書評

本日発売「部下を好きになってください」

部下を好きになってください

この本は日本IBMの開発製造部門のトップであり専務の内永ゆか子さんが35年間の会社生活で楽しかったことや苦しかったことをつづった自伝だ。内永さんはずーっと上になるが私のボスだ。

この本は、働く女性におすすめである。この本では、今でこそ改善されつつあるが内永さんが入社した頃はやはり女性はマイノリティであり多くの点で男性に比べて不利だったとが述べられている。例えば昔は女性の残業時間は男性に比べて厳しく制限されており、プロジェクトが佳境になってくると残業が制限される女性はどうしても男性に比べて不利だった。そこで内永さんはどの社員が残業しているかチェックしに来たときにトイレに隠れていて、チェックの人が去ったらまた残業したとのこと。他にも女性の不利を工夫して克服したり逆に利点したエピソードがいろいろと書かれている。

またこの本は、働く男性にもおすすめである。この本の中で「オールド・ボーイズ・ネットワーク」として紹介されているのが、マジョリティである男性が無意識のうちに後輩の社員に対して髪型や服装や言葉遣いからお客様に対する摂氏方、会議の場での振舞い方まで指導しているネットワークだ。しかしマイノリティである女性に対してはこの指導が行われていないとのこと。男性は無意識のうちにこのネットワークを作り上げているとのことなので、「男女平等な職場」を作りたいのであればこの無意識の「オールド・ボーイズ・ネットワーク」を意識することは必ずヒントになるはずだ。また他にもこの本では女性の視点から会社が書かれており、男性は自分の見方と比較しながら考えなおすことができる。

そして印象に残ったのだが苦しいときの考え方だ。以下のようにある。

これは私の信念のようなものですが、苦しいときというのは「悪くてこの程度だからいいじゃない」と。だから必ず「あとはよくなるしかないのね」、悪くてもこれ以上は悪くない、と言い聞かせます。いい時というのは、逆に、「絶対にこれから調子悪くなる、気をつけなきゃ」と思ってしまいますから、すごく怖いのです。また悪くなると「この程度ですんだからいいや」と。そう思いながら北風に向かう旅人みたいに、足元を見つめて一歩一歩歩いてきたという感じです。
「部下を好きになってください」より

読んだあといろいろと振り返って考えさせられた本でした。タイトルの「部下を好きになってください」の由来は本を買って読んでみてください。これも面白いエピソードです。

日記

初フライト その2

ハニービー レッド多分、男なら誰でも一度はヘリコプターを操縦して見たいと思ってるのではないでしょうか?私は先日その夢がかないました。ただしラジコンヘリコプターですが…。と前に同じような書き出しで前にラジコン飛行機のエントリー「初フライト」を書きましたが、今度はヘリコプターです。

このハニービーは室内で飛ばせるヘリコプターで赤外線でコントロールする。誰かのブログで見つけたのかいつのまにかアマゾンのカートの中に入っていた。到着後、さっそく充電して飛ばしてみるとちゃんとホバリング(空中で静止すること)するではないですか!制御できるのメインローター(大きいプロペラ)とテールローター(小さいプロペラ)の2チャンネルだけなので前後左右に移動させることはできない。基本的にホバリングさせて遊ぶだけのようだ。が、それでも十分に面白い。家においておいて5分ぐらい飛ばして電池が切れたら充電をしかけておいてまた暇なときにちょっと遊んでという遊び方がおすすめ。

またこのヘリコプターくせがあって充電直後は元気いっぱいに上昇するくせにバッテリーがなくなってくるとフルスロットでやっと高度を維持する程度になってしまう。そのバッテリーのへたりに合わせてテールローターのトリムをちょっとづつ調整しないとすぐにグルグル状態になるわけだが、このトリム調整作業でさえなかなか楽しめる。あと壁などにぶつけてもぜんぜん平気だしやわらかい素材なのでテレビ画面にプロペラーがびしびしいっても意外に大丈夫です。

慣れてくると手乗り文鳥のように手のひらから発進させたり着陸させたりすると面白い。あとちょっと前に傾けた状態でプロペラを全速で回しておいて手を離すと本物みたいに飛んでいく。これ、そんなに高くない(3,794円)おもちゃなのでひまつぶしにおすすめの一品です。

