年末は余ってた休暇を消費するため年末はずっと引きこもり状態でした。こんなに長期に休んだのは久しぶりだったので普段はできないことがいろいろと出来てよかったです。今、実家で紅白歌合戦を見ながらこのエントリーを書いています。
まあ、ゆっくりですが書いていくので来年もよろしくお願いします。
どうも最近、アップルと相性が悪い気がする。どう悪いかというとこんな感じ。
- 中学のとき「スペルがappruでなくappleなのか?」と寝ずに悩む
- 出張で日本発売前のiPod miniを買おうと探しまくるも売り切れ
- 調子よく儲かっていたアップル株が下がりあわてて売る
- 会社の忘年会のビンゴゲームで酩酊して目玉景品のiPod nanoを見逃す
- 愛用していたiPod shuffleが壊れる
でもでもiPodはすばらしいと思うしAppleも好きです。なので今日壊れたiPod shuffleの代わりにiPod nanoを買ってきました。ネックストラップがないのでとりあえずラバーケースも一緒に購入。
アップルが作り上げたiPod帝国についての分析は元麻布氏のAppleが作りあげたiPodのエコシステムが秀逸である。またソニーがいかに後塵を拝しているかについてはソニーの「沈黙」3――血祭りになったヤラセ「体験日記」を読めば胸が痛くなるほどわかる。でもでもやはり日本人としてはソニーをはじめとする日本の会社にがんばって欲しいと思う。
会社帰りに駅から家に帰るとき「ちょっと遅いけどジムに行ってから寝るかな」などとめずらしく前向きだったのですが、成城石井の前で寒いのにお兄さんがボジェレーヌーヴォーの試飲をやっており、ついついチーズといっしょに衝動買い。買ったのはボジョレー・ヴィラージュ・ヌーヴォーってやつで、ちょうど今週のモーニングのワイン漫画「神の雫」のコラムで紹介されてるやつだった。で、当然スポーツジムは中止となったわけですが、ワインがおいしかったのでよしとしますか。
最近coLinuxなるWindows上で走るLinuxで遊んでいるのだがこいつがまたよく出来ている。VMWareとは違ってカーネルがWindows上のひとつのプロセスとして動くのだがサクサクと軽快に動く。しかもサスペンドから復帰したときでもカーネルが動き続けるのはもちろんのこと、さらに前に張っていたsshのコネクションも何事もなかったかのように動く。
さてどのようなディストリビューションが動くのか気になるところだが、DebianとFedoraに関してはcoLinuxのインストーラーがインストールイメージを提供しているし、他のだとインストール済みのディスクイメージを使うことも出来るので、がんばればどんなディストリビューションでも動かせる。またVineなどのインストーラーも提供されているし。
さらにxdm経由で普通とまったく同じLinuxのデスクトップ環境もつかえる。Linuxで遊びたいけどもう一台マシンを用意するのは面倒だというひとには超おすすめです。最近のPCって早いですから…。
商用のミドルウェアも問題なく動くし動かなかったソフトはまだない。ああ、もううっとりです。
すごいブログを見つけました!!なんとロト6で3億2千万円当てた人が豪快に使う話です。「電車男」と同じで読み出すと止まらなくなるので要注意です。読み方としては左下にArchiveがあるので逆順で読むべしです。私もまだ途中だけどかなり面白い!!あまりに良く出来ているのでちょっと「もしかしたらネタかも?」と思うが、ブログのURLのセレブがserebになっているあたりが逆にリアル。ネタだったらこういうところはちゃんと辞書引いて合わせる気がする。あー、これももしかしたらドラマになるんだろうなー。
さてロト6といえば私がファンの常盤さんがCMやってるやつじゃないですか!!ロト6って興味なかったけど急に興味が出てきました。今度買って見よー。
