日記

サンレミ・ドゥ・プロヴァンス

次に行ったのが、Saint-Remy-de-Provence(サンレミ・ドゥ・プロヴァンス)という田舎町。こちらも手持ちのガイドブックには1ページだけで中心部の地図も載っていないのにもかかわらずFIGARO Japonには6ページも割かれている。曰く、

旧市街もあれば、小さなパリもある、趣たっぷりのエレガントな町歩き。

とのことでなんでも女性たちを夢中にさせるものがいっぱいあるらしい。ちなみに紹介されている店は、テーブルグッズの店、エレガントな陶器の店、有機農法のアロマ専門店、南仏の田舎をイメージした雑貨店、テイスティングの出来るオリーブオイルの店、フランスで脚光を浴びるチョコレート店、文献を掘り起こして昔のお菓子を作っている店、宝石のような輝きを放つフルーツの砂糖漬けの店などなど男の私にはあまり縁のなさそうな店ばかり。

とはいえまだ帰るのにも早いのでともかく北に向かってこの町を目指すことにする。それにしてもフランスの標識は良く出来ていると思う。駅の売店で買ったアバウトな地図と標識を頼りに適当に走ってると目的の町に到着した。適当に広場の前の駐車場に車をとめ、よく分からないままに自販機で切符を買い運転席のところにおいておく。何の確信もないが多分これであっていると思う。さてここが目的地のサンレミ・ドゥ・プロヴァンスなのはFIGARO Japonの写真とまったく同じ景色を見つけたので間違いない。ついでに同じ場所で写真を撮っておいた。

ともかく疲れたので広場の前のカフェで大好物のダイエットコークを飲みながらFIGARO Japonの地図を見る。が、現在位置がどうもよく分からない。常日頃から思っているのだがおしゃれな雑誌の地図はおしゃれに書いてあるがゆえに分かりにくい。店員に現在場所を聞く勇気もないのでよく分からないままに適当に人の多い方を目指してぶらぶらしてみる。そういえばここはゴッホが住んだ町らしくそれらしい博物館やパネルが街にところどころある。もちろん、おしゃれな家具の店、食器の店、雑貨の店等がいろいろある。うーん、好きな人にはたまらないんだろうなー。「猫に小判」ということわざを思い出さずにはいられない。

とはいえ私は一回りすると飽きたので軒下で売っているアイスを買うことに。2つのボールのやつにしてバニラと名産のラベンダーを指定するもどうしてもラベンダーが通じない。じゃあと仕方がないのでバニラとモカにして噴水に腰掛けて食べる。なぜかモカは一発で通じたしモカもなかなかおいしかった。

というわけで要するにまあなんというかお台場のヴィーナス・フォートみたいなとこでした。それにしてもこれだけ雑誌で取り上げられているのに日本人は一人も見かけませんでした。やっぱこんな南仏の田舎まではなかなか来ないのだろうか?ちなみに次の週末は仕事でなければワイナリーを訪ねる予定です。(あー、似合わねー)

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