正月に帰省するのでJALのチケット購入の手続きをしたら、さらに「Webチェックイン」なるボタンが出てきた。好奇心にかられてプチッとクリックすると確認もなく「完了しました」といわれてしまった。そういえば、東急カードにマージされたとかいっていたなーと思って東急カードを見てみると確かにICマークがついていた。
大晦日に不安に駆られながら空港に向かう。いつもなら支払いに使ったカードを券売機に入れると搭乗券が出てくるのだがそのまま手ぶらでセキュリティーゲートに。搭乗券を見せる代わりに係員の前で読み取り機に東急カード(JALカード)をかざすとピッとなって搭乗便と座席が書かれたレシートが出てきた。なるほど座席は指定したがどこか覚えていないし搭乗ゲートも分からないので助かる。逆にこれで十分だ。半券がないので出張清算は通らないかも知れないが。
おもむろに搭乗ゲートに行くとあたりまえのようにピッとなって飛行機に乗れた。ちなみにバスを降りてから搭乗ゲートまで7分だった。大晦日に南ウィングの一番端という悪条件で7分だから15分前に空港につけば十分乗れると思う。
このJALの搭乗手続きすばらしいエクスペリエンスだった。ちなみに航空券(といってももう券はないが)の支払いとJALカードの東急カードは別でも問題はないようだ。新幹線もぜひともこれくらいイージーになって欲しい物だ。ネットで予約してSuicaで新幹線に乗れる日がくることを心待ちにしております。
さて実家で紅白歌合戦を観ながらMacBookでこのエントリーを書いていますが今年の更新もこれで終わりです。それでは皆さん、よいお年を!!
手順の確認が終わったので、週末にsaitoudaitoku.comサーバーをVMwareからXenに移植した。テストを終えて完全に旧サーバーをばらばらにして新サーバーをくみ上げたところで、Domain-0とDomain-Uのrootのファイルシステムが全部吹っ飛んで、泣きながら修復して写真のようにまだばらばらの状態で動いている。
ファイルシステムが吹っ飛んだ理由は不明。Domain-Uのが飛ぶのはloopbackデバイスがsyncされてなかったのなどなど想像もつくが(それにしてもfsckも動かないぐらいは飛ばないか)、Domain-0のはなぁ。怖いのでしばらくは様子見。
それにしても感慨深いのはこのサーバーイメージでもともとはPentium 4のWindows機のVMwareでインストールしたDebianイメージを別のLinuxのPentium Mサーバーにコピーしてしばらく(1年位かな)動かしたあと、Xenに移植してAthlonマシンでこうやって動いている。以前に VMWareによるシステム構築っていいかもというエントリーを書いたがまさにinstall once run anywareだ。
最近読んで私的に大ヒット!だったマンガ。関係ないが近所のレンタル店でマンガのレンタルをやっているので最近はマンガ喫茶から足が遠のいてしまった。このマンガもレンタル店のおすすめコーナーにあったので中身も見ずに4巻大人借り。ダイバーなので海猿のようなダイビングのマンガかと思いきやアキバ系メイド将棋マンガだった。そんな分野ありかよと思う貴方、だまされたと思って読んでみてください。面白いです。
以前、ちょっとだけネット将棋をやったもののまったく歯が立たず「こりゃ、勉強しないと無理だな」と悟ったのを思い出して、レンタル屋になかったハチワンダイバー5巻と一緒に、まんが将棋入門まで買ってしまうはまりぶりです。
最近、Rubyという言語とRuby on Railsというフレームワークにはまって趣味で勉強してたりするのだが、いかんせん周りにほとんど詳しい人がいないのでつまらん!というわけで週末にRails勉強会なるものに参加してきました。
勉強会の流れは前半と後半2つのセッションにわかれており、事前あるいは当日にみんなで議論してセッション内容を決め、希望者に合わせて前半、後半の時間割と部屋割りをその場で決めてそれぞれ自分の好きなセッションに参加できる形式。運営は非常に完成度が高く初参加の私でも気持ちよく参加できました。
前半のセッションは、Yuumi3さんの初心者セッションに参加。パソコンの無い私は教科書を忘れた小学生のようにテスト駆動開発で有名なt-wadaさんのパソコンで見せてもらう。どうもです。>t-wadaさん。先生を入れて4人という少人数なのでいろいろ聞けました。以下、独学ではなかなか学べない収穫。
後半のセッションは、ほぼ全員が目当てにしている笹田さんの1.9の基調講演セッション。やはり1.9.1はクリスマスに出るとのこと。その他、細かい言語使用をどうするかについての熱い議論。一番、おおっと思ったのはブロックパラメーターがブロックローカルになるとかそのあたりの話。
それにしても一人で知り合いもいない趣味の集まりに行ったのははじめてかも。
さて前に書いたVMware ServerからXenに移植に沿ってsaitoudaitoku.comサーバーの移行を計画しており、新しく買ったAthlon X2サーバーも様子見のために1週間電源を入れておいたが問題なく動いている。