iPod Shuffleを買ってから気に入ってずっと使ってるのだが、iPod Shuffleについてきたヘッドフォンがいまいちなので替えたいのだが前に買ったソニーのMDR-EX51SPは黒で真っ白なiPod Shuffleとはまったく合わない。そこでヨドバシなどで
- 色はケーブル、本体ともに白色
- ケーブル長は1mくらい(延長ケーブル不可)
- プラグはL字型でなくまっすぐ
の条件で探すが、なぜだか陰謀のようにまったく見当たらない。途方にくれてWEBで検索するとiPod用に開発されたETYMOTIC RESEARCH 社のER-6iなるものを発見してデザインがよさげなので注文。12,800円なり。
さっそく音を聞いてみる。思いっきり私見だが、音質は次の通り。とにかく遮音性が高くて歩きながら横を通り過ぎたバイクが電動バイクだと思うぐらい。あとiPod Shuffleには少しケーブルが長すぎるが欠点。
iPod Shuffle付属
多分、男なら誰でも一度は飛行機を操縦して見たいと思ってるのではないでしょうか?私は先日その夢がかないました。ただしラジコン飛行機ですが…。ガンダムのプラモデルを買ったときにヨドバシのおもちゃ売り場で3,000円で飛ぶラジコン飛行機を発見して、もちろん即ゲット。電池が家になかったりいろいろ忙しかったのでなかなか試せなかったが、やっと近所の公園にて初フライトが実現したわけで。
このラジコン飛行機は充電式でコントローラーの電池から30分充電すると10分間飛行が楽しめる。周りに人がいないのを確認しておもむろにスロットルを70%くらいにあけてスッと押し出すとふわりと飛び始めたがすぐに左に急旋回して壁に激突。旋回にはデジタルプロポーショナルという方式を採用しており左右のプロペラの強弱で旋回をする仕組みになっているが、どうやら右の回転が強すぎるようだ。コントローラーのトリムを右に回して調整して再挑戦。今度はまっすぐ飛んでいく。ためしにスロットルを100%にしてみるとゆっくりだが徐々に高度を上げていく。おもむろに旋回を試してみる。なんということでしょう!!本当に旋回するではないですか!!
気をよくして調子にのってどんどん高度をあげていくと豆粒のようになってしまった。その時初めて「ラジコン飛行機は飛行機の姿勢が見えなくなると操縦できない」という当たり前のことに気付く。スロットルを停止してなすがままにしてると運良く木にひっかかったりせずに落ちてきた。これに懲りて高度を上げすぎないように気をつける。旋回している姿はまさに飛行しているという趣きでうっとりさせられます。
3,000円という値段からせいぜい1回か2回旋回するのがやっとですぐ落ちる。そんなイメージを勝手にもっていたが、そんなことはまったくなく電池が切れるまでいつまででも飛ばせる感じだ。すいません、なめてました。>作った人
この飛行機製品名はAeroWingsというものでこのYokota Slow Flyer Clubさんの記事によると海外ではX-Twinという名前で売られているようだ。このドイツ語のページから実際に飛んでいる動画をダウンロードすることが出来るので参考までに。このおもちゃ、結構お勧めです
(続きを読む…)
去年も行ったのだが、今年も会社のR氏に誘われて沖縄旅行に行きました。が、出発の前日にR氏から「緊急トラブルで今から名古屋に向かう。いつ帰ってこれるか分からない」と連絡で早くも波乱を連想させる旅の始まりとなった。
那覇ではR氏が予約してくれた「山本彩香」というなんだか人の名前みたい(実際そうらしい)な琉球料理の店に行く。R氏からのメールには9,000円とあり、4人で9,000円とはなかなかリーズナブルと思っていた。で、結局3人で行ったわけだが3人の割にはかなり広い個室に案内される。
