自宅サーバー

引越し

この週末、近所に引越しします。このブログは台所にあるサーバーで提供されているのですが、代替サーバーもないので引越しの間、少しの間見れなくなる予定です。

しかも現在は上下とも100MBpsの光ファイバーのBフレッツのニューファミリータイプなのですが、引越し先はマンション内がVSDL接続のBフレッツのマンションタイプになる予定で、上りは30Mbps程度まで減速する予定です。この超大人気ブログを配送する帯域が足りるのかどうか心配で夜も寝れません。(もちろん、冗談です…)

それよりダンボールに荷物つめる作業、終わるのでしょうか?いつも徹夜になります。

マネー

株を初めて2ヶ月…

株を始めて2ヶ月になる。もともと米国株を$21.132ではじめ、1ヶ月で$23,652に増え現在は$24,397とこの一ヶ月は3%ちょっととあまり増えていない。というのも今週、調子がよかったGoogle株が暴落したからだ。月、火はまだ$460以上でまったくノーマーク。水、木と2%ずつぐらい下がったが全く気にしていなかった。金曜日酔っ払って帰って、それでもまだ$430ぐらいあるので油断して寝て、朝起きたらびっくりプライスの$399.46である。おまけに雪も降っていた。

なんと金曜日だけで8.6%の下落で、Yahoo Financeにリンクがあったこの記事はこのようにセンセーショナルなトーンだ。

SAN FRANCISCO (MarketWatch) — Google Inc. shares fell 8.5% Friday, the stock’s largest one-day percentage drop, a day after the search giant said that it would fight a U.S. government request to share its data as part of an effort to fight online child pornography.

どうやらこの下落は政府と戦う決意をしたのが原因のようだ。こちらのCNETの記事によると、オンラインポルノ規制法の準備のため、政府はGoogleに対してGoogleで使われた検索ワードの提出を求めているとのこと。

司法当局はGoogleに対し、同社の検索エンジンからアクセス可能なインターネットアドレスのうち、100万件の無作為抽出サンプルと、1週間の間にGoogleの検索エンジンで入力されたクエリのランダムサンプル100万語を提出するよう求めている。

またAOL、Microsoft、Yahooに対しても同様のデータの提出が求められたがこれら3社は政府に従ったそうだ。これら3社と違い、ユーザーのプライバシーを守るため政府と対決することを選んだGoogleは確かに素敵だ。が、私の懐がさみしくなるのは困りものである。

さて、前に書いたように私の運用ルールでは2%下落したらロスカット(損切り)するように決められていた。三村先生の本をはじめいろいろな株の本を読み、人によっていろいろと違うことが書いてありびっくりしたのだが、どの本にも必ず書いてあるのが「損切りは絶対に行え」ということだ。

この言葉を忠実に守って何度か下落してあわてて売っては、しばらくして売値よりちょっと高く買い戻すということを続けてみた。確かに急落のリスクを回避した上、上がり始めて安全になってから買いなおすのだからある程度の出費はしかたがない。しかし手数料もばかにならないので最近ロスカットの下限を5%にしたところである。

で、Google株である。私の運用ルールを守ると8.6%も下がった今となっては月曜日に全部売るべしである。が、ここは売るのも地獄である。再び反発して元の価格に回復したら目も当てられない。というのも急速に下がった株は急速に回復することがある、ということを最近身をもって体験したからだ。

実は、とうとう今週から日本株を始めた。任天堂株で月曜日に参戦。買値は16,000円である。その直後、ホリエモン騒動であまり関係なさそうな任天堂株にも波及して一気に15,000円割れである。6%以上、下がったのでマイ・運用ルールに従って水曜日の朝一に売却。しかし、水曜日で相場が全体的に下げ止まったので、木曜日の朝に成り行きで買い注文を出そうとしたが資金不足のため不安に思いながら15,010円で指値で注文。が、わずかに届かず注文成立せず。金曜日に泣く泣く追加の資金を振り込んで16,000円で買い戻した。という寿命が縮むような恐ろしい体験をしたばかりである。

なので、月曜日にGoogle株を売るかどうかの判断は本当に悩ましい。ロスカットの難しさは今週のSPA!の三村先生もこう説いている。

ロスカットの行為は精神的にとても辛い行為。ところがこのロスカットをしないと、さらなる損失の膨らみを招き、次の投資行動を抑制してしまうのです。
(中略)
やはりどんなに苦しくてもロスカットは断行しなくてはいけません。思った以上に損をしてしまったら「持ち直すかも」なんて甘い考えは捨てて、すぐに損切りしてください。これは何度も練習を重ねることで「機械的」にできるようになります。

