小学生のときの日記と同じでWeblogもなんとなく更新しなくなるとずっと更新しなくなってしまうものらしくとうとう最後の更新から1ヶ月以上が過ぎてしまった。もう出張もとっくに終わって日本で普通に暮らしています。でも最後にサンノゼ出張で一番感動したアルカトラズ刑務所について書かせてください。
いよいよ出張も終わりということで日本から一緒に来ているTさんと一緒にアルカトラズ刑務所に行くことになったのだが、サンフランシスコの埠頭からフェリーはいつも混んでいて事前に予約が要るらしい。WEBサイトで予約できるのだがこのサイトがいまいちで、注文ボタンを押したところで1度エラーになってしまった。それでもくじけずチャレンジして2度目でやっと買うことに成功。音声ガイド付きで$26なり。が、このエントリーを書いてる時点でリプレースされて新システムになっている。もしかして最後の被害者か?
当日は太平洋戦争時代の潜水艦を見たり、フィッシャーマンズ・ワーフでクラムチャウダーとビールで腹ごなしをした後、青と黄色のフェリーにてアルカトラズ島へ出発する。
アルカトラズ島に近づくにつれ遠くに見えていた刑務所の建物がだんだんと大きくなってくる。フェリーは有名な観光地だけあって世界中から来たと思われる観光客で賑わっておりみんな楽しそうに写真を撮ったりしている。島に着くとフェリーを降りたところで説明員とおぼしき人がハンドマイクを手にして「島内では飲食禁止です」などといった注意事項を話しており、みんな神妙に聞いている。なんというかアメリカっぽいです。
注意事項を聞き終わった後、皆三々五々パンフレットを手にとり刑務所の探索を始める。島は自然も豊かな上、対岸にはサンフランシスコの町並みも見えかつて刑務所だったとは思えない美しい。
やがて一番のハイライトである刑務所に入る。10分ぐらい並んだあと入り口で説明用のウォークマンのような機械を首にかけてもらう。言語はもちろん日本語をチョイス。しかし、まったく期待していなかったこの音声ガイドにびっくり!!スイッチを入れると「あなたは今、アルカトラズ刑務所の入り口にいます。…」などと明らかにプロのアナウンサーにとうとうと語りかけられ、すぐにかつて刑務所だった時代に思いを馳せてしまう。さらに、実際に実際に刑務所に入っていた人の語りが入るのだがここにかぶせるように日曜洋画劇場風の吹き替えが入り「ここはよう、タイムズスクエアと呼ばれていてよう、みんな毎日ここを行ったり来たりしたもんさ」などと臨場感たっぷりな演出!!
このすばらしい音声ガイドに導かれていろいろと見て周り、最後には映画「アルカトラズからの脱出」で有名な実際に脱獄に成功した独房を見て終了。感動のあまり音声ガイドのCDを買おうとするが残念ながら英語とスペイン語しか売ってなかった。ちょっとがっかり。代わりに食堂で使われていたスプーンのレプリカを買う。
2ヶ月ベイエリアでいろいろと観光に行きましたが個人的にはこのアルカトラズ刑務所は一番のおすすめです。サンフランシスコに行ったら必ず行きましょう!!
へーいけばよかったですーしゅん。またサンフランシスコにいけますように!