バイク

北海道ツーリング 2011 その1

久しぶりのブログ更新。今年の夏に念願の北海道ツーリングに行ったのでブログに残しておこうかと。実は去年行きたかったのだが、いつの間にか夏が終わってしまったので、今年は公私共に強い意志でスケジュールした。とはいえ休める目処がたったときには時すでに遅く、フェリーの往路は大洗→苫小牧は2等の雑魚寝(その後キャンセル待ちで2等寝台)、復路は大洗の便はなく小樽→新潟の2等雑魚寝しか取れなかった。まあ、そんな些細なことはどうでもいい。

出発は8/14(日)、汗だくになって荷物をバッグに積み込み灼熱の首都高を通過して大洗のフェリーターミナルに向かう。上の写真は常磐線のどこかのSAにて。この時隣のバイクも同じフェリーに乗ってた。話しかければ良かったと少し後悔。

特に迷うこともなく大洗に到着。ちなみに今回のナビはiPhoneでのGoogle Map。バイクを止めて少し行列に並んで三井商船フェリーの乗船手続き。「予約済みでも書類の記入が必要」とのことでせっせと書くもよく見ると小さい字で「ネット予約の人は書類の記入不要」とある。予約なんてみんなネットだろうにもっと大きな字で書いておけ!と思うが、うかれているので大抵の事は許せるのである。

バイクは一列に並んで自走して乗り込むのだがこれまた旅情がある。これから旅が始まると思うとみんな感極まってアクセルふかしたりしている。エコじゃないけど仕方ないか。次のは乗り込み次の動画。なんてことないが何度見ても楽しい。

乗船すると、早速自分の部屋へ向かう。割り当てられた寝台は6人部屋。部屋といっても二段ベッドが壁にそって3つあるだけ。ちょっとした荷物置き場もあるので、ジャケット、ヘルメット、持ち込み荷物ぐらいはおける。さっそくフェリー内の大浴場で汗を流す。まったりしていたらいつの間にか出発していた。約19時間の船旅の始まりである。

晩飯を食べるとさほどやることもなくただただ本を読んで過ごしたりする。iPhoneは圏外。2等と思しき客はロビーのソファーで寝たり。夜中にロビーのソファーで本を読んでいると、向かいで寝ていたおばさんがムクリと起きて夢の内容を語りだした。となりでパソコンで何やらやっていた青年が「母さん、まあそんなこと気にしないでゆっくり寝ろよ」とどこかの方言で諭すのが印象的だった。結局、寝台は強烈ないびきに苦しめられたがまあなんとか寝ることもでき。あとはライブラリーにある歯抜けの「めぞん一刻」などを読んだり、北海道のガイドブックを読んだり、ツーリングマップルでルートの確認などをしてひたすら暇を潰す。

ちなみに、いくら2等寝台とはいえ、横になって寝れるし、風呂も入れるし、食堂でご飯も食べれるしで、船酔いしない人であれば飛行機のビジネスクラスや乗ったことないけどファーストクラスよりも快適だと思う。ビバ!船旅。

そうこうしているうちに、苫小牧上陸が近づいてきた。到着は午後1時半。晩飯、朝食と連続で船のレストランで食べたので最後の昼ごはんのカレーはスキップ。上陸して旨いものを食べるぞ!いよいよ到着とのことでまた下に降りて上陸準備。そして上陸!

だが、降り立った北海道は曇っていて少し肌寒かった。(その2に続く)

日記, 自宅サーバー

計画停電にあわせて自動シャットダウンするためのWebサービス「nextteiden」

前のエントリーに書いたように、東京電力の計画停電に組み込まれた自宅は頻繁に停電するようになってしまったのでWebサーバーはさくらVPSに移動した。ただ、他にもファイルサーバーなど自宅サーバーはあるわけで、問題は自宅サーバーのシャットダウンである。いくら気を付けていても、仕事でミーティングに出てたりするとあっさり停電の直前のシャットダウンを忘れてしまう。その結果次に起動したときにRAIDのResyncなどが走り、精神衛生上よろしくないことこの上ない。UPSを検討したが2,3時間も給電するとすると結構な金額になる。しかもフレッツ・マンションタイプなので停電になったら自分だけ給電してもマンション内の電気系統は動かなくなるので自分の家だけ電源があってもダメだろう。

他にも一週間分の停電スケジュールを見てcronでシャットダウンを仕掛けるという方法も考えられるが、その日の電力使用量によって直前にあっさり停電がスキップされたりするのでこれまた難しく停電の有無は直前まで分からない。で、調べてみると計画停電カレンダーなる有り難いサイトがあるのを発見。しかも計画停電中止などの情報もタイムリーに更新されているようだ。

というわけで、まずこのGoogle カレンダーからRSSで情報を取ってきて、停電情報を提供するWebサービスを作ってGoogle Application Engineで公開してみました。ポイントはこのカレンダーに「中止」か「CANCELED」と書かれてたらキャンセルとみなしリアルタイムで反映されること。で、使い方は以下。たとえばグループ5で今後30分以内に計画停電があるかどうかはhttp://nextteiden.appspot.com/tokyo/g5/nextteiden/inminutes/30で判定することができる。

Base URL: http://nextteiden.appspot.com
■nextteiden
指定電力会社の指定グループの現時刻から次回の計画停電の開始の時刻を返す
入力:
書式: /(電力会社)/(グループ)/nextteiden
電力会社:’tokyo’`もしくは’tohoku’(現状の対応はtokyoの東京電力のみ)
グループ:g1〜g5
例: /tokyo/g1/nextteiden
出力:
plain/textにて次回の停電の開始の時刻。存在しない場合は”None”
例:’2011/03/27 14:24:46′
エラー時には”ERROR: <理由>”を返す
■nextteiden/inseconds
指定電力会社の指定グループの現時刻から指定秒数以内に計画停電が予定されているかどうかを返す
入力:
書式: /(電力会社)/(グループ)/nextteiden/inseconds/(秒数)
電力会社:’tokyo’`もしくは’tohoku’(現状の対応はtokyoの東京電力のみ)
グループ:g1〜g5
例: /tokyo/g1/nextteiden/inseconds/3600
出力:
plain/textにて指定した現時刻から秒数以内に計画停電が予定の有無を’Yes’と’No’で返す
例:Yes
エラー時には”ERROR: <理由>”を返す
■nextteiden/inminutes
上記nextteiden_insecondsと同様。指定は分単位
■nextteiden/inhours
上記nextteiden_inhoursと同様。指定は時間単位