しかしそれでも、まだロスカットできずに痛い目を見ていない私は、本当にできるかどうかまだ自信がない。結局、この2ヶ月で学んだことは以下のことである。

- リスク回避には金がかかる
- デイトレーダーでない私は注文は常に成り行きで行うべし
- 成り行きで買うための余剰資金をけちるな

もうひとつ学んだことがある。ぎりぎりの判断をするときに苦悩して頭をフル回転させることになるが、それがまた楽しいのである。

IT業界, 社会

GyaOを見て思ったテレビの広告モデル

最近話題になっている無料動画GyaOを試してみた。このサイト、広告を見るかわりに無料で動画が楽しめるサイトである。動画を見るためにはまずは「視聴設定」なるものが必要で、住んでいる地域、性別、生年月(生年月日ではない)、メールアドレス、職業、簡単な家族構成を入れるさせられる。もちろんどんな層が何を見ているかトラッキングするためだと最初は思った。

視聴設定が終わったら見たい番組を探す。が、最初に見る番組の選定は難航した。というのもはっきりいってあまり魅力的なコンテンツがない。いろいろ探してやっと見つけたのが、戦闘機マンガの名作「エリア88」で、全12話が見れるようだ。さっそく1話から見始める。クリックするとブラウザーの中で再生が始まるのだが、普通のテレビ放送と同じようにCMが入る。それも普通にテレビで流しているCMを使いまわしているようだ。さて本編は早送り巻き戻しが出来るが、ちゃんとCMでは早送り巻き戻しが出来ないようになっている。「む、これはバンバンCMスキップされているHDDレコーダーの天敵か?」と思ったが、GyaOの中で流れているCMがHDDレコーダーのCMだったりするのだからおそらく気にもしてないのだろう。

ここでまず気づいたことはCMに合わせてテレビ画面の横にバナーがあらわれることだ。なるほど、商品に興味を持った視聴者がすぐに商品のページを見ることが出来るようになっており、明らかに普通のテレビよりも高い広告効果が期待できる。

でもって、もうひとつ気づいたことは、見ているユーザーに合わせて最適な広告を見せることが出来るということだ。例えばトレンディードラマを配信した次の日のOLの会話。

Aさん「ねえ、ねえ、昨日のキムタクのドラマみたー?」

Bさん「ええ、見ましたよ!面白かったですよねー。で、CMのグロスちょっと気になりません?」

Aさん「(げ、私のCMはアンチエイジングの基礎化粧品だったよ…)う、うん、あのグロス、いいんじゃない?」

などといったことになるかもしれない。もちろんAさんが先輩OLである。さて、ここで使われるのが入会したときの年齢や性別などのデータだろう。マーケティングに使うだけなので個人を特定できるデータではない。だが、広告を見てクリックしたあと購入に結びついたところまで追跡して分析すると、今のテレビCMよりもはるかに効果的なマーケティングが出来そうだ。そんな手の込んだことするかなーと思ったあなた、民法の番組はすべて企業の広告費によって製作されていることを思い出してほしい。

使ってみて特に大きな不満もなくインフラとしてはかなりいけているものが出来ている印象だ。おそらくGEO@チャンネルのようなテレビとEtherにつなげるだけの端末もすぐに作れるだろう。が、いかんせんコンテンツが弱い。例を挙げるとランキングを見ると私が選んだ「エリア88」がすべてのカテゴリーの中で1位だった。

この話、もうちょっと続きます。

IT業界

VMWareによるシステム構築っていいかも

先日のエントリーにも書いたようにいまさらながらVMWareブーム到来である。さてWindowsのメインマシンでインストールしたDebian Linuxがディスクイメージをコピーするだけで、自宅サーバーのwww.saitoudaitoku.comでなにごともなかったように起動して動くのを見てふと「これでいいじゃん」と思ったわけである。

なにが「これでいいじゃん」かと言うと「システムって全部仮想マシンの上に構築すればいいじゃん」という仮説である。ポイントはいったん構成した仮想マシンのサーバーは何の変更もなくどのサーバーでも動くということだ。「install once run anyware」といったところだろうか。

