エクスペリエンス

新幹線予約のエクスペリエンス

帰省先からもどるのに京都経由で京都から新幹線のチケットをインターネットで予約しようとしたのだが、いろいろとJR各社のネットをさまよったあげく以下のような状況が判明した。これを調査するだけでも30分ぐらいかかった。

  • JR東日本のえきねっとは全国どこの新幹線のチケットも買えるが受け取れるのはJR東日本の駅だけで長野あたりまで行かないと受け取れない
  • JR西日本のe5489 plusで予約出来るのは、JR西日本管内のみの切符なので京都から東に行く切符は買えない
  • JR西日本のエクスプレスE予約で予約するためには入会して専用のクレジットカードを作る必要があるので、予約出来るようになるには1ヶ月ぐらいかかる

すごいエクスペリエンスですな。これらの問題はJRの会社が分割されているところから来ているのだろう。東京から大阪のチケットも実はJR東日本、JR東海、JR西日本の3区間のチケットになってるようなイメージか。抜け道の候補としては1番目のえきネットで予約して入場券で入ってその開いてる座席に座って新横浜までいってしまい、そこでネゴするとかか。

とりあえず、JALのタッチ&ゴーをめざして、専用のカードを作らなくてもネットで予約&チケット購入ができて、改札もSuicaでスルーできるところまでして欲しいものです。なんかこう技術的は可能なのにできてないサービスとかに遭遇するとはげしくいらいらするのは私だけでしょうか?

【Watcherが展望する2008年】 コモディティとならざるもので小飼弾さんは、日本のエクスペリエンス(おもてなし)は世界最高とのこと。

日本のおもてなしにどれほどの国際競争力があるか、日本の人が知る機会が少ないのは大変もったいないことですが、トップクラスであることは私が保証します。私を信じられなければ、日本で「もてなされた」外国人をつかまえて聞いてみて下さい。わざわざ英語で言わなくても、日本語でかまいませんよ。

逆にそのハイレベルなおもてなしに慣れてしまうとそうでない場合にいらいらするというか許容度がかなり下がってしまう。これはいいことか悪いことか。例えば最近のコンビニではレジの客に列ができるとどんなに忙しくてもだいたい作業を中断して開いてるレジを空けて「こちらへどうぞ」となる。これに慣れてしまうと窓口で長蛇の列が出来ているのに空いているカウンターがあるといらいらする。前はここまでいらいらしてなかったかも知れないなーなどと思う。海外に行ったときなどは言わずもがなである。

さてこのJRの切符のことを母親にいうと「最寄りの駅に電話したら調べてくれて予約もしてくれるよ」とのこと。ネットの予約システムより明らかにコストはかかっているが、逆にネットを使えない人からするとすばらしいエクスペリエンスといえるでしょう。いやはや。

明日最寄りの駅に電話してみるかな。

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