映画, 書評

ハッピーフライト

今日は仕事始めなので(?)、仕事の帰りに映画「ハッピーフライト」を見に行った。この映画、途中で退屈になること等はまったく無く最後まで一気に楽しめました。個人的な見所としては次の通り(順不同)。

  • びしっとCA達をまとめて、やっかいな乗客も華麗にさばくチーフパーサー(寺島しのぶ)。
  • 初めての国際線の仕事にチャレンジするちょっとおっちょこちょいな広島出身の新人CA(綾瀬はるか)の初々しい奮闘ぶり。
  • オーバーセールが発生したら、パズルのようにファーストクラスやビジネスクラスにアップグレードして全員を詰め込むグランドスタッフ(田畑智子)。
  • 私服で意外とカジュアルな空港管制室と、そのカジュアルさに反してプロっぽい仕事ぶり。
  • オンタイムの出発と安全を秤にかけ時間と勝負する整備スタッフ。
  • ANA全面協力による迫力の飛行機シーン。
  • あれだけの人数をたった二人のパイロットに預けているということに対する新たな驚き。
  • フライト前にCA達がさっそうと空港を歩くシーン。

ところで、さっそうとしたCAのシーンで思い出すのは、映画「Catch me if you can」で、レオナルド・デュカプリオが厳重警備の空港に侵入するために近所の女子大生にスチュワーデスの格好をさせた上、機長に変装した自分を取り囲ませて堂々と空港に入っていくシーンである。このシーン、本当に美しい。数ある映画の中でもしかしたら一番好きなシーンかも知れない。

でもでも、この映画のCA達もさっそうとしてましたよ。本当に安心して人にお勧め出来る映画です。といっても残念ながら、今週の金曜でだいたいの映画館で終わってしまうようですが…。まあ、DVDが出たら借りてみてくださいな。

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