まずOSとミドルウェアのインストール作業について考えてみよう。仮想マシンの場合だと、OSのインストールはインストール済みの仮想マシンのディスクイメージをコピーするだけだ。もっというとソフトウェアベンダーなりが従来のミドルウェアのインストールイメージの代わりに、ミドルウェアをインストール済みの仮想マシンのディスクイメージを配布してもいいだろう。ミドルウェアのインストールという作業が本質的に何なのか考えてみると、「OSが動いているサーバーにミドルウェアの各種ファイルをコピーしてミドルウェアが使えるようにする」ことである。従来だとこのインストール作業というのはなんというか一期一会であり各サーバーに対して一回ずつ必要だ。が、しかし仮想マシンだとこのインストール作業が再利用できる。つまりディスクイメージをコピーするだけでOSとミドルウェアのインストールが数分で完了する。またインストール作業を外注してインストール済みのイメージだけをもらうことも出来るかもしれない。

さらにシステム構築もはるかに簡単になる。例えば、アプリケーション・サーバーやデータベース・サーバーなど計5台のLinuxサーバーからなるシステムを構築する場合を考えよう。普通なら当然、本番環境のサーバーを5台用意して1台ずつOSをインストールして最新のパッチをあててミドルウェアをインストールしてというステップを地道に踏んでいく。が、仮想マシンを使うとそのへんの余っているサーバー1台の上で5台分の仮想サーバーを構築して(といっても上で述べたようにコピーするだけ)、ネットワークや各種パラメーター設定を行い、動作確認を行うところまで実機なしで出来る。動作確認が済んだらおもむろに構成済みのディスクイメージを本番環境にコピーして起動するだけである。つまり環境構築の期間が短縮できる上、実機がなくても環境構築が可能になる。

さらに運用時にもメリットはいろいろとある。まずサーバーの変更が自由自在だ。「ちょっとこのサーバーだと性能厳しいからもうちょっと速いのにしたい」とか「このサーバー壊れたから別のマシンを再構築しないと」とか言う場合も仮想マシンのディスク・イメージをコピーして起動するだけだ。さらにディスクイメージをSAN上の共有ディスクにおいておけばコピーすら必要ない。また仮想マシンはホストOSからすると1プロセスなので、動いている仮想サーバーをプロセスマイグレーションにより停止することなく別のサーバーに動かすことも出来るかもしれない。またサーバーの二重化にも簡単になるだろう。

さてずいぶんバラ色の世界に思えるが、この世界に行くためにはいろいろと課題もある。

- パフォーマンスは?(この便利さに比べたら10-30%程度の劣化は問題ないかも)
- CPUが違うと動かない、エミュレーターで動かしても遅い(x86がデファクトスタンダード?)
- マルチプロセッサーのハンドリングは?(2つ以上のCPUがあったら使えるのか?)

もちろんこういった仮想化技術はメインフレームやハイエンドサーバーでは実現されているが、Intelも仮想化技術に力を入れているしそろそろローエンドの世界にも一気に広まりそうである。こうやって書いてると近い将来システムはすべてXenなどの上に仮想サーバーとして構築されるようになる気が猛烈にしてきました。そしてきっと私がシニアになったときに若者に「昔はサーバーには1つのOSしか動かなかったもんさ」などと言って「古っ!」とか思われる日が来るのでしょうなー。

PC

30型ワイド液晶

PC Watchの記事の「デル、2,560×1,600ドットの30型ワイド液晶」」ってすごくないですか?しかも性能の割りに安いし。XGAが78万画素、SXGAで131万画素、UXGAで192万画素なわけなんですが、なんとこれは409万画素ですよ。1280×800がぴったり4枚入るわけか…。うーん。

日記

<危険!>高度な英語のいいまわし

愛読しているSPA!で連載中の鴻上尚史さんの今週のコラムに乗ってた話。劇作家で演出家の鴻上さんは役者の勉強をしにイギリスに1年ぐらい留学していたのだが(たしか留学中にもSPA!に連載していた)、「have to」と「must」の違いを最近知ったとのこと。もちろん私も知りませんでした。なんでも「have to」はほかからの強制で、「must」は自分自身の強制とのこと。というと「I have to study English this year」だと「上司からもっと英語を上達させろといわれたから今年は英語をやらんとなぁ」って感じで「I must study English this year」だと「よーし、今年は英語をしゃべれるようになってやるぞ!」といったところであろうか?そう言われるとそんな気もしてくるから不思議なもんだ。

次に最近の英会話学校のCMのように気の利いたフレーズの危険性を説いている。

「ちょっと、おしっこ」なんてときに、「Nature calls」なんて高度な表現を使おうものなら「おう、こいつは英語ができるんだ。じゃあ、気を使わなくていいよな」って思って、ビュンビュン、口語バシバシ、省略ガンガンで来るのは明らかなのです。