そんでもって、10分おきに起動するシェル(teiden_shutdown.sh)を作ってみた。

#!/bin/sh

URL=’http://nextteiden.appspot.com/tokyo/g5/nextteiden/inminutes/20′
OUTFILE=/tmp/$$.teiden_shutdown.tmp
LOGFILE=/var/log/teiden_shutdown.log

wget -q -t 3 -O $OUTFILE $URL
RET=$?

if [ $RET -ne '0' ]
then
echo `date`’ FETCH ERROR’ >> $LOGFILE
exit 1
fi

echo `date`’ ‘`cat $OUTFILE` >> $LOGFILE

if [ `cat $OUTFILE` = 'Yes' ]
then
echo ‘date” SHUTDOWN NOW’ >> $LOGFILE
shutdown -h now
fi

rm $OUTFILE

今、このシェルを手持ちのVMのcronに設定して10分おきにcron起動するようにしてみた。10分おきに最大20分先の停電の有無を答えるので停電の10~20分前に自動でシャットダウンされるはずである。

というわけで計画停電の範囲でUPSもないような方で「これは使えると思った方は遠慮無く使ってくださいな。

仮想化, 日記, 自宅サーバー

自宅サーバーのさくらVPSへの引越し

このブログをホスティングしているサーバーは2000年以降11年間いわゆる自宅サーバーで運用してきた。これも安定して電気が提供されていたからであって、この度の地震に伴う計画停電はどうしようもない。最近は頻度が減ってきたものの頻繁に発生する計画停電はどうしようもなくクラウドに避難。引越し先としてはいろいろ考えられるが、以下の条件で調べてみた。

  • root権限を使える
  • メモリ512MB、HDD20GB程度とロースペックでいいので安い
  • 既存のVMをそのまま引越しできる

その結果、さくらのVPSに決定。上のスペックで月々980円という約牛丼2杯分という無理のないプライス。とはいえ、3番目の条件である既存VMの引越しはサポートされておらず通常はプリインストールのCentOSである。普通はこれをセットアップして使う。

既存VMの引越しはサポートされていないが、さくらVPSは完全仮想化なのでOSが起動してしまえばまあどうにでもなる。というわけで2段階でVMを移植した。方法としてはまず、上に書いた「カスタムOSインストール」でDebianをミニマムインストール(1GB)して起動し、そこからSWAPパーティションを除く残りの18Gにファイルシステムを作成し既存VMのルートファイルシステムをコピー。そのあと、/boot/grub/menu.lstを書き換えておもむろに再起動。図にするとこんな感じ。

この再起動後がこの移植作業の最大の難所である。だいたい最初の起動ではinitrdが無効とかrootファイルシステムがマウントできないとかで起動に失敗する。しかしこのさくらのVPSが秀逸なのがVGAコンソールが使えることだ。KVMには詳しくないが、Webの管理画面からJava Appletで管理画面であるVGAのコンソールが使えるので、Grubの画面操作や起動に失敗した画面でエラー内容を確認できる。これによりいくつか試行錯誤があったが無事に手持ちのVMを起動することができた。その他にも仮想のシリアルポートもサポートされておりこれもWebの管理画面から利用することができる。

ルートファイルシステムのコピーはパイプでsshに送ってssh経由で転送。コマンド例はVPSで新パーティションを/mnt/tmpにマウントしておき。以下を実行。

tar zcpf – . | ssh root@<VPSのサーバー> “(cd /mnt/tmp ; tar zxpvf -)”

注意点としてはお試し期間中は無料だけど外向けのSMTPポートが使えないこととネットワークの帯域宣言がされていることか。正式申し込みに1日ぐらい必要なので使うのを決めたら本申し込みをしましょう。

このVMのイメージは2002年くらいになんとなくインストールしたDebianをひたすらバージョンアップしたもので、今まで3.0→3.1→4.0→5.0→6.0とメジャーバージョンアップもapt-getコマンドでアップグレードしただけに感慨深い。また稼働VMもVMware Server→Xen→VMware ESX→KVM(さくらVPS)と渡り歩いてきた。今回の地震で自宅での運用は途切れたが、このDebianのメジャーバージョンアップは続けていきたいと決意を新たにする今日この頃です。

書評

「ゆるく考えよう 人生を100倍ラクにする思考法」

ゆるく考えよう 人生を100倍ラクにする思考法私は本や人のブログに感化されやすい。すぐに冷めるのだが「そうか、知らなかった!」と感動してすっかり洗脳されてしまう。有名なブログChikirinの日記の作者が書いたこの本もそうだ。やや長いが、冒頭「目標は低く持ちましょう!」からの引用。

日本の将来に悲観的な人の多くはそもそも期待値が大きすぎるのです。たとえばそういう人は「世界第2位の経済大国である日本」を維持したいと考えてたり、「国際社会でリーダーシップを発揮し、諸外国から尊敬される日本」を夢想しているようです。 たしかにこんな体たらくの国でそんな高い目標を掲げたら悲観的にもなるでしょう。でも、そんた高みを目指す必要ないのです。 世界には200もの国があります。そのなかで世界2位とは、トップ1%です。あなたは今まで自分の人生において、トップ1%を目指したことがありますか?