ゲーム

Wii

Wii Sports寝坊して発売日にゲットし損ねたWiiだがなんとか去年末にゲットした。近所のイトーヨーカドーに朝9時に並んで抽選券をもらって夜に見に行ったら当たっていた。多分倍率は10倍以上だったのでかなり運を使ってしまったと思われるが悔いはなし。さて同時に買ったのは、はじめてのWiiパック、Wii Sports、ゼルダ、コンポーネントケーブルという定番ラインナップ。

で、飽きっぽい私としては年末に一通り遊んでそれ以来、人が来たときに接待でテニスやボクシングをする程度だったのが、接待してるうちにはまってマイブームとなったのがWii Sportsのボクシングである。1試合2、3分で出来るので隙間時間が出来るとついつい「ちょっと2、3試合」と思って始めるが、だんだん熱くなり気がついたら1時間以上やり込んでしまっている毎日である。はじめは普段使わない筋肉を使うので激しい筋肉痛になったが、鍛えられて?筋肉がついたのかそれ以降は平気になった。現在、熟練度1000あたりでプロになったり(1000を超えるとプロと認定される)、プロの資格を剥奪されたりうろうろしている。

得意技はボディーへの右フック。左ジャブとコンビネーションで入り始めると面白いようにはいる。実は頭への右フックとフェイントに使い分けたいと思うのだがこっちはなぜかなかなか出ない。あまり練習していると肩を痛めそうになった。危ない、危ない。

ゼルダは最初の村に到着したあと面倒になってそれ以来やっていない。が、そのうちマイブームがくると思うのでまた報告します。

日記

あけましておめでとうございます

すっかり更新がとどこおってしまいましたが、あけましておめでとうございます。さて、ご存知の人も多いかも知れませんが昨年末に結婚しました。で、2004年の正月にはじめたこのブログもとうとう4年目に突入です。今年もよろしくお願いします。

日記

セミナー「デジタル・テレビの新たな挑戦」に行ってきました

私の大好きなブログのひとつに中嶋さんのブログ「Life is beautiful」がありいつも楽しく読んでいる。先日、そのブログのエントリー「12月12日に日本で講演します」で中嶋さんが日本で講演することを知り少々受講料が高かったが反射的に申し込んでおいた。そして昨日、休暇をとり日経エレクトロニクス主催のセミナー「デジタル・テレビの新たな挑戦」に行ってきた。セミナーの感想としては中嶋さんの講演はもちろん他の5つの講演もとても面白く思い切って行って大正解。

まず感動したのが中嶋さんの無駄を削り落としたシンプルなチャートと説得力のあるプレゼン。中嶋さんのブログの「スティーブ・ジョブスに学ぶプレゼンのスキル」の通りである。通常パワーポイントでは必ず上の行にタイトルがあるが、場合によってはタイトルもなしでもいいのかも知れない。今度チャレンジしてみよう。

多くの人が勘違いをしているのだが、プレゼンの主役はパワポのスライドではなく、プレゼンをしている本人である。社内の企画会議であれ、顧客に対するセールスであれ、一番強く印象付けるべきは、提案する企画や商品ではなく、プレゼンをする自分自身なのだ。もちろんプレゼンの中身も重要なのだが、本当に重要な情報はどのみち文書で別途提出することになるので、プレゼンの段階で重要となるのは、とにかく自分を印象付け、「こいつの提案する企画に社運を賭けてみよう」、「こいつを見込んでこのテクノロジーを導入してみよう」などと思わせることである。やたらと文字ばかり並べたスライドを読み上げるだけの人がいるが、それでは、貴重な時間を使ってプレゼンをしている意味がない。スライドにはわずかなキーワードと画像データ(商品の写真、グラフ、ブロックダイアグラムなど)だけを置いておき、大切なことは自分の口でしゃべる、というのが正しいプレゼンの方法だ。それも、話す内容をあらかじめ丸暗記などしてはだめで、相手の理解度や興味に応じて、適切に言葉を選んだり重要なポイントを繰り返したりしながら進めなければいけない。
スティーブ・ジョブスに学ぶプレゼンのスキル」より

他にもあるが長くなるので(長いエントリーはよくいろんな人に文句言われます)、つづきは別のエントリーに。

WILLCOM

W-ZERO3[es]用ワンセグチューナー

また無駄遣い。いつものように町田のヨドバシにいくとWILLCOM STOREで売り切れ中のW-ZERO3[es]用ワンセグチューナーを発見。レジで清算中に自分の中で必要な理由を考えたが、「ワンセグ放送ってどうよ?」以外の言い訳^H^H^H理由が思い浮かばなかった。