料理もあらかじめ予約してあるみたいで一品ずつきれいに盛られて運ばれる上、丁寧な説明付でどれもやけにおいしい。おかしいと思って聞いてみると案の定、4人で9,000円ではなく一人9,000円とのこと。まあおいしかったので大満足なわけだが。
結局、翌日も台風15号の影響で予定してた座間味島への船が欠航のため、朝一の便で那覇にきたR氏と合流して那覇観光で美ら海水族館に行く。割と水族館は好きでいろいろ行っているのだが、種類の豊富さにおいてやっぱり抜きん出ている。かなりおすすめです。あ、同じ意味で映画のDEEP BLUEはもっとすすめです。
その翌日はやっと船が出て座間味島に行くことができ、なんとかダイビングを一本潜る。インストラクターは海亀を探してあちこちと移動して空気が切れかけて大変だったりしましたが。ともあれ1年ぶりに来た座間味はちっとも変わってなくやはりとてもとても美しいところでした。
あ、ガンプラ=ガンダムのプラモデルです。さて駅のキオスク等でときどき買って読んでるパソコン雑誌のようなそうでないような週間アスキーという週刊誌に「カオスだもんね!」という連載漫画がある。この漫画、毎回30過ぎと思われる男性達が幼少時代を懐かしんでガンプラなどを作ったりしている同世代の男性にとってはなんともノスタルジックな漫画である。
この漫画の影響かは定かではないが、いつものようにヨドバシカメラに行ったときになにげにおもちゃコーナーを覗いてみると、子供の頃に比べてはるかにガンプラの種類が増え充実しまくりなのを発見。しかも一番安いグレードのHGは値段がひとつ800円程度。思わずガンダムとシャアザクというベタベタな組み合わせで衝動買い。
さて作ろうとしたが家にニッパーがないのを思い出し、駅前に行って買ってくる。ついでになつかしの「プラモデル用セメダイン」も購入。子供の頃と同じパッケージでなつかしー!ただし、最近のガンプラは接着剤不要になっていた。
さっそくテレビを見ながら製作開始。「大人だからすぐできるだろう」となめていたが、パーツをニッパーで切り取った後切れ残りをカッターなどできれいにとるのが結構大変であっというまに時間が過ぎてしまう。なんだかんだで3時間ぐらいかかってまずはシャアザクを完成。
「でもブライトさん、このスピードで迫れるザクなんてありはしません。一機は通常の3倍のスピードで接近します。」「シャアだ。赤い彗星のシャアだ」などと回想シーンに入ってしまう。それにしても足首の関節も動かなかった昔のガンプラと比べると、今のはプラキャップとボールジョイントで曲がりまくり。「あー、最近の子供は幸せだなあ」などとしみじみと思う。次はガンダムを作ります。
日本に戻ってきてもまた時差ぼけがひどくて3時におきてそのまま眠れないまま会社に行こうとするとめちゃくちゃ暑いしなんだか今週は厳しいです。
2週間の出張なので一度週末があるわけだが、前回の出張で観光は十分なのでだらだらと過ごす。今泊まっているところは、長期滞在向けのホテルで週末はルームクリーニングがなくおもいっきりだらだら出来る。キッチンもついているので焼きそばUFOや中華系のスーパーで買ってきた冷凍小龍包などを食べたり出来ます。
土曜日は起きたら夕方の6時だったので夕食以外どこにも行かず。日曜日は暇つぶしに朝からホテルについてるコインランドリーで洗濯をする。さすがアメリカの乾燥機(多分2000Wくらい消費すると思われる)はかご一杯の洗濯物を40分できっちりと乾燥してくれた。カルフォルニアの夏だけあってあまりにも天気がよく部屋にいるのがもったいなく思い近所の電気店のFry’sに行く。