これを読んで「そうだ!そんなに頑張らなくていいんだ。今日は月曜で出勤中だけど、休みにして帰ろうか?」と真剣に考えてしまった。そのようなことをTwitterでつぶやいてたら、日中会社であった人に「あんなことつぶやいていたけど、あんたこれ以上ゆるくしてどうすんの?」と言われてしまった。

まあ、冷静に考えたらそうか。 まあ、頑張らなくていいというアドバイスは私には不要でしょうが、「10年以上のローンはダメです」とか「日本は素晴らしい国」とか「日本はアジアのイタリアに」とか「所有という時代遅れ」とか普通だったら「なぜ〇〇は××なのか?」などのキャッチーなタイトルをつけて1冊の新書に出来そうな内容がてんこ盛りなのでおすすめです、ハイ。

映画

「ソーシャル・ネットワーク」観ました

ソーシャル・ネットワーク (デビッド・フィンチャー 監督) [DVD]ネットでの評判がいいので仕事帰りに渋谷で鑑賞。小さな映画館で客は40%ぐらい。評判通り面白かった。ハーバード大学ってボストンなのね、行ったことないけど。ややネタバレだが、ハーバード大学のメアドがないと登録出来ず、それがハーバード大学の学生の証拠になるというアイデアは、いかにも代々お金持ちなボンボンのアイデアで、そのアイデアを使って(悪く言えば盗用して)そのボンボンの下では作らず自力(といっても友達に出資してもらった)でサービスを始める。多分、彼の中では成功する確信があったのだろう。そして凄まじい勢いで実行に移した。とにかく一旦始まると「あれ、もう終わり?」っていうぐらい一瞬も退屈することなく一気に楽しんで見ることができた。ちなみに冒頭のシーンは相当早口らしく渡英5,6年目の人でも「わからん」とのこと。

超・格差社会アメリカの真実ところで、「超格差社会 アメリカの真実」という本で知ったのだが、アメリカという国は建国以来一度も政権が変わったこともないし、南北戦争を除くと戦争に負けたことがないので、建国時の金持ちは基本的に没落したことなく代々受け継がれているそうな。この映画に出てくるボンボンもそんな感じ。だいたいその金持ち層は東海岸にいて、ベンチャーで成功するのは反対側の西海岸のシリコンバレー。この主人公も途中からカルフォルニアに移り住む。これは、超個人的な見解だがご飯はやはり西海岸より東海岸の方が美味しい気がする。で、昔そのことを東海岸のエスタブリッシュメントの人(大学の研究者)に聞いてみたら「西海岸は自然が豊かで他に楽しいことがいっぱいあるので食事にまで気が回らないんだよ」と言われた。今思えばいわゆる大人の回答なのだろう。

まあ、そんなわけで「最近あんま映画行ってないなー」というあなた、この映画おすすめです!ついでに平日の夜に映画を観るのは、行くまでは、「やっぱ家でまったりしようか?」とか思いますが、行ったら100%満足します。是非!!

書評

海外旅行に行きたくなった本

サバイバル時代の海外旅行術 (光文社新書)普段読んでいるブログ「サバイバル時代の海外旅行術 (光文社新書)(高城剛) – capsctrldays(2011-01-06)」で知ってあまり期待せずにポチる。新書は読みやすいので興味30%ぐらいあればポチることにしている。作者が沢尻エリカの元夫の高城氏というのにも少し興味を持った。感想はというととても面白かった。”ツアーではなく自分で飛行機やホテルを予約して行って、日本語のガイドブックを見ながら名所を巡ります”ぐらいの人にピッタリかと。曰く、日本のガイドブックは全然だめらしい。

まず、「るるぶ」、「ララチッタ」、「ワールドガイド」、「ポケットガイド」は、すべてJTBパブリッシングが出版しています。JTBが出版しているということは、第一にツアー客用につくられていると思っていいでしょう。だから、新興格安エアラインのLCCの情報などは絶対に載らないのです。(中略)。また「トラベルストーリー」、「新個人旅行」、「まっぷる」の版元は、すべて昭文社です。制作スタッフも、3誌ともほぼ同じ。すなわち、同じような情報を、三つ別々の名前で、(中略)。だから、広告を入れている旅行ガイドは旅行者のためではなく、広告主寄りのつくりになっているのです。日本のスペイン版ガイドで広告が入っていないのは、実業之日本社の「わがまま歩き」と成美堂出版の「いい旅・街歩き」だけです。しかし、「わがまま歩き」のスタッフを見ると、20人以上いて、バルセロナ在住は一人だけです。しかも、カメラマンとしてクレジットされています。

とのこと。がーん、「ワールドガイド」愛用してました。氏のおすすめは英語の「ロンリープラネット」のポケット版とのこと。次から買いますです、はい。他にもパイロットやCA向けに書かれた1冊で世界中を網羅するガイドブックなどレアなガイドブックも紹介されている。もちろんガイドブック以外にも、高級ブランドの紙袋をかばんにすると空港で買ったと思われ手荷物カウント免除されるという小技から、LCCの使い方、海外で携帯電話を安く使うノウハウ、熱いところから寒いところまでカバーできる衣類の揃え方(スーツはコナカのシャワーで洗えるのがおすすめらしい)、世界中の料理を集めた分子料理の紹介、CIAのサイトなどを使っての現地情報の収集情報方法、ヨーロッパで流行っている新しいタイプのスタイルのアグリツーリズムなど盛りだくさん。ついつい時間を忘れて夢中で読んでしまった。あまり海外旅行は好きではないが、これを読んでちょっとどこかに行きたくなりました。少なくても読んでるあいだはワクワクできます。これだけ旅が上手なら一緒に行った人は、そうとうエンジョイできるのは確実かと。そういえば、この高城氏は結局どんな仕事をしているんだろう?