さっそくセットアップ。PC経由でチューナー用のソフトを入れて起動すると、「ワンセグチューナーを安定して動かすために実行中のプログラムを停止していいか?」と聞かれる。まあ、仕方あるまい。

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次に、チャンネルのスキャン。場所は自宅(横浜市青葉区)。5分ぐらいして見てみると、なんと認識したのはテレビ朝日だけだった。おまけにほとんど映らない。ベランダの窓際に持っていくとちゃんと映った。おおー、携帯電話でテレビ画像が映るというのは新鮮。が、音が出ない。どうやらマナーモードだと出ないようだ。常時マナーモードにしている私は少し考えねばなるまい。

さらにテレビ朝日が映るベストポジションのスピーカーの上でもう一度スキャンするとNHK2局とテレビ東京以外の民法のキー局4局は無事認識した。が、部屋の中(それも窓際)でちゃんと映るのはテレビ朝日だけ。ベランダに出たら無事に全部の局がちゃんと見れた。うーん、今のところ使えるシチュエーションとしてはタバコを家の中で吸うのを禁止されているお父さんがベランダでタバコを吸うときぐらいかも。まあ、しばらく持ち歩いていろいろ試してみるか。

ゲーム

Wii

任天堂Wii発売日前日の12/1(金)の話。都内で飲んで帰ってWebをチェックしてみると、都内ではかなり早い時間に売り切れた店もあるとのこと。それでも明日は早起きして町田のヨドバシに並ぼうと思いながら寝る。翌日起きて並んで買いに行くと店員が「Wiiはありますが、PS2(PS3ではなく)の方がいいですよ。どうしてもWiiがいいなら3万円で売りますが」などと訳の分からないことを言う。

と思ったら夢だった。はっとして時計を見るとすでに朝の9時。近所のゲオに行くと行列があったので早速並んでみたが、よく見るとその列はすでに整理券をゲットした人の列だった。がっかり。

さてネットで任天堂の岩田社長のWiiの説明のプレゼンテーション(必見です!)が見れるだが、その中で気になっているのがDSの売り上げである。この図で14週以降完全に直線になっているが、これは出荷したDSがすべて売れているだけで単に工場の生産量だろう。DSは1年以上、継続して供給不足になっているのでもしかしてWiiも同じことになるのでしょうか。とほほ…。

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一方、近所のゲオにはPS3は売っていた。とっさに買いそうになるのだが、一緒に買うゲームが見つからなく結局見送ってしまう。ま、いずれ買うのですが。しかしこんな記事も出てますが、大丈夫なんでしょうか?PS3。

日記, 書評

「禁煙セラピー」のアレン・カー氏死去

禁煙セラピー―読むだけで絶対やめられる

亡くなったそうです。私はこの本のおかげでたばこを止めることができました。ご冥福をお祈りします。

日記

Perlのファイルグロブの不思議

Perlにはファイルグロブという機能がありファイル一覧を取得できます。通常はリストコンテキストで受け取るのですが、スカラーコンテキストだと例えばカレントディレクトリにa.txt, b.txt, c.txtと3つのファイルがある場合、次のコードの結果は

while($a=< *.txt>){
print "$a\n";
}

以下のようになります。

a.txt
b.txt
c.txt

となります。

しかし、次のようにループを展開すると常に最初のファイルが表示され、

$a=< *.txt>;
print "$a\n";
$a=< *.txt>;
print "$a\n";
$a=< *.txt>;
print "$a\n";

次のようになります。

a.txt
a.txt
a.txt

うーん、なんかすっきりしません。

エクスペリエンス

一般市民による生中継

日テレのニュース番組ZEROを見ていたら京王線の脱線を現地から一般市民がFOMAを使って生中継してる。すごいです。子供のころの私が見たらショック死するかも。

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WILLCOM

W-ZERO3 esはじめました

前のWILLCOM端末の京ポン2を買ってから10ヶ月経ったので早速W-ZERO3 esを買ってみた。(WILLCOMはマニアがどんどん新端末に買い換えるのを防ぐため前の端末を買って10ヶ月以内だと新機種の代金が割高になっている。)

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初めてのPocket PC(OSはWindows Mobile)なので一通りの機能を試したりフリーソフトを使って電話帳を移したりして遊んでいたらあっという間に時間が過ぎていった。あと買う前からうすうす予想していたが、これは電話にPC機能がついているというより、PCに電話機能がついているという表現がしっくりとくる代物だった。でもでも心配していた街中で通話する際の「あの人すごいもので電話しているな」感も意外と控えめだし、電話としてもまあ我慢できる機能なので満足。それにやはりVGAというのはQVGAの4倍の情報量なわけで、かなり違和感なくWEBが見えるのはうれしい。また野望に一歩近づきました。