ただ、前に書いたように電力がアイドル時でも72Wとやや高めなのが気に入らない。Kernel2.6なので電源管理もやろうと思ってセットアップ。ネットで見つけたサーバの消費電力削減に対するメモを参考にして、サーバーの使用率に応じて自動的にクロックを下げる設定をしてみた。
sudo aptitude install powernowd
sudo modprobe powernow-k8
sudo modprobe cpufreq_userspace
sudo echo ‘userspace’ > /sys/devices/system/cpu/cpu0/cpufreq/scaling_governor
通常の2.1GHzから1GHzぐらまで下がってくれたかと思いきや2.1GHzのままである。
$ cat /proc/cpuinfo
processor : 0
vendor_id : AuthenticAMD
cpu family : 15
model : 107
model name : AMD Athlon(tm) X2 Dual Core Processor BE-2350
stepping : 1
cpu MHz : 2100.000
cache size : 512 KB(略)
で、Xenカーネルが悪いのかと思い普通のカーネルで起動して同じようにpowernowdの設定を行うとすぐに1GHzに下がった。すかさずワットチェッカーで確認すると50Wまで下がっている。グレート!
ふたたびpowernowdを切って2.1GHzに戻して消費電力を見ると56Wだ。あれ?
つまりアイドル時の消費電力は次の通り。とほほな結果である。
まだ確認は出来ていないがXenのハイパーバイザーが動いている場合はCPUがフルに回っている状況になっている可能性が高い。このあたりの挙動はCore 2 Duoだと変わってくるのかもしれない。
ちなみに、差分の22Wの一年間の電気代は 22W x 24hour x 365day / 1000 * 22.31yen/KWh ≒ 4,300円なりであるので追加でCore 2 Duoを買う理由にはならない。
私の大好きな中島さんのブログのエントリーで知りました。とにかく見てみてください!Unbelievableすぎます。
VMware Server上で動いている仮想マシンからXen on Debianへの移植作業に成功したので、手順を晒しておきます。
元環境:VMware Server on Vine3.1 (PentiumM)
新環境:Xen 3 on Debian etch(Athlon X2)
移行対象:Debian etch
ステップ1:VMware Serverから仮想サーバーのディスクイメージを取り出す
まずは、必要なパッケージのインストール。カーネルは不要だが、/lib/modules/2.6.18-5-xen-686以下は必要。またlibc6-xenがないと、”4gb seg fixup”なるメッセージがこれでもかっ!というくらい出てくるので入れておく。
$ sudo aptitude install xen-linux-system-2.6.18-5-xen-686 libc6-xen
ターゲットのサーバーを停止します。
$ sudo shutdown -h now
シャットダウンしたらVMwareコンソールからsnapshotを取っている場合はsnapshotを削除しておく。
次は、イメージの変換でVMware独自のvmdkファイルをrawフォーマットに変換する。Linux上で作業したい場合は、QEMUのホームページからダウンロードしてビルドする。ただ欲しいのは、eqmu-imgコマンドだけなので次で十分である。
./configure –disable-gfx-check
make qemu-img
Windowsで変換するのであれば、QEMU on Windows
からバイナリーを落とせばよい。
で、次のとおり変換する。出力されるサイズが大きいので要注意。
qemu-img convert -f vmdk hoge.vmdk -O raw hoge.img
そんでもってそれをXenのサーバーにコピーして適当な場所に配置する。ネットワーク経由だとこれがまた時間がかかる。
ステップ2:Xen Serverの構成
これは、Xen on etchのページを参考にした。
まずは必要なパッケージをインストール
$ sudo aptitude xen-linux-system-2.6.18-5-xen-686 libc6-xen
Domain0のメモリーを制限する。/boot/grub/menu.datを次のようにする
kernel /xen-3.0.3-1-i386-pae.gz dom0_mem=524288
xend-config.sxpの次の行のコメントをはずしてブリッジを使えるようにする。
(network-script network-dummy)