仮想化, 自宅サーバー

VMware仮想マシンをSAN Boot その1

このドメインが動いている自宅サーバーは2007年にVMwareからXen移行した。その時に書いた大徳日記 » VMware ServerからXenに移植なるページは、「VMware Xen 移行」でググると2番目(最近まで1番だった)に来るぐらいの人気エントリーだったが、今度はXenからVMwareに戻した。理由は異なるディストリビューションの組み合わせの準仮想化(CentOSの上でDebian)ではたまたま動いているというのがあり気持ちが悪いことだ。カーネルのアップデートはリスクを考えるとかなり腰が重い。そういう訳で冬休みの宿題はXen→VMware移行で決定!

でもでも、VMwareで運用するに当たってはいろいろあって、

  • やっぱストレージはRAID構成にしたいよねー
  • でも、VMwareはソフトウェアRAIDサポートしないからRAIDカードいるよ
  • 調べたら安いので4万くらいか。高いけどポチるとするか
  • む、Raw Device MappingにしてLinux仮想マシンでSoftware RaidカードにすればRAIDカードいらないのでは!
  • でもストレージをどうやって他の仮想マシンに見せるのよ?
  • VMwareだとiSCSIのディスクサポートしてるからそれで仮想マシン達で共有できるよ
  • おけ、ESXとSoftware RAID起動用の30G SSDとRAID用のWD 2T x 3発注したよ
  • そういえば、今のバックアップ運用ってLVMのスナップショットで静止点とってrdiff-backupで逆差分バックアップとってたけどVMwareのiSCSIでもこの方法でとれるのか?
  • う、VMwareにiSCSIデバイスを提供するとかなりまとめてVMwareに見せないとメリットがないなー
  • まとめて見せると、その中にVMFSが作られて各VM毎のディレクトリにvmdkがあってあるのかー
  • これでいくとしたら、夜間VMFSの論理ボリュームの静止点をとりマウント。そしてその中のvmdkをマウントしてrdiff-backupでバックアップか?
  • VMFSとvmdkのマウントが出来れば(今調べたらできそう)出来ないこともないけど、VMwareにべったりだなー
  • あ、そうだ。VMwareのハイパーバイザーすっとばしてVMが直接iSCSI喋ればいけるかも!

というわけで、構想としては仮想ディスクのない仮想マシンからディスクレスでアクセス。おまけにSAN Boot。カッコイイー。SANといっても通常のオレンジ色のファイバーのはFC-SANでiSCSIなどIPベースのはIP-SANというらしい。他にもFC-SANの内容をEtherでやり取りするFCoE(Fiber Channel over Ether)もあるらしい。ややこしいですな。図にするとこんな感じ。

次の課題が、IPでSAN Bootしようと思ったら、物理マシンだと専用のカードが必要なこと。しかし今回は仮想マシン。調べてみたらありましたよ、ピッタリのが。オープンソースのgPXEなるブートローダーでVMも仮想マシンのROMを置き換えたらネットブート可能です。

start – Etherboot/gPXE Wiki

最初はせっせとROMを書き換えていましたが、このブートローダーはISOイメージでも提供されてまして仮想マシンに仮想CDを付けるほうが手軽ということに途中で気づいてしまい仮想CD-ROM Boot→SANブートとなってます。長くなったので続きは次回に続きます。

バイク, 日記

初めてのヒザすり(長文注意)

明けましておめでとうございます!もう去年の話になってしまいましたが…。やはり「ヒザすり」をやってみたい!ということで、BKライディングスクールに行ってきました。このスクールはサーキットを借りきってレンタルバイクに乗って、現役ライダーの直接の指導を受けることができるという夢のようなスクールである。ただし、サーキット走行ということでそれなりの装備が必要で、革ツナギ、レーシングブーツ、レーシンググローブと結構な出費が強いられる。一旦、買ってしまえば長く使えるので徐々に元をとっていけると自分を納得させている。

雨の中、レンタカーを借りて朝5時半に出発してなんとか現地に8時着。ちょうど雨もやみスクールが開始する。ステップワークの練習のために立ったまま左右にマシンを魚のヒレのようにクネクネさせる練習や、直線をひたすらS字で蛇行する練習をしたあといよいよヒザすりの練習。

講師の鈴木大五郎さんの「初めてヒザをするまでは温度の分からない熱いコーヒーを飲むようにおっかなびっくりだが、慣れるとドンドン擦れる」というアドバイスが分かりやすい。直線が20mくらいの小さな楕円をクルクルと回る。ポイントは、1.イン側のステップはつま先立ち、2.腰をしっかりと落とす、3.ガバッとヒザを広げるの3点と理解した。

グルグルと回っているとだんだん地面が近づいてきて必死に、本当に必死にヒザを突き出す。心では「擦れー。擦れー。」と叫ぶ。ちょっとだけカリッと擦ったところで呼び止められブレーキングが出来ていないとの指摘。あまりブレーキが利かないので3本握りにしてガツンとかけてフロントを沈み込ませてから大胆に寝かすとガリガリッと擦るではないか!アドバイスのように一度ヒザをするとそれ以降はとても簡単になった。

次はライン取りだ。クリッピングポイントという最もイン側により点がかなりコーナーの奥にある。そこを目指していろいろとラインを工夫する。その間にも「腰が落ちていないー!」とか「ヒザが開いていない!」とメガホンでゲキが飛ぶが、最後には安定したラインで毎回ヒザをすりつつ回れるようになった。

その次は、コースの内側を使った短いコースをグルグルと回る練習。これがフリーでサーキットを初めて走る経験でみんなについて行くだけで結構大変。でもとても楽しい!やがて完全にゲーム感覚になってしまいヒザすりはもちろん、腰を落とすとかすっかり忘れてしまって夢中になってグルグルと回る。ああ、何しに来たんだか!

