最近話題の本だが人気がありすぎるのでなんとなく避けていたが本屋でパラパラと見てこれは買わねばと思った。最初の数ページを見るだけで早くも興味深々である。例えば著者の勝間和代氏は「慶應義塾大学商学部卒業までは、中等部からエスカレータ方式だったため、受験勉強をしないかわりに~」のあたりは普通だが、「19歳で公認会計士2次試験に合格」で「おっ」とお思い、「21歳で長女を出産して以来、3人の娘の育児・家事に~」というくだりで「えっ?」と思い、そして「英語のTOEICのスコアを新卒時の420点から3年で900点に向上」というので完全に惹きつけられてしまった。900点もすごいが420点というのもすごい。
さらに私のハートを鷲づかみにしたのが、冒頭の見開きにある勝間さんのおすすめの生産性向上グッズである。おおまかなラインナップは、EMOBILEのカード、USB万歩計がついていてパソコンに体重などが取り込める体重計、自転車に取り付け可能なWindows MobileベースのGPS端末、音楽プレイヤーのクリエイティブのMuVo、ヘッドホンは高級カナル型のER-6 、心拍数の測定できる腕時計といったところ。どれもこれも私が持っているもの、もしくは長年欲しくて購入を検討しているグッズばかりである上、何ゆえにiPodでなくMuVoなのか?などと突っ込みどころもちりばめられている。またそのページに勝間さんの写真もあるのだがそれがなんというか社会の教科書みたいな感じなのである。もちろんそのままレジに直行した。1,500円なり。
さて好奇心に駆られて読み始めてみたが、内容は非常にすばらしいものであった。ここ最近読んだ本ではひさびさの大ヒットである。みんなこれを読んで世界で19位に甘んじている日本人の生産性が向上すればと思う。
この本を読んで気づかされたのが、まずアウトプットを増やすべしということだ。
せっかく良い情報を見つけて、インプットしたとしても、それを成果として表さないと宝の持ち腐れです。
私は、知的生産の時間配分で、インプットとアウトプットの時間配分はほぼイコール、5対5であるべきという信念を持っています。
アウトプットとしてブログのエントリー数アップとともに実際に勝間式を実践したことをこのブログで書いていきたいと思う。また他にも書くことはいろいろありそうなので、新たに「勝間式」なるブログのカテゴリーを作ってみた。
>900点もすごいが420点というのもすごい。
R社は、会社全体の英語力底上げをはかるため、全社員にTOEIC470点を課しています!
と某EJ誌に書いてありました。