ぶらぶらと見てると$25の54G無線LANのUSBアダプターを発見しデスクトップ用にゲット。あと$12のコンパクトなマイクを買ったりしたり。さすがアメリカの電気店だけあって80インチ!!のリアプロジェクターなどが売っている。個人的には60インチのソニー製リアプロが$1,999なのが気に入った。多分プラズマや液晶だと$4,000ぐらいするがそれらと比べても画質はさほどかわらないかむしろいいくらいだろう。薄さもそこそこ薄いし60インチクラスだと液晶やプラズマも苦戦しそうだなぁと思いつつぶらぶらと観察。
その後、昼飯にPhoを食べに行く。このweblogのエントリー独断と偏見の “Best Vietmen in Silicon Valley”で見て鶏のベトナム麺のPho Kim Longを試みるも事前の調査が悪くたどり着けず、前にもいった牛のベトナム麺Pho Yで妥協。まったりと牛肉入りのPhoを食べるもののちょっと狂牛病が心配。
その後、帰りの飛行機で読む小説を買いに紀伊国屋に行ったり、近所のモールに行って洋服や時計などを適当に買ったり、スーパーでビールを買ったりしてると夕方。面倒なので晩飯は部屋で適当に。なんか日本の休日と同じ感じだけどのんびりして楽しい一日でした。
今、朝の4時なんですが2時ごろに目が覚めてからまったく眠れません。まあ週末なので構わないですが。しゃくなので酒でも買おうと近くのコンビニへ。さんざん悩んでビーフジャーキーとコロナビールをレジに持っていくと、店員が実に申し訳なさそうな顔で「6時まではアルコールは売れない」などとせちがらいことを言う。しかたないのでダイエットコーラと一緒に食べるがさほどうまいわけでもない。
せっかくの海の日の3連休だが、泣きながら日曜出発の出張です。いつもアメリカン航空でサンノゼ空港に行くのだがチェックインのときにマイルを使ってビジネスにアップグレード出来るかと聞いたら、マイルの他に100ドルかかるが可能とのこと。が、エコノミーだとアルコール一杯に5ドルかかるので20杯飲めば元がとれるのでアップグレードしてもらう。
が、この処理はあらかじめやっておいた方がいい。チェックインカウンターのお姉さんは間違えたりいろいろしてとても大変そうだった。そんでもって分からなくて偉い人に聞きに行って戻ってきたとき、スーツケースを載せる台に立って話していたが目の前にそのお姉さんの体重が表示された状態で「すいませんねぇ」などと話しかけられて結構びっくりしてしまった。
さすがにビジネスクラスはリクライニングも思いっきりするし快適でひたすらワイン飲んで(もちろん無料)ずっと寝てました。もちろん20杯は飲めなかったけど…。
Google Earthすごいっす。会社で夕食後の休憩として始めたんだけどはまりました…。見つけたのは、こんな感じ。
- ロンドンのBig Eye
- パリの凱旋門
- 東京タワー
- 渋谷駅(多摩川→東横線からたどって発見)
移動するときにギューンと飛ぶのがいい感じです。やればわかります。
小学生のときの日記と同じでWeblogもなんとなく更新しなくなるとずっと更新しなくなってしまうものらしくとうとう最後の更新から1ヶ月以上が過ぎてしまった。もう出張もとっくに終わって日本で普通に暮らしています。でも最後にサンノゼ出張で一番感動したアルカトラズ刑務所について書かせてください。
いよいよ出張も終わりということで日本から一緒に来ているTさんと一緒にアルカトラズ刑務所に行くことになったのだが、サンフランシスコの埠頭からフェリーはいつも混んでいて事前に予約が要るらしい。WEBサイトで予約できるのだがこのサイトがいまいちで、注文ボタンを押したところで1度エラーになってしまった。それでもくじけずチャレンジして2度目でやっと買うことに成功。音声ガイド付きで$26なり。が、このエントリーを書いてる時点でリプレースされて新システムになっている。もしかして最後の被害者か?
