Rails, REST, Ruby, 書評

RESTful Webサービス

何かと話題な本なのでプチッとクリックして英語版を買って積読していたのだが、昨年末に本屋で日本語版を見つけて泣きながらレジに…。

主張は、「インターネットでWebサービスを公開するんだったら、メソッドを公開するよりも、 URIにマッピングしてリソースをいろいろ公開したほうがいいよ。そうすると、リソースにブックマークできるし、URLを他人に知らせることが出来るし、リソース同士で相互にリンクも張ることでプログラムがリンクをたどれるし。あとHTTPにはちょうどいい感じでCRUD(Create, Read, Update, Delte)に相当するメソッド(Post, Get, Put, Delete)があるから、公開するリソースへのアクセスはこれらのHTTPのメソッドを使ってさ。で、このコンセプトをROA(Resource Oriented Architecture)と呼ぼうぜ!」といったところか。

これを読むと沸々と「リソースに全部URIをつけて公開するのはいいと思う。意味のあるURLは分かりやすいし。そう思うとWebサービスでない普通のWebアプリもこの規約に従えば、いいことはあっても悪いことはないのではないだろうか?さしてポリシーも無くURLを決めるぐらいだったら、WebアプリでもURLに関してはRESTfulにしちゃってもいいのでは?後でそのままWebサービスとして公開するのも簡単だし。」

などと思ったりしていたのだが、Railsはすでにそうなっていた。以下、Rails2 PDFより

Rails 2 makes no apologies for its all-in attitude about RESTful development and replaces the standard script/generate scaffold with the scaffold_resource functionality from 1.2. The general attitude seems to be “Why wouldn’t you want to create RESTful scaffolding?”.
There’s not much not to like with the RESTful generation – giving you RESTful forms in the view templates and the appropriate RESTful structure in your controllers.

教訓:英語版の技術書を買うんだったら和訳が出るまでに読みきらないと悲しい結果になる

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