最後はフルコース。最終コーナーからホームストレートはかなりスピードが乗るので結構怖い。そして今まで消えていた電光掲示板にタイムが出る。「まさか自分のタイム?」と思って回っているとどうやらそうらしい。最初は55秒ぐらいだったが、毎週縮まってきて52秒ぐらいになってきた。脳内は完全にGT5をやっている時と同じである。自分の中で「このラップはいけてる!」と思った周などタイムに気をとられて減速するのを忘れてエスケープゾーンに突っ込んでしまった。ゲーム脳ってやつか?

そんなこんなで教わったことをすっかり忘れて走っていたせか、後日アップされたプロカメラマンの中尾氏が撮ってくれた写真も皆かっこよく腰を落としているのに、私のだけヒザも出さず漫然と走ってるような写真ばかり…。次回行ったらタイムに気を取られず基本に忠実に走りたいと強く誓う。

その後1週間は階段の昇り降りにも苦労するくらいの激しい筋肉痛になったものの、非常に楽しい経験であった。次はミニサーキットにいって自分のバイクでヒザをすってみたいぞ。

勝間式, 書評

PHS好きだった人必読の小説「EXIT 売却」

EXIT 売却まったくノーマークだったが、PHS業界それもWILLCOMをベースにした小説ということであわててiPhoneで購入して一気に読破。投資ファンドに引きぬかれた主人公がリテア(と作中にあるがどうみてもWILLCOM)の再建にとりくみ、再生させるという内容。途中までは史実(?)通りだが、途中からだんだん変わってくる。結末は読んでのお楽しみ。以下、アマゾンにあるあらすじ。

【あらすじ】 ヒロイン亜希子は29歳。世界的なPEファンドに転職直後、業界最弱の通信会社・リテアへの出向を命じられる。そのミッションはリテアの執行役員経営企画部長としてトップラインを引き上げること。無論、近い将来、リテアを好条件で売却するためだ。亜希子の奮闘が始まるが、「若い」「女」「生意気」の3拍子揃った亜希子にはリテアの部下はついて来ようとしない。そこで亜希子のとった手段は・・。【おすすめポイント】1通信業界の内実、戦略コンサルティングファームの手法、外資ファンドの思考など、3つの業界を横断的に学べます。2部下の信頼を得るとき、会議のファシリテーターを任されたとき、新たな市場を開拓するとき、最大利益を得られるプライシングを考えるとき、実際のビジネスの現場で役立つノウハウが小説内に満載です。3小説なので、楽しんで読んでいるうちに自然にビジネス思考が身につきます。

原案の勝間さんが通信業界の仕事をしていて詳しかったのだろうが、ディテールがかなりリアルで面白い。個人的なポイントはだいたいこんな感じ。

  • 立て直し役として入った亜希子が直面する課題、そしてどのようにして解決するかの亜希子の思考が細かく描写されており超リアル。基本的に超ハードワーク。亜希子のような人も時々いるけど、部下などの登場人物も「いるいるこういう人!!」という感じでイメージが湧きやすい。
  • 東大→銀行入社→海外留学してMBA取得→帰国後外資系金融機関に転職といった周りにあまりに縁がない人達の暮らしぶりがみえる。(仕事に対する価値観、仕事の進め方、交友関係、お金の使い方などなど)
  • 当時のPHS事業の置かれている問題が正確に書かれており、取るべき戦略はなにだったかとPHSを総括できる(まあ完全な部外者ですが)とともに今後の可能性についていろいろ想像を膨らますことができる。
  • フィクションなので、一応名前をかえてあるが元の会社などは簡単に分かりちょっと面白い。新規に3番目の携帯キャリアを買収した会社がかわいらしい「猫」をマスコットにした怒涛のCMを打つという部分などは、「もうそこは犬でもいいのでは?」とつっこみたくなった。

それにしてもiPhoneでこれだけ長い本は初めてなのだが、トイレ等にいって「さあ、続き続き」と本能的に紙の本を探してしまい、「そうだ。iPhoneで読んでるんだった」毎回ためらう。修正というのは恐ろしいものだ。読みだすと止まらなくなるので要注意!

iPhone

iPhone 4

iPhone 3GSからiPhone 4に替えてから3週間くらいになる。3GSと比べて出来る事はテレビ電話ができるようになったぐらいでほとんど変わらないが、いろいろとクオリティが向上している。一番大きいのはやはりディスプレイ。iPhoneで撮った写真も恐ろしく綺麗に見えるし、何気にアイコンなどが印刷物みたいに見える。この高解像度のムーブメントはパソコンのモニターやガラケーにも来ると思う。よく速いバソコンに替えたとき、『あんまりスピード変わらないな~』と思っていても、何かのひょうしで前のパソコンを使うと遅い!と思う感じに似ている。妻のiPhone 3GSを見るとやはり以前は気にならなかった解像度の低さに気付く。

さて、iPhone 3GSでもこなれていると思っていたが4になって一つの完成をしたと思う。iPhone4は初日に60万台の予約だったらしいし、いよいよキャズムでいうところのInnovators、Early Adaptersの向こうにあるキャズムの谷を超えてEarly Majorityに普及し始めていそうなので、いよいよ本格的にブレークするのではと思う。

ここでポイントになってくるのは、2年前の7月に発売されたiPhone 3Gの本体のローンが終わる今年の年末にiPhoneからガラケーへの移行があるか?というところだろう。ちなみにローンが終わった人は、iPhone 4が実質無料で入手できる。個人的な感覚としては「iPhoneを買ってはみたけれど、いろいろ不満が多いのでやっぱりガラケーにする」という人は非常に少ない気がする。とすると、通常の取ったり取られたりといった普通の競争とは異なり、移行がガラケー→iPhoneの一方向なので、携帯ミュージック・プレイヤー業界におけるiPodと同じぐらいの普及まで進むのでは?つまり今からが普及の本番というのが私の予想。