当日は太平洋戦争時代の潜水艦を見たり、フィッシャーマンズ・ワーフでクラムチャウダーとビールで腹ごなしをした後、青と黄色のフェリーにてアルカトラズ島へ出発する。
アルカトラズ島に近づくにつれ遠くに見えていた刑務所の建物がだんだんと大きくなってくる。フェリーは有名な観光地だけあって世界中から来たと思われる観光客で賑わっておりみんな楽しそうに写真を撮ったりしている。島に着くとフェリーを降りたところで説明員とおぼしき人がハンドマイクを手にして「島内では飲食禁止です」などといった注意事項を話しており、みんな神妙に聞いている。なんというかアメリカっぽいです。
注意事項を聞き終わった後、皆三々五々パンフレットを手にとり刑務所の探索を始める。島は自然も豊かな上、対岸にはサンフランシスコの町並みも見えかつて刑務所だったとは思えない美しい。
やがて一番のハイライトである刑務所に入る。10分ぐらい並んだあと入り口で説明用のウォークマンのような機械を首にかけてもらう。言語はもちろん日本語をチョイス。しかし、まったく期待していなかったこの音声ガイドにびっくり!!スイッチを入れると「あなたは今、アルカトラズ刑務所の入り口にいます。…」などと明らかにプロのアナウンサーにとうとうと語りかけられ、すぐにかつて刑務所だった時代に思いを馳せてしまう。さらに、実際に実際に刑務所に入っていた人の語りが入るのだがここにかぶせるように日曜洋画劇場風の吹き替えが入り「ここはよう、タイムズスクエアと呼ばれていてよう、みんな毎日ここを行ったり来たりしたもんさ」などと臨場感たっぷりな演出!!
このすばらしい音声ガイドに導かれていろいろと見て周り、最後には映画「アルカトラズからの脱出」で有名な実際に脱獄に成功した独房を見て終了。感動のあまり音声ガイドのCDを買おうとするが残念ながら英語とスペイン語しか売ってなかった。ちょっとがっかり。代わりに食堂で使われていたスプーンのレプリカを買う。
2ヶ月ベイエリアでいろいろと観光に行きましたが個人的にはこのアルカトラズ刑務所は一番のおすすめです。サンフランシスコに行ったら必ず行きましょう!!
これまたかなり前の話なのだが、いっしょに日本から出張に来ているTさんとTさんの奥さんとでBig Surという観光名所に行く。Big Surは海沿いにありダイナミックな景観が楽しめるとのこと。San Joseからはちょっと遠くてモントレーやカーメルよりもさらに南にあるのだが、いやー凄い景色です、本当に。まずはこの橋。めっちゃでかいです。でも写真だとなかなか迫力が伝わりませんねー。やはり広角寄りのデジカメを…。
そんでもって一番の見所はこの海に注ぎ込む滝です。こんな壮大な景観はなかなか見たことがないです。まるでクリームのような真っ白に打ち寄せる波と、その波に流れ込む美しい滝がマッチしてすばらしい景観になっています。17マイルドライブも良かったけどこのBig Surも同じくらいお勧めです!!
うーん、しかしさすがにだんだんと観光に行くところが無くなってきましたなー。
今度はバークレーに行ってみる。バークレーといえばいわずと知れたUNIXのBSD(Berkeley Software Distribusion)発祥の大学、University of California, Berkeley(UCB)がある。場所はサンフランシスコからベイブリッジを渡ってすぐのところだ。サンフランシスコからベイブリッジのあたりは多少渋滞。
昼過ぎに着いたので、早速正門前のあやしい中華料理屋で4ドルの麻婆豆腐を食べる。UCBの学生も食べてるのだろうか?校内に入ってみると意外にも桜が咲いている。そういえば、今年は花見にいけないなーと思いつつ桜の花に見入る。
大学といっても土曜なので学生もおらずちらほらと観光客がいるぐらいだ。地球の歩き方をみて名所?のセイザータワーに行ってみる。本当は上に上れるらしいが入り口には休みとありちょっとがっかり。
