日記

風邪引いたときに解熱剤はつかうべきか?

この週末東京は今年一番の冷え込みだったらしい。そんな土曜日になんだか体がだるいので運動不足かと思い夕方に近所を40分ほどジョギングしたらおそろしく体が冷えていた。体がだるかったのは運動不足ではなく単に調子が悪かっただけのようだ。その後、おそろしく寒気がしてそのまま風邪をひいてしまった。多分、寒い日にジョギングをするときは手袋をするべきだったのだと思う。

さてひと晩熱にうなされた翌日、近所の個人病院に行くと鎮痛剤と解熱剤を処方してくれた。また診てくれた医師はインフルエンザかどうか調べるキットを切らしてしまったので調べれないと謝った上で、タミフルもインフルエンザかどうか分からないので処方しないとのことだった。
熱で相当苦しかったので、病院から帰るとさっそく解熱剤を飲んでしまった。すると40度以上あった熱がみるみる下がり3時間後には平熱になってしまった。「もしかしてもう直ったか?」と思ったが、世の中そんなに甘くない。解熱剤が切れるとまず風邪の引きはじめと同じものすごい寒気が襲ってきてまたもとの高熱に逆戻り。

解熱剤ってもしかしてその場しのぎだけで問題を先送りにするだけなのでは?と思い朦朧とした頭で「解熱剤」でぐぐってみるといろいろと医師が書いた記事が見つかった。だいたいの意見としては、40度ぐらいの熱で脳がやられることはないので免疫機能が必要としている高熱の状態をむやみに解熱剤で下げないほうがいい、それでも体力のない人の場合は脱水症状に陥るおそれがあるので解熱剤を使うべき、などという意見が多かった。おそらく私の場合、解熱剤を使わなくてもいいのだろう。しかし、ずっと高熱ですごしていると変な夢をみたり、IQ30ぐらいの状態で悶々と取るに足らない考え事をしたりするのでときどき闘病生活の休憩として解熱剤を使うのもいいのかもしれない。

あとこれは私の思い過ごしかもしれないが、寝ていると40度などの高温になり起きてすこし活動していると38度ぐらいに下がり少し楽になる。これも誰か(免疫システム?)が人間の活動をモニタリングしていて寝ているときは「今がチャンスだ。ガンガン熱をあげてウィルスを殺せ!」とか、動いているときは「お、動き出した。今は熱を下げて様子を見よう」などとしている気がする。だから昔から風邪をひいた人には「動かずにじっと寝てなさい」と言うのだろう。

また氷枕やアイスノンなども体が免疫機能のためにわざわざ高熱にしているのを下げるという点では解熱剤と同じである。今まで漠然と氷枕などは勝手に積極的に風邪を治すアイテムかと思っていたが実は解熱剤と同じその場しのぎなのかも知れない。

このブログを書き始めて3年ちょっとだがすでに2回も病院に行くほどの風邪をひいてしまった。もっと自己管理に気をつけねば!と思いました。

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