ステップ3:新しいDomainUサーバーの構成
そして次のような設定ファイルを/etc/xen/hoge.cfgとして作成
#
# Configuration file for the Xen instance hoge, created on
# Sun Dec 9 18:46:42 2007.
##
# Kernel + memory size
#
kernel = ‘/boot/vmlinuz-2.6.18-5-xen-686′
ramdisk = ‘/boot/initrd.img-2.6.18-5-xen-686′memory = ’128′
#
# Disk device(s).
#
root = ‘/dev/sda1 ro’
#root = ‘/dev/sda1 rw’disk = [ 'file:/home/xen/domains/hoge/hoge.img,sda,w' ]
#
# Hostname
#
name = ‘hoge’#
# Networking
#
vif = [ '' ]#
# Behaviour
#
on_poweroff = ‘destroy’
on_reboot = ‘restart’
on_crash = ‘restart’
最後に起動する。そのままコンソールが使えるのでrootでログインする。
$ sudo xm create -c /etc/xen/hoge.cfg
起動すると、新しいインターフェースが eth1になったりしているのでもうVMware Serverに戻るつもりがないのなら、新しい仮想イーサカードをeth0にする。/etc/udev/rules.d/z25_persistent-net.rulesを開いて新しいMACアドレスをeth0にして古いエントリーはコメントアウトしておく。
# This file was automatically generated by the /lib/udev/write_net_rules
# program, probably run by the persistent-net-generator.rules rules file.
#
# You can modify it, as long as you keep each rule on a single line.
# MAC addresses must be written in lowercase.# PCI device 0x10ec:0×8167 (r8169)
SUBSYSTEM==”net”, DRIVERS==”?*”, ATTRS{address}==“xx:xx:xx:xx:xx:xx”, NAME=”eth0“
上の、xx…の部分が新しいMACアドレスなので次回以降も同じMACアドレスになるように、Domain0上の/etc/xen/hoge.cfgに書いておく。
vif = [ 'mac=xx:xx:xx:xx:xx:xx, bridge=xenbr0' ]
最後に、 keymap.shが起動時にエラーが出るので無効にしておく。
$ sudo update-rc.d -f keymap.sh remove
これでDomainUを再起動すると移植完了である。試していないが、逆の手順でやればXen→VMware Serverも可能だろう。
以前、「Xenその後2」で書いたように、saitoudaitokuサーバーであるVMware Server上で動いているDebianをXenに移行させる計画は失敗に終わった。失敗の経緯をかいつまんで書くと買ったマザーボードが最新過ぎてDebianがインストールできなかったためだ。これはXen自体を動かすLinux(Domain-0と呼ばれる)のカーネルが仮想マシン(Domain-Uと呼ばれる)のカーネルとぴったり同じバージョンである必要があり、それってつまりDomain0とDomainUが同じディストリビューションでないといけないためだ。(違っても不可能ではないだろうがかなり面倒)
私は長年、自宅サーバーはインテルCPUと決めていたが、最近ひょんなことからAthlon X2というCPUがTDP45wと省電力で、1万円以下で、AMDマザーって8,000円ぐらいと手頃で、DDR2メモリーが最近激安で、 Athlonシリーズはチップセットがあまり変わらないので適当に買ってもDebianが動くということを耳にしてついつい買ってしまった。2.1GHzのAthlon X2、1Gx2のDDR2メモリ、GIGABYTEのマザーで、25,000円を切っていた。安い、安すぎます。