その後、大学のすぐそばにあるバークレーのメインストリートのテレグラフアベニューあたりをぶらぶらする。ここは雑然としており道端では日本でもよくあるアクセサリー屋(これは多国籍企業なのでは?)や占い、Tシャツ屋などがぎっしりとならんでおり、その奥ではいろいろな店がある。歩いているとついにいくつかのコピー屋を発見した。UCBの学生も試験前に友達にノートを借りて縮小コピーをしたりするのだろうか?また学生用の教科書を売っている店に入ってみるとアンチョコらしきものも売っている。思わずここでUCBのTシャツなどを買ってみる。
感想としてはスタンフォードが重厚でアカデミックな感じなのに比べて、UCBの方が雑然としてていかにもハッカー文化発祥の地という感じがしました。
天気予報では雨だったがホテルにいてもやることがないし少し晴れてきたので、週末にモントレーに出発。モントレーは小説家スタインベックで有名な観光地でSan Joseからは車で2時間ぐらい。が、やはり行っている途中から雨が降り出し、山道を走っているとバケツをひっくり返したような雨が降り始める。くねくねとした山道を走っていると突然、流れが止まって渋滞発生。なんとちょっと前で接触事故があり道には車の部品が散乱していた。その直後、周りの車も含めていっせいに安全運転になる。ほどなくモントレーに到着して港をぶらぶらする。なるほど観光地になるだけあっていい感じにひなびて味のある港町だ。マリーナにぎっしりととまったヨットがなかなかいい感じ。さっそく先日買ったデジカメで写真を撮る。
持ってきた「地球の歩き方」には名物のクラムチャウダーを食べようとあるので、そこいらじゅうにあるクラムチャウダー屋(?)でひとつ頼んで食べてみる。確かになかなかうまいが、べつにここでなくても作れると思う。前から思っているのだが名物というのは不思議なもので名物と聞くと食べずに過ごすとなんだか損した気がするのでついつい食べてしまう。今まで名物で「こりゃ、うまい!」と思ったものはあまりない。”名物にうまいものなし”とはよく言ったものだ。
次は有名な17マイルドライブに行く。半島を走るドライブコースなのだがアメリカでは珍しい有料道路だ。レンタカー屋でもらった地図をたよりにうろうろしてやっと入り口のパフシフィック・グローブ・ゲートを見つけてスタート。関係ないが料金を払おうとしたら財布を見たら10ドルしかなかった。スタートするとすぐに美しい景色が現れる。
さすがに有名な場所だけあって美しい。日本のようにレストランやホテルの看板など人工的なものが一切ないところが潔くていいと思う。すぐに海に出たので車をおいて外に出てみると、波打ち際が真っ白になるほどの激しい波が打ちつけられておりいかにも太平洋という感じがする。
その後、崖の上に一本だけ立っているローン・サイプレスや全米屈指の名門ゴルフコースのぺブルビーチのクラブハウスなどを見る。まあ、なんというか素朴な一日でした。
日曜日はサンフランシスコ。前にも行ったし車で1時間ぐらいなので割と気軽に行ける。フリーウェイ280を降りてすぐにあったPublic Parking(普通の駐車場のことをこういうようだ)に車を停める。1時間2ドルと高めだが日本の駐車場はもっと高いので気にしない。
ちょうど昼なのでとなりにあるメキシコ料理のChevysに入り巨大サラダを食べながら初めて地球の歩き方を熟読し、とりあえずフィッシャーマンズワーフに行ってみることにする。食後、近くにあるヤーバ・ブエナ・ガーデンで芝生に寝転がってぼーっとする。ここは世界中の建築家やアーティストの協力で出来た公園でまったくビューティフルの一言に尽きる。
その後、ぶらぶらとあるいてるとCompUSAがあったので自動的に入ってしまう。こっちに来て初めてiShuffleが売ってるのを見つけて即ゲット。512MBにしときました。99ドルなり。さらにデパートでポロシャツを買ったりしてるうちにフィッシャーマンズワーフまで行くのはちょっと面倒になってきた。