またiPhoneのマーケットは携帯業界だけではないのがポイントだ。スマートフォンが侵食しているマーケットは、携帯音楽プレーヤー、デジカメ、ビデオカメラ、ハンディナビ、コンパス、携帯ゲーム機、本、雑誌、新聞、ノートパソコン等多岐に渡る。私も持ち歩きコストを含めるともうカメラは基本的にiPhoneでいいやと思ったので手持ちのコンデジや動画カメラは全部ヤフオクで売った。ただ海に行くので防水ビデオカメラは買った。なのでiPhone 5でどんな機能を追加されるかと考えるとLTE対応など通信部分を除けば、防水なのでは?と思っている。

ちなみにこのエントリーの写真はiPhone 4で熱海でとったもの。綺麗にとれて綺麗に見れます。

バイク, 日記

大型二輪をはじめました (FZ-1)

そもそももう半年ぐらい前の話。6年くらい乗ったSRV250の自賠責保険が切れるタイミングでバイク屋に次のバイクを探しに行ったら400ccも750ccのバイクもあまり値段が変わらないことから興味本位で大型二輪を取ろうかなと思い立つ。

なんとなく調べてキャンペーンをしていた東京日産ドライビンカレッジに申込む。延長しなければ73,000円ポッキリ。この年になって学校に通うのは新鮮でとても楽しかった。毎週の自動車学校の帰りにバイク屋に行き、最初にそのスタイルに惚れ込んで興味を持ったのが600ccのFZ6-Nだった。しかし、無事に延長なしで免許がとれた頃には売れてしまっていた。探せば見つかったかもしれないが、高速道路だとやはりカウルがないと厳しいいということで、カウル付きのFZ-6 Fazer S2に目をつけて悶々となやむ。

そうこうしている間に無事に大型二輪を取得して、レンタルバイクで扱っていなかったFZ-6のかわりにひとつ大きい1,000ccのFZ-1 Fazerを借りて奥多摩にツーリングに行ってみた。最初混雑した市街地を走っている間は、「低速トルクも細いしすぐにエンストするし乗りにくいバイクだなー」と思っていたが、峠を走ってビックリ。ものすごく素直に曲がる。多少スピードが乗っていてもクイクイ曲がる。最近のバイクすげー。また帰りに乗った高速では、コーナーでもビシッと安定してる上、加速時もまるでレールに乗ったようにそれでいてロケットのように加速するではないですか!ということですっかり惚れ込んでFZ-1に狙いを絞る。

で、調べてみて知ったのだが、FZ-1は以前は逆輸入しかなかったのだが、ヤマハが国内盤を販売し始めている。ただ、海外仕様では150馬力だったのを国内の道路事情にあわせて95馬力にデチューンして販売している。2chのスレでは「国内版のでも十分」という意見と「国内阪はかったるい」という意見で火花を散らしている。もともと20馬力そこそこの250に乗っていた私からすれば、どちらもものすごく速いのだが、値段がほとんど変わらないということから2007年のカルフォルニア仕様の逆輸入車をチョイス。色は紺。2007年型なので新車ではあるが、アメリカもしくは日本で3年店頭に並んでいたものだ。

確かに音はレンタルバイクで借りた国内版に比べて迫力があるが、馬力に関しては今のところせいぜい7,000回転くらいしか回さないのであまり変わらないように思う。また逆に馬力がありすぎて扱いにこまるということも特にない。まあ常識的な範囲で走る限りピークパワーが何馬力というのはたぶん気分的な問題だろうが、リミッターもないし300km/h近くでるということを考えると楽しくはある。試す機会はないだろうが。

で、さらにバイクの面白さにはまってホンダがやっているバイクのスクールHMSに行ったりして汗みどろになってクネクネと走ったりしている位のはまりっぷりである。うーん、すぐに飽きるかも知れないけど結構はまっています。

iPad

iPad購入

届いたばかりのiPadを近所のマクドナルドに持ってきて2年間無料のWi-Fiに接続してこのエントリーを書いている。ブログのwordpressは専用のアプリがあるのだが、日本語がまだうまく表示できないようなので普通のWEBの管理画面からだ。

感想をつらつらと書くと

  • フルキーのブラインドタッチは意外に普通にできる。フリックよりもまず速いだろうが、普通のキーボードには負ける
  • 使い始めの時間はとても感動。いかにもハリウッド映画にでてくる未来のデバイスという感じがする
  • 基本操作が同じなのでiPhoneユーザーはなにも考えなくても普通に使える
  • 誰もが悩む3Gが必要なのかというのはまだ微妙。iPhoneがあればまあいらないのではとは思う
  • 動画は画面が大きい分良さそうだが、まあiPhoneでも十分かなとは思う

とまあこんな感じで大きいiPhoneとしてとしか使えていませんが、徐々に環境が整備されて行くと思います。ハイ

PC, ブロードバンド

WiMAX始めようとしたけど挫折しそう

2年しばりで買ったemobileがもうすぐ満期になるので、WiMAXに変えようかと思い立ち少し調べてみた。分かったのは、

  • 始めるにはUSBなどのモデムを入手
  • 入手したモデムをパソコンに接続してオンラインで契約(ホテルのインターネットみたいにHTTPをフックしてメニュがー出てくる)
  • 24時間600円というコースもありめったに使わないけど、使うときはがっつり使うという人向きのプランもあり
  • なぜかヤフオクでUSBモデムが980円で売っている

というわけで、ヤフオクで980円もモデムゲットしてみました。ゲットしたのはDISしばりのWMX-U02。ファームウェアのアップデートでMacにも対応しているがファームウェアのアップデートはWindowsマシンでしか出来ないのはご愛嬌。MacユーザーでもWindows環境ぐらいはまああるだろう。

で、さっそく自宅で使おうとしたが電波が5本中2本立っているのに全然接続しない。マンションのどの部屋でもだめ。仕方が無いのでベランダに出て(朝5時)試してみるとかろうじて3本入って契約の画面が出てきた。しかし、この極寒の中クレジットカードの番号を打てるわけでもないので諦める。