うんうん、これは納得です。最近CMで憶えたのが「ちょろいんもんよ」という意味の「It’s a piece of cake.」というのがある。だいたいこんな元の意味とかけ離れている言い回しを聞いただけでは、懐疑的で本当にネイティブが使っているか、またどういうシチュエーションでいうのか確認しないことにはとても使う気にならない。うかつに使って「あ?ケーキが食べたいのか?」などと言われたらしばらく立ち直れそうにない。と思っていたらMr. & Mrs. Smithという映画で最後にピンチに追い込まれたアンジェリーナ・ジョリーがかっこよく言い放っていた。「ああ、やっぱり本当にこう言うんだ」と少し安心したが、それでも使う気にならない。

例えば妄想を膨らませると、外人と仕事をしていてあわやピンチという場面だが私はなんとか切り抜ける自信がある。そこで隣の外人に不安げに「大徳、大丈夫か?」と聞かれたときに、端末から顔をあげずに涼しい顔をして「It’s a piece of cake.」と言い放つと確かにかっこいい。思わず自分に惚れそうになる。が、残念ながら明らかに私の英語レベルに見合っていないし、言われたほうもびっくりしたのち、一生懸命下げてくれていた会話レベルが急上昇間違いなしである。

なので私は相手に対して「こいつは英語が苦手で、これぐらいでもいっぱいいっぱい」ということを常に忘れさせないように心がけている(もっともこれは不要かも知れないが…)。なのでメールを書くときも、和英辞典を引いても私が知らない単語は使わないことにしている。とはいえ知らないものは知らない。例えば今日など「新年なので新年のあいさつでもつけたほうがよかろう」と思い「新年のあいさつ 英語」などとGoogleで検索してドキドキしながらコピペして送ったりしてみました。いやー、先は長いですのう。

日記

トンコツスープとオープンソース

昨年末にマンガ喫茶で見つけた面白いマンガが「ラーメン発見伝」だ。このマンガ、主人公が普段はダメサラリーマンなのだがラーメンのこととなると異常な情熱と知識を見せる点といい、ちょっとラーメン好きな同僚がヒロインなところといい、また最後のおちで上司に怒られてしめるあたり「美味しんぼ」と構成がちょっと似ている。(ただ雄山に相当するキャラはいない…と思ってたら出てきた!)

が、しかしこのマンガ、ラーメンに対する情熱と知識は本当に深い。このマンガによるとラーメンのスープにおけるイノベーションは本当に目を見張るものがあるそうだ。例えば以下は「ラーメン発見伝」2巻のトンコツ大戦争(後編)からの引用である。

九州系トンコツラーメンはトンコツ味っていう縛りがあるから、スープにトンコツ以外の材料を使う店はほとんどない。でも、縛りのない店ではトンコツ、鶏ガラ、煮干し、カツオブシ、野菜…あらゆる材料を好きなようにミックスして、独創的な味が生み出せたんだ。

なるほど…。トンコツラーメンはラーメンの進化の起爆剤となりながら、自らは時代にとりのこされてしまったわけですか。

そういえば以前テレビで最近の新進気鋭のラーメン屋はダブルスープといっていろいろなスープをミックスさせているというのを見たことがある。が、ここでふと思い出したのがWeb 2.0で有名なTim Oreillyが書いた有名なOpen Source Paradigm Shiftという記事である。彼はこの記事の中で、かつてオープンなPCのアーキテクチャー、いわゆるIBM PCを生み出したIBMがパラダイムシフトの扉を開いたのにもかかわらず実際に新しい時代の利益を得たのはマイクロソフト、インテル、Dellといった会社だったという1980年代の例をあげ、トンコツスープ同様イノベーションを起こした本人が必ずしもイノベーションの恩恵を受けないと述べている。そして同様に、今ソフトウェアの世界で起こりつつあるパラダイムシフトを引き起こしたのはオープンソースの開発者たちだが、実際にその恩恵を受けているのはYahoo!, Google, Amazon, eBayなどの会社だと述べている。もちろんラーメン業界と比べるとスケールは違うもののずいぶん似た話だと思い妙に感動してしまった。このTim Oreillyの記事、かなり面白かったのでおすすめです。長くて大変という人は梅田さんによるサマリーもあります。

で、このマンガ、このトンコツスープによるイノベーションに遭遇して老舗が味を守るべきか改良を重ねていくか悩んだりという話もありなかなか奥深いマンガなのでマンガ喫茶で読む本に困ったときおすすめの一品で私も続きを読むのが楽しみです。
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日記

あけましておめでとうございます

正月は実家に帰っているのですが、元旦は近所の尾道にある映画「男たちの大和」のロケセットを見に行きました。ロケセットは造船所にあり本物の前半分だけ再現されておりかなりの迫力だったのですが、艦橋部分がないのがちと残念でした。父親のデジタル一眼レフで写真を撮りまくっていたら、なんだかカメラマンになった気がしてきて新年早々デジタル一眼レフが急に欲しくなってしまいました。あー、買っちゃおうかなー。

