり値段が変わらないことから興味本位で大型二輪を取ろうかなと思い立つ。
なんとなく調べてキャンペーンをしていた東京日産ドライビンカレッジに申込む。延長しなければ73,000円ポッキリ。この年になって学校に通うのは新鮮でとても楽しかった。毎週の自動車学校の帰りにバイク屋に行き、最初にそのスタイルに惚れ込んで興味を持ったのが600ccのFZ6-Nだった。しかし、無事に延長なしで免許がとれた頃には売れてしまっていた。探せば見つかったかもしれないが、高速道路だとやはりカウルがないと厳しいいということで、カウル付きのFZ-6 Fazer S2に目をつけて悶々となやむ。
そうこうしている間に無事に大型二輪を取得して、レンタルバイクで扱っていなかったFZ-6のかわりにひとつ大きい1,000ccのFZ-1 Fazerを借りて奥多摩にツーリングに行ってみた。最初混雑した市街地を走っている間は、「低速トルクも細いしすぐにエンストするし乗りにくいバイクだなー」と思っていたが、峠を走ってビックリ。ものすごく素直に曲がる。多少スピードが乗っていてもクイクイ曲がる。最近のバイクすげー。また帰りに乗った高速では、コーナーでもビシッと安定してる上、加速時もまるでレールに乗ったようにそれでいてロケットのように加速するではないですか!ということですっかり惚れ込んでFZ-1に狙いを絞る。
で、調べてみて知ったのだが、FZ-1は以前は逆輸入しかなかったのだが、ヤマハが国内盤を販売し始めている。ただ、海外仕様では150馬力だったのを国内の道路事情にあわせて95馬力にデチューンして販売している。2chのスレでは「国内版のでも十分」という意見と「国内阪はかったるい」という意見で火花を散らしている。もともと20馬力そこそこの250に乗っていた私からすれば、どちらもものすごく速いのだが、値段がほとんど変わらないということから2007年のカルフォルニア仕様の逆輸入車をチョイス。色は紺。2007年型なので新車ではあるが、アメリカもしくは日本で3年店頭に並んでいたものだ。
確かに音はレンタルバイクで借りた国内版に比べて迫力があるが、馬力に関しては今のところせいぜい7,000回転くらいしか回さないのであまり変わらないように思う。また逆に馬力がありすぎて扱いにこまるということも特にない。まあ常識的な範囲で走る限りピークパワーが何馬力というのはたぶん気分的な問題だろうが、リミッターもないし300km/h近くでるということを考えると楽しくはある。試す機会はないだろうが。
で、さらにバイクの面白さにはまってホンダがやっているバイクのスクールHMSに行ったりして汗みどろになってクネクネと走ったりしている位のはまりっぷりである。うーん、すぐに飽きるかも知れないけど結構はまっています。