日記

Emacsでwell-formedなXML文書の編集

私の中でありそうでないもののひとつに「Emacsでwell-formedなXML文書の編集ができるマクロ」がある。が、嬉しいことにこれは今日、過去形になった。

ここ最近、仕事でせっせとXML文書の編集をしていたのだが、なんとEmacsでマクロなしでプレーンテキストとして編集していた。当然、最初は手動でインデントしていた文書も色々な人の手が加わり見るも無残な状態になっていた。これでは、まるで竹やりで戦車に向かっていくようなものである。もっとも、世の中にはPSGMLモードというものがあり、これでXML文書を編集できるわけだが、いかんせんDTDが必須だ。XML Schemaしかない場合などは困ってしまうし、そもそもスキーマのない文書もある。また、Eclipseを使う手もあるが、Emacs暦15年となりキーバインドが脳と直結している状態の私にはなかなかEmacsは手放せない。(Eclipse+Emacsキーバインドはちょっときびしい)

で、修行僧のようにプレーンテキストとして編集する日々を送っていたわけだが、あまりの生産性の低さにとうとう自分でLispを勉強して自作さえ考えていた。で、ぐぐりまくってやっとたどり着いたのが、epoxmlである。

すばらしい!ばっちりです。探し当てるのとセットアップに時間がかかってしまったが、何十倍ものリターンがあると思う。あえて言わせてもらうと、もっと早く出会いたかった。もしも、だれか「そんなに苦労しなくてもこういうのがあるよ」と知っててもショックなので言わないでください。あ、いや、やっぱり言って下さい。

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