しかたがないので最寄り駅のベンチでなんとか初期契約を済ませる。契約が住んでも使えるようになるまで5分ぐらいかかる人のことで自宅に向かう。近所のコンビニでもう一度確認しようとしたら圏外。おまけとして自宅の無線LANにつながる。

つーわけで、山手線の中から出ないよという都会の人には便利かもしれないが郊外でも使う人には現時点ではまだまだおすすめできません。まあ、最初の15日は無料だし、1,000円で端末もゲットできるので試してみるには楽しいですが。ただ、つながるとemobileなどよりも全然速いらしいので今後が楽しみです。

映画

3D映画「アバター」がすごすぎる件について(長文注意)

ちょっと前のことだが、3D映画の「アバター」見た。3D映画の方式は4種類あって、次のページを見ると「近くにIMAX3Dがあるなら行くべし!」とあったので、仕事帰りに川崎の109シネマズの21:00の回に見に行った。

『アバター』3D全方式完全制覇レビュー:It’s a …:So-net blog

いつも平日深夜に映画に行くと、あり得ないぐらい閑散としていて売店には誰も客がいなくて苦も無く生ビールもゲットできるのだがこの日は違った。4つのレジはどれも10人ぐらいの列で開始5分前についた私はビールはあきらめ、せめて飲み物でもと思い空いているハーゲンダッツの店でたしか 500円くらいのコーヒーフロートを買って入場。チケットは事前にネットで購入済み。IMAX3Dなので2,200円なり。

映画館は比較的大きいのだが23:50終了という回にも関わらずめったにないIMAX3D映画館だからだろうが、7割ぐらい埋まっていた。普通、映画の前には宣伝が10分ぐらいあるがそれも最初に3Dメガネのテスト映像のあとにちょっとだけ3Dの宣伝があり、「もう始まるの?」というタイミングで本編が始まる。が、その後も売店に並んでいた客がぱらぱらと入場してくるのでオープニングから興ざめさせられる。結局最後まで頻繁に人の出入りがありかなり残念な感じだった。最終回だからマナーが悪いのだろうか?

で、こんな話はどうでも良くて肝心の映画である。ストーリーはまあ普通の映画並だと思ったのだが、なんといっても3Dのインパクトは凄い。この手の新技術は微妙なクオリティのものが出てきて、アーリーアダプターだけがしばらくウダウダやった後、満を持して真打が登場というパターンが多いと思うがこれはいきなり真打である。ホームページのキャッチコピーが「観るのではない。そこにいるのだ。」となっているが、まさにその通りである。

この映画では、身長が5mくらいの異星人が出てくるのだがそれがどれくらい大きいか、そして人間はそれに比べるとどれくらい小さいかというのが実にリアルに分かる。あと、恐竜のようなものに乗って空を自在に飛ぶシーンが多いがそれも遊園地で乗り物に乗ったぐらいのリアリティと爽快感がある。あとピクサーなどのCGは確かに凄いがあれはいくら見ても「これはCG」というのが頭にどこかあるが、このアバターにはそれがない。実写とCGが混じっているがまったく区別がつかない。というか区別する気持ちが全く起きない。

この「アバター」という映画は、映画の歴史で考えると白黒からカラーの変化なんかより大きな変化だろう。ちょっと大げさかもしれないが今日にまで無事に生きてきてこの3Dの映画を見れたことは非常にラッキーだと思った。以下のページに詳しい解説があり、iPhone登場並みの衝撃とあるが、全くその通りである。こう文章でいくら書いても凄さはあまり伝わらないと思うので、是非とも見に行って欲しい。それも、できればIMAX3Dに。

『アバター』は映画の未来にiPhone登場なみの衝撃を与える

ゲーム

やっぱり面白いCall Of Duty Modern Warfare 2

コール オブ デューティ モダン・ウォーフェア2このCall Of Dutyシリーズ出たら必ず買う、もしプレイするゲーム機がなければゲーム機も躊躇なく買うほど好きなゲームだ。日本ではファイナルファンタジーに押されてあまり注目されていないが、このゲームはクリスマスセールで5日間で5億5000万ドルという驚異的な売上を記録して、それまでの映画ハリーポッターの記録も塗り替えたらしい。

内容も売れるだけあって実によく出来ている。詳しくは、次のレビュー記事にあるが滑らかで美しいグラフィックに加え、面白いストーリーと世界観、吹き替えもとても臨場感があり違和感なく仕上がっている。ノーマル、ハードで1周ずつプレイして今はハードでもう一度やっているところだ。

PS3/Xbox 360/Win「コール オブ デューティ モダン・ウォーフェア2」先行体験レポート – GAME Watch

シングルプレーの他に短いミッションを順不同に楽しめるスペシャルオプスも噛みごたえ抜群の難しさで非常に面白い。しかもやればやるほど上手くなるのが実感できるので、上手くなるとさらにやりこんでしまうというとても中毒性の高い出来となっている。お正月はファイナルファンタジーもいいですが、ハードなアクションゲームもスカッとしていいですよ!

日記

沈まぬ太陽

なんで泣きたくなっちゃうんだろう(初回生産限定盤)(DVD付)映画『沈まぬ太陽』を見た。例によって会社の帰りなのだが、月曜日ということも手伝ってか、あり得ないぐらいガラガラ。チケットを買うときに「すべての席が空いております。」と言われて5分前に席に着いたがこの時点で本当に自分一人。その後、サラリーマン風の男一人とカップル一組が来たが限定4人である。

この映画210分の大作で途中に休憩がある。映画というよりドラマの一気見に近いかも。以前、原作を読んだことがあるのでストーリーは知っていたが、それでも楽しめる内容だった。

内容はフィクションとしているが明らかに国民航空を日本航空に重ねてしまう。映画の中では国民航空の社員、政治家、マスコミがよってたかって会社を食い物にするシーンがこれでもかと出てくるが、JALで真面目に働いている人、あるいは働いた人にとっては残酷な内容だ。そのような人たちのことを思うと、JALには立ち直ってもらいたいとも思った。

