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ハードディスク緊急移植

金曜日一週間の激務を終えて酔っ払って家に帰るとなにやらキーンという音のお出迎え。どうやらこのsaitoudaitoku.comをホスティングしている台所においてあるサーバーから音がしているようだ。「あっ、多分ハードディスクの死期が近いんだろうなー」と悟る。サーバーには3.5インチと2.5インチの80GByteのハードディスクが2本入っており、3.5インチがマスターで、2.5インチがバックアップとして一日一回重要なデータだけをcronで自動的に差分バックアップを取るようにしている。もしマスターのハードディスクから異音が出ている場合、可能な限り早めにデータをサルベージして新しいハードディスクに交換しないともっと大変なことになってしまう。もうすぐ80日連続稼動だったのにーと思いつつ泣く泣くシャットダウン。

運の悪いことに異音はマスターの方だった。さて、ディスクの交換といってもこのサーバーでは、WEBサーバー、WEBアプリサーバー、データベース、 メールサーバー、メーリングサーバー、DNSサーバー、FTPサーバー等各種サーバーが動いておりOSを再インストールしての再セットアップはまっぴらごめんなわけで。

というわけでOSの入ってるドライブをサイズの異なる別のパーティションにコピーしてちゃんと起動するようにする必要があるのでなかなか大変だ。ともかくLinux ブートディスクの交換と環境移行のページを参考にして250GByteのハードディスクに移植を計画する。さすがに虎の子のサーバーなのでぶっつけ本番でやるほどチャレンジャーではない私。先日Vine Linux2.93Betaを入れた検証機を使ってちゃんとコピーが成功してOSが起動するのを確認して移植作業に入る。

サーバー機はファンレス電源のため3.5インチのハードディスクを2台も回す電力がないので、検証機でコピーする。パーティションのコピーをしてるとなんと不良クラスタにあたったのかコピーが停止して進まなくなる。バックアップをとってあるファイルなので暫定的にそのファイルを削除してやり直す。「もう手遅れかなー」と冷や汗かきながらやると今度は成功。無事、サーバーが起動するのを確認して一安心。結局合計でサーバーを3時間ぐらい止めてしまいましたよ。

最後に興味本位で壊れたディスクの不良クラスターをbadblocksコマンドでチェックするも途中で止まり進まなくなる瀕死の状態だったことが判明。ふー、危ないところだった。くわばらくわばら。

p.s. 上のサーバーの写真、携帯で撮ってそのままサーバーに携帯メール送るだけ。パケ代かかるけど極楽!!

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