日記

沈まぬ太陽

なんで泣きたくなっちゃうんだろう(初回生産限定盤)(DVD付)映画『沈まぬ太陽』を見た。例によって会社の帰りなのだが、月曜日ということも手伝ってか、あり得ないぐらいガラガラ。チケットを買うときに「すべての席が空いております。」と言われて5分前に席に着いたがこの時点で本当に自分一人。その後、サラリーマン風の男一人とカップル一組が来たが限定4人である。

この映画210分の大作で途中に休憩がある。映画というよりドラマの一気見に近いかも。以前、原作を読んだことがあるのでストーリーは知っていたが、それでも楽しめる内容だった。

内容はフィクションとしているが明らかに国民航空を日本航空に重ねてしまう。映画の中では国民航空の社員、政治家、マスコミがよってたかって会社を食い物にするシーンがこれでもかと出てくるが、JALで真面目に働いている人、あるいは働いた人にとっては残酷な内容だ。そのような人たちのことを思うと、JALには立ち直ってもらいたいとも思った。

また飛行機というのはやはり特別な乗り物だと思う。外国からの帰りに東京行きの出発ゲートにたどり着いた時の何とも言えない安心感、成田の『おかえりなさい』などなどを久しぶりに思い出した。

あとよかったのが、エンディングとスタッフロール。美しい夕日のあと女性ボーカルのアカペラで始まる曲「cry no more」が実にいい。上のバナーのAmazonのリンク先から視聴できるので聞いてみてくださない。いろいろ書きましたがこの映画、劇場で見るのをお薦めする一本です。

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