日記

沖縄旅行 その1

遅れた夏休みで沖縄旅行へ。以前一緒に仕事をしたプロジェクト・マネージャー(以降R氏と書きます)が座間味という島にほれ込んでおり一緒に連れて行ってもらうことに。とはいえ以前書いたように一人だけバーゲンチケットが取れなかったので一日早く沖縄に行き一人で遊ぶはめになってしまった。幹事のR氏に予約してもらったホテルは那覇の歓楽街の国際通りにあり夕方到着したので軽くぶらぶらして名物のソーキそばを食べて寝る。

が、時差ぼけで全然寝れない。とはいえ翌日もホテルでぐーたらするのももったいないので出かける。初めての沖縄なので南の方のひめゆりの塔に行くことにする。レンタカーを借りるのが面倒なのでバスで行こうとするがこれが失敗だった。バスは接続も悪く便も少ないので乗り換えポイントの糸満市のさびれた誰もいないバスターミナルに置き去りになってしまった。待ち構えていたタクシーの運転手が、最南端の岬、ひめゆりの塔、平和記念資料館、旧海軍の地下壕を回って那覇のホテルまで送ってくれて7,000円と持ちかけてきたので、バスにうんざりした私は即答でお願いする。

このときから運転手のおじさんとの小旅行になってしまった。年配の人なのでこっちは客とはいえそれなりに気を使う必要があったが、地元の人ならではのいろいろな情報を聞くことが出来た。このおじさん携帯が鳴るたびに誰かとしゃべるのだが方言のせいでちっとも何を言ってるのか分からない。それでも最近の若者は方言を話さなくなってきているので、このおじさんも奥さんと子供で使いわけてるそうだ。

おじさんに連れられて太平洋戦争で唯一の地上戦となった沖縄の惨状を次々と見るにつれてすっかり観光気分が無くなってしまった。しかし日本人として一度は訪れるべきだと思う。戦争が終わった後も大量の米軍基地が残されたままで、その規模と任務の大きさか基地がなくなることはないだろうと運転手さんが言っていたのが印象的だった。

昼飯を食べ損ねたので、オリオンビール(定番)を飲みながらタコライス(定番)を食べてると夕方になり他のメンバーも次々と到着。さっそく一行で定番の首里城に行く。首里城で石垣に登って係りのお姉さんに怒られた後は近くの郷土料理の店、「いろは庭」にて夜の宴会。すでに東京でも定番となりつつ豆腐ようを始めとしていろいろとめずらしい料理を食べるも、最後に出てきた海蛇のスープのインパクトが強烈で他のはすっかりかすんでしまった。恐る恐るかじってみた海蛇はなんというか”いりこ”のような味でした。健康にはいいんだろうけど…(つづく)

similar posts

1 Comment

comment

You can skip to the end and leave a response. Pinging is currently not allowed.

次のHTMLタグが使えます。: <a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <strike> <strong> <pre lang="" line="" escaped="">

*Required Fields