日記

cygterm + emacs

今までWindows環境のエディターはMeadowを使っていたのだが、私の好みとしては、別窓を開くのではなく使っている端末で”emacs -nw”とやりたい。なので、あまり期待せずに何気にcygwinのemacsを入れてみてcygterm+putty上で動かしてみるとなぜか一番下の一行が隠れている。が、ちょっと調べてcygterm.cfgのTERM_TYPEをcygwinからvt100にすると無事解消。嗚呼、ステキすぎます。

日記

livedoor Readerのススメ

Web 2.0 ツールのつかいかた まだ、Googleだけですか?この本に「”気になるあの人”のWeb 2.0の使い方」という特集があり、梅田さんなどいわゆるアルファブロガー達がどのようなWeb 2.0ツールを使っているかが紹介されている。その中で一番使用率が高かったのがlivedoor Readerで10人中5人が使用していた。livedoor Readerは昔、ちょっとためしたものの使わなくなってしまっていたが、ミーハーなのでもう一度トライ。

このツール、RSSやAtomなど「フィード」によって提供されているニュースサイトやブログの記事の内容をlivedoor Readerのページで直接読める。さらに登録しておいたニュースサイトやブログの新着記事の検出、未読管理もやってくれる。このツールのメリットはブラウザーで自分のお気に入りのニュースサイトやブログを読むのに比べて、高速に大量の記事を読めることにある。また欠点は、基本的にテキスト情報だけを読むのでそれぞれのニュースサイトやブログのデザインや雰囲気が読めないことだ。またフィードでは記事の先頭だけしか提供されていないサイトもあり、この場合全文を読むにはlivedoor Reader上で「元記事」をクリックして実際のサイトを訪れる必要もある。

なので、livedoor Readerだけで全部の記事を読むというより大量の情報の中から気になる記事を高速に抽出するといった方法がが正しい使い方かも。30以上のブログをチェックしている人におすすめの一品です。

書評

「Web2.0が殺すもの」を読んで

Web2.0が殺すものこの本、最初から最後まで一貫してWeb2.0バブルに対して疑問を投げかける内容になっているが、主張していること自体はネガティブな意見ばかりであるものの、大体もっともな話ばかりで「Web2.0って何?」という人にも意外とおすすめである。また「1975年生まれ以後で単純に世代を区切ってしまうのはおかしい」という意見には筆者と同世代の私も少し共感。

が、最後まで読んでみてもこの本のタイトルである「いったいWeb2.0は何を殺すのか?」という疑問の答えは見つからない。実はこの本にはその答えは無く読者特典でダウンロードして読めるPDF版の6章(本は5章まで)に書いてある。この中で筆者はYahoo!とGoogleなど巨大なもの同士が戦った場合、殺されるのはそのどちらでもなく、案外その周りにいるものが流れ弾にあたって殺されるケースが多いとしている。そしてその例として高い収益を得ている新聞販売店の折り込み広告を挙げている。

私も知らなかったのだが、新聞販売店というのは折込チラシから莫大な収益を得ているそうだ。この本の筆者の試算によると、筆者の家に配送されている新聞の販売店の取り分は2178円だそうで、公称7000部配達していることになるので、月に1530万円、年にして1億8370円もの収入になるそうだ。もちろん新聞本紙を配送して得られる利益はこの利益とは別である。以前、新聞勧誘員に洗剤を20個ぐらいもらってすべて使うのに数年かかったことがあるがそれも納得だ。そしてこの利益がGoogleなどが個人の生活パターンや嗜好に合わせたローカル広告(メイドチラシ)に進出することにより、広告媒体が折り込みチラシからネットの広告にシフトして行き、その結果折り込みチラシは殺されると予測している。なるほどである。

ローカル広告の例としてe-まちタウンの提供するローカル情報サイトを紹介している。さっそく私が住んでいる横浜市の横浜タウンを見てみたが、360万人も住んでいる横浜市をひとくくりにするのは無理があるように感じた。ぜひとも区別にして欲しい。とはいえ東京23区は区別に渋谷区タウンや練馬区タウンなど区別に用意されており、ローカルのグルメ情報や不動産情報などが掲載されておりなるほど便利そうである。考えてみればこのような地域ごとのポータルサイトはありそうでなかったと思う。

