日記

病床に伏せる

突然、病気になってしまいもうかれこれ2週間近く休んでいます。まあ病気なんて普通突然なるもんだけど…。せっかくなので今回の経緯を日記に残しておきます。

(1日目 始まり)
いつものように会社で働いていると少し悪寒がするので、風邪の引き始めかと思い会社の診療所に薬をもらいに行くと微熱があることが判明して早めに帰って寝る。これが長い闘病生活の始まりでした。

(2日目 風邪?)
朝、起きると38.5度も熱があるのでその日は休むことにする。「まあ、風邪だろう」と思って会社に連絡して休んでいるとぐんぐん熱があがって行く。39度を超えたので寝てても直らないと思い近所の病院へ行くも休診日。Yahoo!ヘルスケアで2番目に近い中規模の総合病院を見つけて行く。1時間も待たされて1分の診察で「のどの風邪でしょう」と言われて解熱剤と抗生物質を処方してもらい帰る。この病院もう二度と行かん!!

(3日目 高熱でうなる)
のどが異常に晴れてきた上、とうとう熱が40度を超える。解熱剤を飲んでも38度ぐらいまでしか下がらない。インフルエンザだろうと思ってもくもくと眠る。高熱がでるのは体が抵抗しているのだが、ちなみに上げていいのは42度まで。42度を超えるとタンパク質が変質し始めるので脳の障害などが起こるらしい。

(4日目 水疱瘡?)
一向に病状が改善しないので、先日休診日だった最寄の内科に行く。こっちの病院は個人病院なためかじっくりと話を聞いてくれる。聴診器で胸を見せたときに発疹が出ているのが見つかり、「水疱瘡では?」と言われる。水疱瘡なら2日ぐらいではっきりするので2日後に来るように言われる。さらに口の中に口内炎のようなものが大量に出来始め食事が難しくなっていく。

(5日目 食事不可)
朝、起きると口内炎のようなものが激しく進化していて口の中が全部炎症となり、朝食のサンドイッチ一つ食べるのに痛みに泣きながら30分くらいかかった。というわけでこの日からお茶と具のないスープ以外なにも食べれなくなってしまった。おまけになにも食べなくても口の中とのどはいつもズキズキ。もちろん熱は依然として40度オーバー。とほほ。

(6日目 はしか?)
病院にいってみると、発疹が膨らんでいないので水疱瘡ではなくはしかではないかと言われる。血液をとられて体力回復のために点滴を打ってもらう。点滴は始めてだが、あまり効果は感じなかった。この日から毎日点滴を受けに行くように言われる。ちなみに発疹はどんどんひどくなり発疹というより皮膚の70%ぐらいがピンク色に。

(7日目 肝機能低下)
血液検査の結果、肝機能が低下しておりいくつかの値が正常値の10倍ぐらいになっているといわれる。扁桃腺のはれと肝機能の低下からEBウィルスによる単核症ではと言われる。いつも××ではないかと言われると帰ってgoogleで病気について調べているのだが、この病気は一番自分の病状と合っている。思うに患者は医者に質問された症状しか言わないので、自分で症状を見たほうがあっているかどうかははっきりわかるような気がする。医者もこの病気がもっとも有力とのこと。

(8日目 慣れ)
かれこれ1週間くらい高熱ライフを過ごすうちにだんだんとこの状況にも慣れてきた。強めの解熱剤をもらったので解熱剤を飲んでいるあいだは口の中の痛みも少しはましになり近所に買い物と部屋の掃除ぐらいは出来るようになる。元気なうちに家事をして、解熱剤が切れると「待ってました」とうんうんうなる。

(9日目 回復の兆候)
朝起きると昨日よりも口の中の痛みが緩和していることに気付く。熱も40度を超えなくなり39度台の前半に下がる。ひそかに「ピークは超えたな」と実感する。

(10日目 さらに回復。が、痒い)
口の中の痛みもさらに直ってきている。また熱も微熱程度にまでさがっている。が、発疹もそのまま。今までなんともなかった発疹が異様に痒くなってきた。早く直すためになるべく解熱剤はやめたかったが、しかたなく解熱剤で熱を下げると痒みも収まるのでまだ解熱剤を使い続ける。

(11日目 熱下がる)
朝、起きると発疹がほとんどなくなっていた。おまけに熱も平熱。すっかり完治したと思って病院に行くが、肝機能がまだ回復しておらずまだ仕事は様子見と言われる。肝機能が改善するにはまだ1週間ぐらいかかるらしい。それにしても日々良くなっている自分を観察するにつれ人間の体って良くできてると本当に関心する。

というわけでもうすぐ社会復帰できそうだけど、ほんとに死ぬかと思いました。

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