今年もこの大徳日記をよろしくお願いします。

日記

今年も終わり

年末は余ってた休暇を消費するため年末はずっと引きこもり状態でした。こんなに長期に休んだのは久しぶりだったので普段はできないことがいろいろと出来てよかったです。今、実家で紅白歌合戦を見ながらこのエントリーを書いています。

まあ、ゆっくりですが書いていくので来年もよろしくお願いします。

WILLCOM

京ぽん2レビュー

さて京ぽん2を買っておよそ2週間になるので簡単にレビュー。まず電話機としての機能ですが普通の携帯電話と同程度といったところだろう。電話帳、メール、カメラ、電卓など特に不満もなく使える。前に使っていたauの機種とくらべると若干もっさりだがさほど気にならない。生活圏内で特に電波が入らなくて圏外になることもないしまあ普通の電話ですな。フルブラウザーのすばらしさにくれべればこのような瑣末なことなどどうでもいいように思う。で、あまり期待していなかったが、思っていたよりすばらしいのがフルブラウザーだ。

まずすばらしいのはどこでもぐぐれることだ。Google依存症となり、出先でネットが使えないのは非常にストレスフルな私だがもやはどこでもぐぐれる。今日もメガネを買いにZoffという3プライス制のメガネ屋に行ったのだが場所がうろ覚えで迷ってしまった。で当然のようにぐぐる。普通にZoffのホームページを見て到着。いやーどこでもぐぐれるって最高。

次に素敵なのが電車の乗り換えサイトにお金を払わずにいいことだ。auの時はどこか知らないけど毎月300円取られていた。きっとヒルズ族のパーティーで飲まれるロマネ・コンティの一滴ぐらいになっているのだろう。さて私は駅探をこよなく愛しているのだが、このサイトもフルブラウザーで無料でそのまま使える。あと、PC Watchなど普段見ているサイトがそのまま見れるのも素敵です。

さてさて最後にびっくりしたのがAjaxばりばりWebメールサービスのGmail(Powered by Google)でメールの読み書きが違和感なく出来ることだ。京ぽん2にはPOP3経由でインターネットメールをとってくる機能があるのだが、Gmailが読み書きできる以上今後使うこともないだろう。

でもまあフルブラウザーなんてFOMAやWINでも使えるでしょうという意見も当然あるのだが、こここそマイクロセルを使っているWILLCOMの強みである。今のところ使用パケット数は2週間でだいたい6万パケットちょっとなのだが、10万パケットまでは1,050円の「データ定額」に加入しているので1,000円ちょっとというところだろうか。10万パケット使うと他のキャリアだと結構お高くなってしまう。詳しくはこちら

さてWILLCOMの契約者数も順調に伸びていてこの12月で1998年のピークをこえて過去最高になったとのこと。ますます今後が楽しみです!!

マネー

株はじめて一ヶ月

株を始めて大体一ヶ月になる。米国株オンリーだが、持ち株会の株を売却した資金$21.132で始めたところ今日の段階で$23,652になっているので約12%増えたことになりなかなか上々だ。米国株の市場は日本時間の11:30にオープンなのだが毎日楽しみで、なんとなく子供のときに好きなアニメが始まる時間のようである。

そもそも私が株を始めるきっかけは週刊誌SPA!(毎週購読中)で偏差値45の大学に通う普通の大学生が、お年玉と親に借りたお金の合計70万円が3億円になったという三村君の記事にものすごく興味を持ったところから始まる。最初はたまたま読みがあたったラッキーな人ぐらいに思っていたのだが、たびたびSPA!に登場する記事を読むにつれ、「もしかしたら誰にでも出来るのではないか?」という好奇心がむくむくと芽生えてきた。この三村君が3億円稼ぐまでの軌跡は、平凡な大学生のボクがネット株で3億円稼いだ秘術教えます!という本にあるので買って熟読する。ちなみにこの本、株の話だけでなくお金が入ったときに彼の行動なども楽しめる。なんかいい感じです。

- 登山部の夏合宿をさぼって7,000万円突破
- 1億円突破記念でデジカメ(4万円)購入
- 1億5,000万円突破でビックカメラの歳末セールでロレックス購入
- 就職活動で証券会社の説明会に参加するも学歴であきらめる
- 2億4,000万円突破で元彼女と東名を走りたくてフェアレディZ購入