ふと「ネット チラシ」で検索してみるとインターネットチラシサイト オリコミーオ!が一番に出てきた。早速自分の地元を見てみるが残念ながらほとんど地元のチラシは見つからなかった。今後に期待といったところだろうか。他にも近所の特売情報を提供する毎日特売、スキャナーで取り込んだ広告をそのまま載せているチラシドットコムもある。またソースネクストのソフトズバリ大安売りなども気になる。

これらローカル広告に個人の嗜好に合わせたカスタマイズも加えて「あなたにおすすめのレストランが近所にできました」とか「あなたが行ったレストランに行った人はこんなレストランに行っています」などすぐに出来そうだ。あるいはローカルと言っても住んでいるところだけでなく勤務先の情報を利用して「仕事帰りに一杯出来るのはここがおすすめ」とか、はたまたスケジュールを見て「来週の出張の際には地元のおいしいこのレストランはいかが?」などメイドチラシの夢は広がるしぜひとも出来て欲しい。(例がすべて食べ物なのは私の嗜好である)

しかしローカル広告を人の生活圏内の粒度ですべてのエリアで充実させるのはかなりの作業が必要で、スケーラビリティを確保するためになにかWeb2.0的な工夫が入りそうに思う。いずれにしてもローカル広告はまだまだ未開拓の巨大マーケットであることは確かで、この分野でGoogleとYahooが大喧嘩をしている間に流れ弾に当たって折込チラシがいつのまにか無くなる日が来るのかもしれない。

日記

コンチネンタル航空のSky Mallで見つけたおもしろグッズ

ニューヨークから帰ってきたものの時差ぼけで昼夜逆転しており、暇つぶしにこのエントリーを書いております。さて帰りの飛行機(国内線)の座席においてあった通販の冊子Sky Mallでいろいろと変なものを見つけてしまったので紹介します。まずはこのサメのラジコン。これさえあれば夏のビーチを恐怖のどん底にすることが出来ます。100ドルなり。
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同じラジコンでも空がいいという人はこちら。なんとラジコン飛行機にデジカメを搭載しており26枚まで撮影可能でUSB経由でPCの落とせるとのこと。でも角度的に降下中にとらないと地上は写らなさそう。スパイカメラなら下向けに付けてほしかった。
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そして一番私の琴線に触れたのがこのジャンピング・シューズ。確かドクター中松の発明だったと思うがライセンス供与しているのだろうか?
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またビリヤードでライバルに勝ちたいという人はこのレーザーポインター付のキュー。これで狙った場所を自由自在に突くことができるでしょう。
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そしてこれまたいかにもアメリカらしいのがこのご自宅ポップコーン製造機。もはや説明不要でしょう。日本の住宅事情ではとても採算がとれるとは思えない商品です。
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さて、最後のアイテムはSky Mallでなくニューアーク空港の本屋で見つけた小説プレイヤーです。私の大好きな人気ブログの「Life is beautiful」のエントリー「使い捨て携帯音楽プレーヤーの時代がやってくる!?」でも必要な機能を絞ればかなり安くできるのでは?とのことですが、なんと実際にありました。残念ながら値段は忘れてしまいましたが、20ドルぐらいだったと思います。

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上の写真の小説はダ・ビィンチ・コードですが他にもいろいろとありました。が、私が知っているのはダ・ビィンチ・コードのみ。残念!
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日記

Manhattan

当然のように週末にManhattanへと繰り出すわけだが、夏に来たばかりなのでメジャースポットはすでに観光済みなのでMoMAなどに行ったりする。が、しかし一番よかったのは意外にブロードウェイで食べた牛丼だったりする。やはりうまい。たしか日本でもそろそろ解禁されるころだったと思いますが…。

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日記

New York

先週から出張でニューヨークに来ており、週末にこっちに住んでいる弟の家にお邪魔してこのエントリーを書いています。弟の住んでいるのはFort Leeというマンハッタンからハドソン川を渡ったところで、夕方には対岸のマンハッタンのビルが夕日に照らされて綺麗に見えます。

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ちなみにこの写真をとったのは生活防水を売りにしている割に夏が終わった9月に発売になったSANYO デジタルムービーカメラ Xacti DMX-CA6 オレンジ (生活防水)だ。これはプレスリリースされた瞬間にほしくなって衝動買いしたが、なかなか満足している。横の液晶部分の開閉だけで電源のオンオフが出来るので、右のポケットに入れておけば写真や動画を撮りたくなったときいつでも片手で撮れるのが実にすばらしい。ものぐさで動画好きな貴方におすすめです!

