ここ最近、こっちに持ってきているノートの動作が妙に緩慢になっており、いわゆるもっさり状態で疑問に思っていたが高負荷時にマウスカーソルが動かなくなることからもしかしてと思って確認したら案の上、ハードディスクの転送モードがPIOという前時代のものになっていた。
もちろん、転送モードの設定は「DMA (利用可能な場合)」となっているが、何故かPIOにしかならない。BIOSの設定を見直したり、BIOS、ドライバーを最新にしてみても直らない。原因を気付いてしまったいまとなってはどうしても直したい。
粘り強くGoogleで検索していたら、HDD速度低下のすごい理由というBLOGを見つける。結局、ハードディスクのエラーが一定回数出るとWindowsが転送モードを下げてしまうとのこと。しかも再起動しても設定は保持される。イベントビューアーで見ると確かに1ヶ月ほど前に何度かdiskのエラーが発生している。
原因は分かったが、問題はどうやって直すかだ。起動ドライブでなければ一度取り外せばリセットされるとあるが起動ドライブなのでこの方法はもちろん使えない。MasterDeviceTimingModeというレジストリ変数によって強制的に転送モードを指定できるとあるが、失敗して出張先で起動しなくなったらもはや直す手段がないので怖くて出来ない。
その後、MasterDeviceTimingModeをキーワードにGoogleを引くとこのページでMasterDeviceTimingModeAllowedをffffffffに設定して、その後Windowsで転送モードの設定をを一度PIOにしてDMAに戻すと直るとのことで、超緊張しながらやってみる。すると直りました。その後、イベントビューアーにもdiskのエラーもなく、再び快適に戻って幸せ一杯です!!
でも、こんなの普通の人絶対に気付かないよ!!
天才!
大徳くんは普通の人じゃないので問題なし