さて私が尊敬してやまない三村君(三村先生?)は最近SPA!でも連載しているのだが、とにかく繰り返し強調しているのが損切りの大切さである。いわく「買値からの下落率が2%を超えたら売るべし」とのこと。私もこれを実践して少しでも下がったら容赦なく売ってまた上がり始めたら買いなおすようにしている。私が使っている楽天証券の場合、売り買いで$30づつ合計$60かかってしまうがこれは勉強代だと思って気にしないことにしている。他にもいろいろと株の本を読んで決めたとりあえずの私の戦略は以下のようなシンプルなものである。

- 長期的に右肩上がりに上がっているハイテク銘柄をいくつか購入
- 下がったらすぐに成り行きで売り別の上がり続けている株に乗り換え
- ナンピンの代わりに上がっているときに買い増しはする

現在、売り買いしているのがグーグル、CRM(salesforce.com)、アップルの割とベタな3銘柄だが基本的にはどれも上がっているので儲かっている。私の戦略の欠点は長期的に上がり続けている株が必要というまったく虫のいいところである。上がり続けている株がなくなったらまた考えましょう。

思うに株の面白さは、戦略の立案→実行→評価が成功報酬付きで簡単に出来るゲームとしての面白さに尽きると思う。そのうち飽きるかもしれないが、いまのところかなり面白くてはまっています。

日記

アップル受難

どうも最近、アップルと相性が悪い気がする。どう悪いかというとこんな感じ。

- 中学のとき「スペルがappruでなくappleなのか?」と寝ずに悩む
- 出張で日本発売前のiPod miniを買おうと探しまくるも売り切れ
- 調子よく儲かっていたアップル株が下がりあわてて売る
- 会社の忘年会のビンゴゲームで酩酊して目玉景品のiPod nanoを見逃す
- 愛用していたiPod shuffleが壊れる

でもでもiPodはすばらしいと思うしAppleも好きです。なので今日壊れたiPod shuffleの代わりにiPod nanoを買ってきました。ネックストラップがないのでとりあえずラバーケースも一緒に購入。

アップルが作り上げたiPod帝国についての分析は元麻布氏のAppleが作りあげたiPodのエコシステムが秀逸である。またソニーがいかに後塵を拝しているかについてはソニーの「沈黙」3――血祭りになったヤラセ「体験日記」を読めば胸が痛くなるほどわかる。でもでもやはり日本人としてはソニーをはじめとする日本の会社にがんばって欲しいと思う。

エクスペリエンス

アマゾンとリアル本屋のビジネスモデルについて

今年になってからブログで紹介されている本を買うことが実に多い。多くの場合ブログからアマゾンへのリンクがあるのでいったんウィッシュ・リストに入れておいてある程度たまると注文している。アマゾンのアカウントサービスで過去1年で買った本をみると13冊中すべてがブログなどインターネットで紹介されていた本だった。ちなみに「あわせて買いたい」で買うことはあまりない。

それに対してリアル本屋(造語かも知れないが誰しも意味は分かると思う)で買う本はほぼすべてがブラーっと立ち寄って手にとってパラパラと中身をみて「ほう、これはいい」と思った本だ。以前、立花隆の本かなにかで「本屋で手に取った本はお前と縁がある本だから一期一会だと思って基本的に全部買え!」という過激な発言を読んだことがあるが、そうはいかないまでも深く考えずにさくさくと買っている。でなにが言いたいかと言うと、

- アマゾンで買う本はブログで紹介された本で中身は1ページも見ずに買う
- リアル本屋は中身をちょっとみて良かったら買う

という住み分けが完全に行われているということであり、おせっかいな話だがそれぞれまだ売り上げを残す余地があるのではないかということである。とはいえアマゾンではすでになか見!検索なるものを始めている。このサービスは本来は本の中身まで検索対象にするのが目的だが立ち読み的なことも出来る。実際、購入履歴のあるアカウントでログインして頭がいい人、悪い人の話し方という本のページで「サンプルページを閲覧」をクリックすると最初の何ページかは読むことができ、上で指摘したホワイトスペースに食い込もうという姿勢が見られる。

それに対してリアル本屋はせいぜい端末で検索が出来て「その本は3Fにあります」などと言われて途方に暮れるものがほとんどだ。また店員に聞くという手もあるが、多くの場合店員がうろうろと一生懸命探してくれて最後は申し訳なさそうな顔で「お取り寄せになります」とか言われ、色々な意味で胸がいたむ結末になることが多い。(もちろん、探している本がハリーポッターの新作とかならこの方法で問題ない) 