が、何とか元気を出してミュニメトロという路面電車にのって行く。この路面電車、窓が低くて立つと外が何も見えない。かがめば見れるが前はなぜか超セクシーなドレスを着たお姉さんでそれもならずひたすら目的地に着くのを待つ。フィッシャーマンズワーフまで我慢する予定だったが我慢しきれなくなって途中で降りるとそこはPIER39というところで完全に観光地だった。
辺りは観光客でごったがえしていた。そこは埠頭になっており埠頭の先端では遠くに有名なアルカトラズ刑務所が見える。機会があればアルカトラズのツアーにも行ってみたいが時間もないのでパス。とはいえずいぶんと前に見たクリント・イーストウッド主演の名作「アルカトラズからの脱出」を思い出す。
フィッシャーマンズワーフを目指して西に歩いていったのだがなにしろ夕暮れ時のため日差しがきつく目が痛い。また、海辺なのでかなり風がきつく薄着で着てしまった事をちょっと後悔。抜けるような青空にはたくさんのカモメがいかにも港といった旅情がある。辺りでは名物のイカや海老のフライを売っており皆歩きながら食べたり道端で食べたりしている。興味はあったが量が半端じゃないのでスルー。
来るときに載った路面電車はもうこりごりなので帰りは有名なケーブルカーで帰ることに。が、なにげにチケットを買って列にならんだものの前を見ると長蛇の列になっており、40分ぐらいかかるとのこと。観念して待つ。折り返し地点では人力で向きを反転させる光景などを見て暇をつぶす。
サンフランシスコといえば坂の町で有名だが、半端じゃなく急な坂ばかりだった。130年前からあるというケーブルカーはとてもプリミティブで下り坂では車掌さんが力いっぱいレバーを引いて停める。おもわずマンガでお約束のポキッとブレーキレバーが折れるところを想像する。駐車場のところまで帰ってくるとすっかり日が暮れていたが1時間もしないうちにホテルに着き、明日からまた会社かと思うとなんともいえない不思議な気分になりました。
せっかくなので週末は観光に。今週からもう一人同僚のTさんが来ているので昼過ぎに手ごろなところということでスタンフォード大学に行くことにする。Tさんは到着して真っ先にMicrosoftのStreets & TripsのGPS Locater付きパッケージを買っているのでそれを使ってナビゲートしてもらう。GPSだけのわりには妙に正確だ。GPSの精度は軍事上の理由からわざと精度を落としているがさすがにアメリカ国内では完璧なのか?(まあ、道が日本ほど複雑でないというのもあると思うが)
その前に寄り道してシリコンバレー発祥の地に行く。完璧に住宅街の真っ只中だったが、ナビで場所についてもそれらしきものは見当たらない。が、記念碑は改築中の家の中にあった。かろうじて記念碑は金網の向こうに見えるようになっている。
そこに置いてあったパンフレットによるとここはかつて1939年にHPの創始者HewletさんとPackardさんがオーディオの発信機を作り始めたのがきっかけで1989年にシリコンバレー発祥の地として認定されHPの資産となったそうだ。現在は改築中とのこと。
さて次は目的地のスタンフォード大学に。気のせいかもしれないが近くに行くと閑静でそれとなくアカデミックな雰囲気が漂ってくる。休日ということもあって中の公園では近所の人たちがバレーボールをしていたり、なぜか結婚式をしていて教会の前でリムジンが待機しています。
大学の中心にある教会を見たあとは、フーバータワーに登って見る。上から見渡してみるとスタジアムや講義等やアパートなどがあたり一面に広がり大きな大学ということがよく分かる。世界でトップクラスの大学だからだろうか、日本の大学によく見られる雀荘、コピー屋、ゲーセンなどは見られなかった。
ひとしきり学内をぶらぶらしたあと最後は生協?でマグカップなどを買ってかえりました。しかしデザインだけで選んだのでホテルに戻ってよく見てみると「STANFORD GRADUATE SCHOOL OF BUSINESS」(スタンフォード・ビジネス大学院、つまりMBA)とある。むーん、せめて普通のにしたかったぞ。