懸案だったDebian(etch) のインストールはまったく簡単問題なく終了。しかし電力を測ってみると、72wと程度と同じ条件のCore 2 Duoマシンの70wをわずかに上回る。うーん、TDPはCore 2 Duo 65wなのに対してAthlon X2は45wと低めなのになー。ちょっと残念。
次回は、VMware Serverのイメージを変換してXenに移植した話。
前のエントリーでバランスWiiボードをカーペットに置くと体重が少なめに表示される件だが、写真のように下に板を敷くことで解決した。使っていない戸棚の板がぴったりであった。
4隅に足がついているのだが、この4つの足がそれぞれ独立した重力センサーにつながっているのではないかと思う。最初は2つのセンサーかと思っていたが上下のバランス移動も感知するのでセンサーは4つなのだろう。で、足の長いカーペットの上に板を置くと加重の一部が4隅の足以外の筐体に逃げてしまうのが誤差の原因だと思っている。
またよくWii Fitの紹介で見るスノボだが、ゲーム開始時点では選択できないようになっており、ある程度やりこむと遊べるようになる。スノボはスキーよりもいっそう爽快で面白い。
アマゾンで予約しておいたWii Fitは無事に発売日に届いた。明らかにWii Fit専用のアマゾンのダンボールには、赤い文字で「発売日12月1日(土) 発売日、当日前お届け、お引渡し厳禁」と書いてあり発売日を徹底していることが伺える。またWii Fitの配送については事前にアマゾンから次のようなメールが来た。おそらくアマゾンの出荷のシステムが顧客に「出荷しました」メールを自動発送するようなシステムになっており、Wii Fitの場合は出荷数が莫大なので3日前ぐらいから配送業者に出荷処理を始めたんだろうなーと想像が膨らむ。
こちらの商品は発送準備の都合上、ご注文によって発送確認のEメールが通常より早く届く場合がございますが、実際のお届けは発売日である2007年12月1日以降(発売日を含みます)となります。あらかじめご了承くださいますようお願い申し上げます。
さてアップルの製品を思わせる丁寧な梱包からバランスWiiボードなる白い板を取り出し、電池を入れてWiiとシンクロさせる。早速Wii Fitのプロファイル登録ともいえる「からだ測定」を試してみたが体重が5Kgぐらい少なく表示されてびっくり。バランスWiiボードをカーペットの上に置いてるのがわるいのかと思ってフローリングに移してもう一度測定してみると正しい表示となった。どうやら硬いものの上に置かないとだめなようだ。これは普通の体重計でもそうなのだが。というわけでバランスWiiボードをカーペットで使う板の台を作ると儲かりますよ。>周辺機器メーカーさん
ちなみにバランス年齢は最初は+10歳ぐらいだったが、フローリングに移しての2回目は-2歳であった。というわけで脳トレと同じでかなり学習効果があるかと思います。さて最初の「からだ測定」が終わるとトレーニング開始。トレーニングは、大まかな分類として「バランスゲーム」、「有酸素運動」、「ヨガ」、「筋トレ」があり、それぞれ10種類ぐらいのトレーニングがある。一通りやって面白かったのは「バランスゲーム」が大半だった。
まずイチオシが「バランスゲーム」のスキー。大回転のようなもので、体の重心を左右に移動させて旗をクリアしていく。最初はすべての旗をクリアするだけで精一杯だったが、慣れてくると前に重心をかけると加速することを発見。まだ初級コースだけの攻略だが1時間ぐらいかけて30秒を切ってチャンピオンクラスまで到達。
次に面白いのが綱渡りで、これは高層ビルの間に渡されたロープの上をバランスをとりながら歩いていく。高層ビルの中から見物人が見物してたりするのを見て、この種目「賭博黙示録カイジ」にインスパイアされたに違いないと確信。さらにこれでスニーカーの先の中央に縦に線が入っていれば完璧なのだが、残念ながら入っておらず。
いろいろやってみたが、重心を感知できる板一枚でよくもこれだけのことが出来ると関心することしきりである。Wiiメニューの「みんなのニンテンドーチャンネル」で開発者の宮本さんのインタビューが見れるのだが、「お相撲さんは1台で体重を量れないから2つの体重計を使うことにヒントを得た」とのこと。そんなヒントを得てこんなゲームにしてしまうのには本当に感心してしまう。あ、ちなみにこのバランスWiiボードで使用できるのは最大でも136kgまでだそうです。
また追って感想を書きます。