結局、弟の家ですき焼きをごちそうになって調子に乗って赤ワインを1本あけてしまいましたが、その日は久しぶりにぐっすり寝ることができました。

ブログ

ブログ引越しの課題

今回、ブログを引越しした際に感じた問題はエントリーへのリンクが引っ越せないことである。いったん公開してしまったブログは次のようなところからリンクを貼られている。

  • Googleなどの検索エンジン
  • 自分がトラックバックを送った他の人のブログからの折り返しのリンク
  • 自分のブログから参照した自分のブログの昔のエントリー

これらのリンクが見えなくなるのを防ぐためには、現実には以下のしょぼい解決策しかない。

  1. 引越しなど考えずに死ぬまで同じシステムを使い続ける
  2. 同じブログシステムをアップデートし続ける。例えばMovableTypeならバージョンアップしても同じエントリ−のURLは変わらない
  3. 古いブログは最後のエントリーに引っ越しましたと書き、そのまま放置して新しいURLで新しいブログではじめる

私は今回3番目の方法をとったわけだが、これもいやゆる現実的な対応策というものでとてもスマートとはいえない。ブログを書き続けている人にとって自分の書いたブログというのは、なんというかかなり重要なものになってきているのではないだろうか?となると美しくシームレスに引っ越したいと思うのは人情であろう。

この問題、RSSなど使ってなんとかなりそうな気がするので、引き続きしらべてみようと思います。

ブログ

MovableTypeからWordPressに移行。しかし…。

このブログを書き始めてもうすぐ3年になるが、ブログのシステムにはずっとMovableTypeというソフトを使ってきた。しかし、V2のときはフリーだったMovableTypeもV3からライセンスが変更されて個人ライセンスは1人に制限されてしまった。シェアがとれたのでビジネスを始めたわけだ。そこでやむなく自分だけV3に移行してホスティングしている友達にはV2を使ってもらっていたのだが、それも嫌なのでやっと重い腰をあげてWordPressというPHPベースのシステムに移行してみた。

ちなみにMovableTypeなどは記事を全部エクスポートしてファイルに書き出す機能があるが、普通の無料のブログサイトはどうなっているのだろう?もしエクスポート機能がないのであれば、簡単には引越しは出来ないだろう。

しかしである。このエントリーを書くために調べたら、つい最近個人ライセンスは1人という制限は解除されたことを知る。ITmediaの記事Movable Type、個人ブロガーは「無償」にによると個人ブロガーはすべて無償とのこと。有料化することによりシェアがなくなることを恐れたのだろうが、また再び有料化されないとも限らないのでこのままWordPressで行こうと思う。ちなみに私的にはMovableTypeに比べると以下の点が異なる。

  • フリーである。
  • PHPなので、もとの記事から静的HTMLの生成作業の再構築が必要ない
  • PHPなので動的にHTMLを生成するため、アクセスの度にDBアクセスが発生するのでパフォーマンスは不利。が、しかし私のブログには無縁の話と思われる
  • スタイルをカスタマイズする場合、PHPが理解できれば簡単

全体的なクオリティーは、やはりMovableTypeの方が上だと思うが、WordPressもこれはこれで悪くないと思う。しばらく更新が止まってましたが、ぼちぼちと再開しますのでよろしくー

自宅サーバー

saitoudaitoku.com

自分の名前でドメインをとって自宅のパソコンをサーバーにして運用するという酔狂なことを始めてもう6年になる。ということに気付いたのも、ドメイン業者から「登録期限日のご案内 本日が期限です!!」というメールが来たからで、あわてて支払いをしたところだ。今までは2年づつ更新してきたが、当面やめる予定もないので4年更新にしてみた。

なんで6年前に自宅サーバーを始めたかというと忘れもしないフレッツISDNが始まったからで、フレッツISDNが当時の私にとって安価に使えるようになった初めての常時接続環境だったからである。その後、2,3年で私の環境もフレッツADSL、Bフレッツと急速にブロードバンド化した。

そういえば、インターネットがブレークし始めた1995年ころは「日本はインターネット後進国で、ゴア副大統領の号令のもと光ファイバーの設置を進めているアメリカに比べると10年遅れている」などと言われていたが、今は駅前でPSPをおまけにして光ファイバーの勧誘をしている始末である。日本がブロードバンド先進国になったのが、ソフトバンクの孫正義のおかげであることに異論がある人はいないだろう。

さて次にドメイン業者から更新のメールが来るのは4年後の2010年である。いったいどうなっていることやら…。