また飛行機というのはやはり特別な乗り物だと思う。外国からの帰りに東京行きの出発ゲートにたどり着いた時の何とも言えない安心感、成田の『おかえりなさい』などなどを久しぶりに思い出した。

あとよかったのが、エンディングとスタッフロール。美しい夕日のあと女性ボーカルのアカペラで始まる曲「cry no more」が実にいい。上のバナーのAmazonのリンク先から視聴できるので聞いてみてくださない。いろいろ書きましたがこの映画、劇場で見るのをお薦めする一本です。

日記

メガネをキレイに洗って視界すっきり

ソフト99 メガネのシャンプー 220ml一緒に働いている人に貸してもらったメガネクリーナー“VIEWSEE”で自分のメガネを洗ってみて、想像以上に自分のメガネが汚れていて、そして洗うと綺麗になるということに感動した。早速同じものを買おうとしたが、ネットだと何故か3本セットでしか売っていないので、近所で売っていた”ソフト99 メガネのシャンプー 220ml”を買ってきた。これをたっぷりとメガネにかけて手でじゃぶじゃぶと洗いそして水で流すと、ちょっとくたびれていたメガネも作りたての時のようなさわやかさが戻ってくる。

ちょっと高いけど身近なところで「おおー」という感動を得たいという貴方におすすめの一品です。

PC, ブロードバンド

無線LANの11nはじめました

BUFFALO Air Station NFINITI HighPower Giga 11n/g/b対応 無線LANアクセスポイント WZR-HP-G300NH無線LANの最新の規格11nに対応しているMacBook AIrを買ったことと、妻のPCが新しくなって多分11nに対応するとのことで、家の無線ルーターを新調してみた。いや、実は2台ほど激安の無線ルーターを買ったが、自宅サーバーで使うにはちょっとつらいので返品したりヤフオクで売ったりした。失敗に懲りたので、今度はリッチに定評のあるBuffaloの最新機種、 WZR-HP-G300NHをチョイス。

つまずいたところとしては子供が教育によくないサイトを見るのをブロックするi-フィルターなる機能があり、インストール直後一度だけ「使いますか」と質問してくるのだが、家の環境だとなぜだかいっこうに「使いません」を選べない。80番をフックしているのか、どのブラウザーでやっても毎回出てくる。そして「使いません」を選べない。多分DNSのルーターをフックして上記の質問を実現しているのだろうが、ご自宅でDNSをあげている人も想定して欲しかった…、残念。で、まあ、DNSをルーターのアドレスに向けたらさっくり動いたわけだが。

あとあと、iPhoneで外出したときに気がついたのだが、前のルーターのWHR-G54Sに比べて電波の強度が高い気がする。近所のカフェの前でも入っていたので、一人ホットスポットが一つ出来てしまった。これで1万円を切るのはとても安いですな。電波強度が低くて困っている人、試していたらいかがですか?

書評

久しぶりに夢中になったマンガ「BAKUMAN」

バクマン。 1 (1) (ジャンプコミックス)最近、久しぶりに面白くて夢中で読んだマンガが「BAKUMAN」である。面白い。面白すぎる。レンタルで3巻まで読んで、ネットでもう4巻が出てることを知り、翌日仕事の合間に4巻を買いに行ったくらいに面白い!一言で言うと「マンガ道」の現代版なのだろうか。むしろ、サルまんの現代版とも言える。

中学生がマンガを書くことに興味を持ち、ジャンプでの連載を目指すマンガだが実にリアリティがある。作者はデスノートの作者なのだが、幾分かは実話なのだろう。普段なにげなく読んでいるジャンプ(いや、読んではいないが)に掲載されているマンガがどれだけ多くの人の力で、そして多くの人の上に立っているかがよーく分かる。いやはは、おすすめです、非常に!

ていうか、5巻は明日発売か!買うぞー。

PC

最初は快適だったSSDが遅くなったらDefragglerでリフレッシュ出来るよ!

よくパソコン雑誌に「物理的なヘッドの移動がないSSDはランダムアクセスに強いのでファイルシステムに断片化(フラグメンテーション)が発生しても全く問題なし!」と書いてあり、私も最初はそう思っていたのだが、SSDを使っているうちに明らかに遅くなり、やがて「プチフリでハングしている時間の方が長いんじゃないか!」とう状況になってしまったので重い腰を上げてちょっと調べてみた。すると、以下のサイトによるとやはりデフラグによりランダムライトが速くなる(最初の速度に戻る)とあるではないか!

結論:SSDだからこそデフラグは要ります。でも条件付。 : パソコントラブル出張修理・サポート日記

なぜランダムアクセスに強いはずのSSDでデフラグが有効かというと、理屈は以下である。まずSSDの書き込みはブロック単位で行われる。そしてたとえブロック中の1バイトしか更新しなくてもブロック全体を別のブロックに書き出す必要がある。それ故SSDの場合小さい書き込みのコストが非常に大きくなる。もちろん、もともと小さい書き込みは仕方ないのだが、ファイルシステムが断片化してくるとたとえ大きな書き込みでも新規領域の場合、OSが断片化された空き領域を細かく再利用し始めるので小さいアクセスが頻発する。すると、SSDの実際の書き込み多くなりプチフリが頻発し始めるというわけである。

defraggler

というわけで、半信半疑で上記サイトのおすすめのDefraggleの「空きディスクのデフラグ」を試してみたところ、頻発していたプチフリがすっかり姿を消した。この対応はキャッシュ付きの高級SSDであっても、たとえキャッシングしていても小さい書き込み時の効率は落ちるはずなので有効だと思われる。月に一度くらいでこのツールでお掃除するのが苦にならなければ廉価版SSDでも十分効果的ですよ。ちょっと古いパソコンリフレッシュしたい人は是非!