日記

スキーとバイクの奇妙な類似性

この週末会社の友達と日帰りで行きつけの富士見パノラマリゾートにスキーに行ってきた。ここは中央自動車道沿いで普通に滑れるスキー場の中では、最も首都圏に近いので行きつけになってしまった。またここはリフトよりもむしろ、ゴンドラに乗って上まで行って3kmのコースを下るのがユニークな点だ。で、今週は軽い筋肉痛を起こしている。もっとも筋肉痛が出たのは、なぜか半日遅れだった。

さてスキーに行って、気づいたのが「スキーとバイクってとても似てるのでは?」ということである。どちらも素人だが、私なりに似ていると思った点は以下の通りである。

- どちらも人間以外の力で滑る(走る)
- 体(車体)を傾けることによりターン(コーナリング)を楽しむ
- ターン(コーナリング)を切り返すときは、一気に加重を抜いて切り返す

で、疑問に思ったのは「なぜバイクだと筋肉痛にならないのに、スキーだとなるのか?」ということである。まず考えられるのが、スピードと旋回半径の違いだろう。はるか昔、物理で習ったように遠心力は速度の二乗に比例して、旋回半径に反比例する。そして遠心力と重力の比率でバンク角がきまる。面倒なので計算はしないが、私の経験からはバイクの方が遠心力が少ないとは思えない。むしろ多いように思う。

で、いろいろと考えた結果たどり着いた結論が、筋肉痛の原因は雪面を押さえつけている力だという仮説だ。しかしスキーのターンの最中は雪面を押さえつけてはいるが、おそらくエレベーターの上昇しはじめのときと大差なく、また力学的にも何の仕事もしていない。ではなぜ筋肉痛になるかというと、膝を落としているからだ。これはスノーボードでも同じだが、滑っている間は膝を落としてスクワット状態にして、刻々と変化する加重に柔軟に対応しなくてはならない。例えば今回の私の場合、降りるのに20分くらいかかる3kmのコースを6本滑ったので滑っていた時間は20×6=2時間で、止まって休んだ時間をのぞくと1時間ぐらいだろう。ということは家で休みながら計1時間スクワットするとだいたい同じ運動量になるはずだ。しかもジョーバのように上下左右に揺さぶったり振動したりする台の上でやると、さらにスキーやスノーボードの運動量と近くなり効果的だ。おそらく下半身強化に最適だと思うが、商品化は難しいと思う。まずはなんかいいネーミングないだろうかと考えてみるが思いつかず。

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