で、私があったらいいなーと思うサービスとしてはインターネットでウィッシュリストに入れておくと近所の本屋で在庫があるところが表示されさらにその店のどこにあるか、例えば棚に番号を振りその番号といった情報まで教えてくれて、さらにそれを携帯メールに送ったりするといったものだ。リアル本屋がアマゾンに絶対負けないアドバンテージは「実物を見れて、気に入ったらその場で買うことができる」ということに尽きる。このアドバンテージを生かしてインターネットで紹介された本をリアル本屋で買わすよう仕向けない手はない。私の勝手な希望としては2010年ぐらいまでにはそれぐらいはして欲しいものである。ちなみにレジで「この本を買った人はこの本も買ってます」とか言われるのはノーサンキューである。

WILLCOM

WILLCOMの料金プラン

直前のエントリーで書いたように意気揚々と「これ下さい」とヨドバシカメラの店員にいったものの料金プランについて聞かれたときにはたと思いとどまった。WILLCOMのすばらしさとして月々2,900円でWILLCOM同士なら通話が無料な定額プランがあり、このすばらしさについて日々頼まれもしないのに他人に熱く語っていたのだが、私にはお得になるほど話すWILLCOM友達がいないということにはたと気がついた。

定額プラン自体ははすばらしいのだが私には何のメリットもなく、明らかに普通の無料通話がついてくる○○パックにするほうが賢明だろう。が、ここで定額プラン以外にしてしまうと何のために乗り換えるのか分からない(すでに分からなくなっているが…)。というわけで定額プランにしました。ま、定額プラン専用のオプションで1,050円で10万パケットがついてきていくら使っても上限のある「データ定額」もつけたから一応理屈は通っているのですが。

WILLCOMのホームページで料金シミュレーターがあるのでぜひぜひ試してみてください。ちょっと安くなりますよー。

WILLCOM

京ぽん2はじめました

WILLCOM新端末だがタイミングを逃したのでじっくりとレビューを見て買おうかと思いいろいろ調べて京ぽん2にしました。デザイン的にはWX310SAの赤黒がベストだったのですがこのレビュー

これらの機能は同時期に発売された「WX310SA」よりも不満点が少なく、快適に操作できる。またBluetoothへの対応は、音声通話定額の「ウィルコム定額プラン」や、各モバイルデータ通信が定額となるプランの利用によって料金を気にする必要がなくなり、気軽に通話やモバイルデータ通信をワイヤレスでできる。

あたりが決め手で京ぽん2に決定。色はノーブルピンクをチョイス。私はスタパ齋藤クラスのオレンジ好きだがいまいちインスピレーションが沸かないのでまったくノーマークだったノーブルピンクにとたんばで変更。感想などは追ってレポートします。

ゲーム

METAL GEAR SOLID 3: SNAKE EATER

最近、発売日(去年の今頃)に買ったくせにやってなかったメタルギアソリッド3を初めて夜な夜なやりやっと終わりました。いやー、めちゃよく出来てますねー。日本の映画は世界市場で苦戦してますが、このゲームのクオリティは胸をはって世界に誇れると思います。詳しくはこのレビューを参考にしてください。

もしスパイ映画好きでPS2を持っていたら必ずやるべきです!!感動のあまりMETAL GEAR SOLID3 SNAKE EATER ORIGINAL SOUNDTRACKをアマゾンで買ってしまい、さらにMETAL GEAR SOLID 3 SUBSISTENCE(初回生産版)まで買おうかと思っています。

PC

VMWare Player

最近、coLinuxというエントリーでWindows上でLinuxが手軽に動かせると喜んでいたのですが、同僚のN哉さんに教えてもらった本当に無償で使える「VMware Player」を試してみるとあっさりWindows上の仮想マシンにDebianのインストールして、しかもその仮想マシンをLinux上で動かすことに成功。うーん、あの苦労と熱狂はなんだったのか。ま、そのうちこの方法も使えなくなるのかも知れないので様子見ですが。

マネー

ヨドバシのポイントの秘密

前、沖縄にいったとき居酒屋で議論したときの話。たとえばヨドバシカメラにいって1万円(税込み)の小物を買って10%のポイントがついて千円もうけた気になるが本当に千円の価値があるのか?ヨドバシの店頭表示価格ってポイント還元されることが前提で若干高めに設定されている。なのでなんとなく実際の価値は千円よりすこし少ないのでは?と感じていた。ユーザーからすると最初から9千円で売っているヤマダ電機の方がいいのでは?

