日記

Barcelona

これまたすごい前の話なのだが…。BLOGっていったん書かなくなると全然書かなくなってしまいますね。結局夏休みで沖縄にいったあと再びフランスのMontpellierに出張でフランスに発つ前の日の夜中にやっとホテルがとれるという悲惨なスタートだったがまあそれは置いといて。

んでフランスの最後の週末も「もう行くところもないしホテルでぐーたらするかな」と思っていたが、一緒に働いているフランス人女性に「週末は何するの?」と聞かれついサービス精神を発揮して「最後だから遠いけどバルセロナに行こうと思っているんだ」と話すと、いろいろとバルセロナでの見所や注意点を教えてもらい、月曜日に「やっぱり行きませんでした」と言うのも嫌な私は日曜日に早起きして出発。どうにかならんかね、この八方美人な性格。

バルセロナまではいつも使っている高速道路のA9を使えば一本なので道は簡単なのだがなにしろ330キロもある。休憩時間と市内に行く時間などを入れたら120キロ巡航で片道4時間といったところ。往復だと8時間だ。少し早起きして出発して高速道路をひた走る。スペインへの国境超えも以前と同じなので感慨もない。高速を降りて標識に従っているとやがてバルセロナの市街地に入っていく。赤信号で止まると7,8人の子供が交差点で待機しており、一斉に車道に入ってきて片っ端から洗剤をつけてフロントガラスを磨き始める。私の車も洗剤をかけられたが、手で「ノーサンキュー」と合図をするとどこかに行ってしまった。後からワイパーで拭くとフロントガラスがピカピカに。ラッキーだけどちょっとあせった。

市街地に着いたので車を通りすがりのパーキングに入れる。それからおもむろに地図で現在地を確認してサクラダ・ファミリアに向かって歩く。言うまでもなくバルセロナはかなりの都会だが日曜日なためかあまり人通りもなかった。あせだくになってサクラダ・ファミリアに到着。昼飯がまだなのでそこら辺にあるレストランにはいってパエリアを注文。うまい!!

いよいよ本日唯一の観光スポットサグラダ・ファミリアに。ちなみにガイドブックには次のようにある。またネスカフェのCMでおなじみの違いの分かる彫刻家が現場主任をしていることでも有名だ。

ガウディの未完の代表作として、バルセロナの象徴として世界に知られる聖堂。着工から120年を経過した今なお建設途中で、現在シンボルとなっている12使徒を表す鐘楼をはじめ、教会全体でキリストの生涯をあらわす。

入場料の8ユーロを払って中に入ってみるとなるほどあちこちに建築資材が置かれており、まだ建設途中であることを思い出させる。あっという間に一回りしてしまった。上に行くエレベーターがあるので当然乗るとしても結構な行列。先頭の人に聞いたら1時間ぐらいとのこと。とはいえ他に予定がないので並ぶことにする。ちなみにメジャーな観光スポットだけあって南フランスでは見かけなかった日本人が結構いてちょっとうれしい。

一人なので1時間はかなり長かった。おかげで列の前のカップルがいかにラブラブかというのはよーく分かったが。上に行くと待っただけあってかなりの眺めだ。隣の鐘楼も水平に見れる。上では鐘楼と鐘楼の間の渡り廊下を歩くのだが柵が結構低くてなかなか怖い。途中で中年女性が恐怖のあまり動けなくなっていた。怖い代わりに上からはいろいろな方向にバルセロナの町を見下ろすことが出来る。ヨーロッパでは景観を守るため4階以上のビルがほとんどないそうだ。そのためそんなに高くない鐘楼からでもさえぎられるものもなく町を見渡すことができた。これが日本だったらニョキニョキと高層ビルが見えるんだろうなー。

塔を降りてお土産屋で少し小物などのおみやげを買って帰路に着く。なかなか高速に乗れなくてバルセロナをうろうろと走り回ってちょっと焦りましたが、また4時間ひた走って夜にはなんとか無事にホテルに戻ることが出来ました。次回は大変な目にあったパリです。

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