で、ビールを飲みながら1万円の小物を買って次回は9千円で買ってその次は9,100円で買ってとかの数列でn→∞にすれば計算できるとか話していたが、よく考えると簡単である。1万円のを11個買うことを考えればいい。ヨドバシの場合、10万円で10個買ってポイントがちょうど1万円で11個目は無料である。一方、ヤマダ電機で11個買ったときの値段はは9万9千円となるので、同じ10%還元ならヤマダ電機のほうが1%お得という結論。いやー、ポイントカード考えた人頭よさすぎです。

マネー

マネーブーム到来(いまごろ?)

世間では株ブームらしい。最近、軽い気持ちで始めたのだがまさかこんなにはまるとは思いませんでした。今までお金にたいして無頓着でしたが、これをきっかけにいろいろと勉強しています。

まずは最新版 投資戦略の発想法なる本を買ってみて読む。ちなみにこの本の作者の木村剛氏は「週刊!木村剛」というブログも作っており、この人の言うことはけっこう好きなので買ってみた。こんな感じでブログがきっかけで本を買ったり、講演を聴きに行くことが最近結構あったりする。で、この本によるとによるとまず自分の資産がいくらあるか調べろ、また今の世の中何があるか分からないので2年間収入がなくても生活できる生活防衛資金はとっておけという。で、自分のことを考えてみると資産がいくらなのかもよく分からないし、2年間の生活費と言われても毎月いくらかかっているかもわからない。よくよく考えてみると毎月いくら使っているのか分からないのはいい年してかなり問題である。

そこで早速前から気になっていたMicrosoft Money 2006 書籍付き版を購入。最近の銀行やクレジットカード会社は電子明細に対応しているのでこいつに計算させようというもくろみだ。若干コツがいるもののなんとか10月分の収支が判明。この場合、クレジットカードの使用は10月分に引き落としがあった分ではなく実際に使った分が計算されるのがポイントである。で、このソフトが勝手に作ってくれたレポートによるとわずか3,000円のプラスらしい。ということはもらった給料全部使っているわけか。いや、それがだめなのはよく知ってます、はい。

現金の使用分に関しては入力はしないので基本的に現金を使った分はすべて「現金引き出し」という費目にしてそれ以上補足していない。これをするにはかなり手間がかかるだろう。なのでクレジットカードを使えば使うほど補足率が上がるわけど、2,000円以上の支払いはすべてカードで払うようにしている。ちなみに使っているクレジットカードはヨドバシカメラゴールドポイントカードIC eLIOである。このカード、ヨドバシ以外での使用にも1%のポイントがたまる。普通のカードの商品券への0.5%程度の還元であることを考えると驚異的だ。つまりおしゃれなレストランでの支払いもアマゾンへの支払いもそしてそしてヤマダ電機での支払いですらヨドバシポイントゲット!!ああ、素敵すぎます。ちなみにヨドバシで買った場合も今はキャンペーン中なので11%還元。あと電子マネーのeLIOとEdyもついてます。ただ限度額が30万とかなのでメインとして使うには海外にいったときなどはちょっときついかも。

ちょっとしばらくはマネーねたが続く予定です。

PC

PSPで動画を見る

1GのメモリースティックDUOが近所のレンタルビデオ屋で1万円切っていたので買ってみた。探せばもっと安いのもあるだろうが電車代ぐらいだろうからよしとしよう。もちろんこれでPSPで録画したテレビ番組を見ようというもくろみである。今まではPSPのバリュー・パックについてきた32MBのを使っていたのだが、これだとゲームのセーブデータには十分だがMP3は2,3曲しか入らないし動画なんて夢のまた夢である。

家で使っているカノープスの録画ソフトのFEATHER2005は、オプションで「MPEG4変換キット」が提供されており値段も1000円と手ごろなのでオンライン購入してダウンロードしてインストール。さらにPSPに対応するためにFEATHER2005 V.8.17Betaに更新する。

さっそく録画したばかりの「ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!!」を変換する。FEATHERから変換を指定するだけなのでこれはとても簡単だ。元の動画はMPEG2の30分で1.4GByteだったのがMPEG4にすると100MBぐらいになってしまった。変換にかかった時間は体感で大体15分くらいだが予約録画時に自動的に変換もできるのでさほど問題ではないだろう。さて変換された画像をパソコンで見てみると14分の1になっているだけあってかなり画質が落ちていた。

ともかく、PSPをUSB接続して特殊なディレクトリにコピーする。方法はこのあたりを参考にする。あとはPSPのメニューから動画を選択すると普通に見れた。ちょっと感動。画質の劣化も画面が小さいのでほとんど気にならない。30分で100MByteということは1GByteだと5時間程度入るはずなのでまあ十分か。今度電車でテレビ番組見てみよう。